How to my DTM pt.1-マリ箱のリミックス-
DTMを始めて気づいたら結構経ってました。前回の記事から時間が空いてしまいましたが、せっかくなのでアウトプットしておきます。今回は自分が作った特定のリミックスに焦点を当てて、メモ書き程度ですがどういうプラグインorサウンドパックを使っているか情報共有します。参考になれば幸いです。多分DTM初心者向けの記事です。
対象曲
曲(Track): I'm Your Treasure Box *あなたは マリンせんちょうを たからばこからみつけた。
アーティスト(Artist):宝鐘マリン(Marine Houshou)
のリミックスです。ありがたいことにホロライブ公式のリミックスピックアップのプレイリストに入れてもらえました。
素晴らしい原曲はこちら
各種ストリーミング: https://cover.lnk.to/ImYourTreasureBox
プラグイン
ウワモノ音源
VPS Avenger
イントロからポコポコ鳴っているPluckはこれのファクトリープリセットです。
Xfer Serum
ビルド(フック)から入るpluckっぽいコードやらドロップでアクセントに入るSawコードシンセで使ってます。
Vir2 Electri6ity + IK Multimedia Amplitube4
Verse1で少しブリッジミュートで鳴らしてるだけ。
ベース(GROWL含む)
Spectrasonics Trilian
変な表現ですがベースの高音成分にストリング感(金属感?)を出すために使っています。基本的にSerumとレイヤーして鳴らしてます。
Xfer Serum
ダッキングのかかったブチブチ言ってるベースやグロウルベースだったり1:55から鳴るベースだったりただ単純にサブベース鳴らすだけだったりと複数立ち上げて使ってます。
Loopmaster Bass Master
1:05ぐらいからなってるベース。セールの時に安くて買ってみたところ、太いサブベースとして使えるプリセットがあったのでこういう音が欲しいときは時短目的で挿します。
Reveal Sound Spire
2:59から鳴ってるウニョウニョいってるベースがこれ。ファクトリープリセットです。
リズム
FL Studio付属音源
Black Octopus Leviathan Sample Pack Vol.1-Vol.3
キックは複数のサンプルをつなぎ合わせたりエフェクトで調整したものを使ってます。Black OctopusのLeviathanシリーズは定期的に激安セールが来ます。EDM系であれば殆どこれでいいのでは?って感じの音が多いのでSpliceでちまちま集めるよりは、すぐ引っ張れるサンプルパックとして持っておき、他の欲しい音はSpliceからダウンロードという使い方が最近のスタンスです。あとFL Studioの付属音源も割とバカにできません。個人的には909 OH(オープンハイハット)の音の華やかさが好物で昔からかなり多用しています。
基本的にハイハット、スネア、各種シンバル、タム、パーカッションは事前に加工はせず、そのままロードして曲ごとに後付けでエフェクトで味付けという感じです。
Output ANALOG BRASS & WINDS
インパクト的に使っているブラスはOutput ANALOG BRASS & WINDSで作ってます。この使い方は正直コスパ悪いですが音がいい気がするのと音作りの面で扱いやすいので気に入っていますが、難点はクソ重い点です。立ち上げるときは「頑張れ〜!」って画面を見つめてます。
ちなみにですがワイドな音になる印象があるため、真正面から来るようなブラスにしたい時はモノ音源に書き出してから使うこともあります。
Spliceから
リズムではないですがサックスもSpliceから引っ張ってます。
その他
Celemony Melodyne
ボーカルピッチ補正ソフトですが、Spliceから入手したサックスのサンプルのピッチとタイミングを曲に合うように調整するのに使っています。持っていると何かと便利ですね。
ミックスダウン・マスタリング系
fabfilter Pro-Q3
fabfilter Pro-C2
ここら辺は定番だと思いますが、Pro-C2と他のコンプの使い分けは時短したいときは視認性のいいPro-C2を選んでます。
fabfilter Pro-R
fabfilter Timeless2
音作りからセンドリターンの空間処理トラックに使ってます。
Xfer OTT
説明不要と思いますが、前に出したい音のラウドネスを上げるために使用してます。
SSL Native Bus Compressor
バストラックとマスタートラックに挿してます。
Waves CLA-2A
気持ち音が暖かくなる気がして、そういう音が欲しいときはこれを挿してます。
iZotope Ozone9 imager
音像を無理やり広げるために使ってます。主にウワモノのバストラックとマスターに挿してます。
XLN Audio RC-20
イントロからVerse1の間にボーカルに掛けて少し変化を感じる様にしてます。
Oeksound sooth2
ウワモノとマスタートラック及び耳に刺さるなと思った音源のトラックに挿します。マスターでは中音域の掃除にも使っています。
Image-line Vocodex
Verse2のボーカルに掛かってます。
Image-line Fruity Love Filter
1:27で入ってくるドラムに掛けて徐々にカットオフを開いていってます。ローパスフィルター的な使い方で、カットオフノブを動かした時の独特な音が好きです。SoundSpot FAT 2もフィルターとして頻繁に使ってます。
Duck
ベースのサイドチェーンダッキングに使ってます。
Bute Limiter2
セールで安くなってた時に買ってなんとなく使っているので良さは理解してません。ヘッドルーム確保のためにキックのピークを少し削るのに使ってます。自分の使い方ではこのプラグインじゃなくてもいいと思います。
まとめ?
とりあえず上記プラグインがあれば基本的に私の楽曲の音は再現できます。音作りが下手なので複数のシンセに跨って音作りをしてますが、上手な方はSerum一本でいけるんだろうなと思ってます。
ちなみにですが、当然各音源にはEQ等を掛けているのでファクトリープリセットを使っているものもそのままの音でミックスされているわけではないので、その点は留意していただきたいのですが、基本的にはウワモノはローカットとか、自分の好みで目立たせたいインストの美味しいところが他のシンセと音を被らないような処理とかそういった処理がメインなので、難しいことはしていないつもりです。
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