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硬券0035 北鮮のバス駅

北鮮のバス駅

日本統治時代に狭軌私鉄でありました鉄道区間(大正10年までに開通の沙里院~信川)は、大正12年に他の私鉄と合併し、
朝鮮鉄道黄海線(現在の長淵線)となりました。

その後、路線を西進させ、昭和4年に水橋駅まで、昭和12年になって長淵へ到達させました。

下の切符はその全通前の硬券です。

171北鮮バス1

昭和8年 A型硬券 黄地紋 一般式 並等  自動車汽車連絡

この時代は、長淵~水橋はバスに乗り、水橋から朝鮮鉄道へ連絡させたものです。
ただバスが国鉄バスのような直営のものか、他の事業体によるものかは分かりません。
一見、上級色に思えましたが、並等であれば多分通常は3等相当を意味するものと思います。異級表記もありませんし。

この4年後には、長淵駅まで鉄道が開通して終着駅となります。

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