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硬券0074 水郷観光交通

水郷観光交通

この会社名で船が運航されたのは、昭和27~40年までです。
昭和40年にバス部門だけに戻り、その後自社事業の会社との合併で
日本水郷観光自動車に。
また平成10年には他社と合併して、関鉄観光バスになっています。

ここの硬券は、水郷汽船と同じような切符が主ですが、バスの方がどうだったのかは分かりません。

昭和33年 B型硬券 青JPRてつどう地紋 矢印式

佐原付近は狭い水路になっており、のちには閘門までの運行として、国鉄バスの駅と連絡させました。
この切符自体は社航路内のもので、のちの再分離後の水郷汽船も様式の発端でしょうか。


さて、次の切符はちょっと疑問が残ります。

昭和32年 B型硬券 赤GJR地紋 3等 補充片道券  国鉄連絡運輸

この切符は、実は裏面は「水郷汽船」です。年号がが昭和32年ですから水郷観光交通時代なのですが・・・GJR鉄道省地紋で260円50銭で昭和32年はないでしょう。初代水郷汽船時代末期の着札券に後に日付を入れただけではないのでしょうか。銭の単位の使用期限は昭和28年が最後のはずですし。

以上です。

その他面白い券は、他所のお方のブログでもご覧いただければ、と思います。

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