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ゴール世界の自分、そこが起点

プロのコーチに、おれはなる。

現在、マリオの鳴き声みたいな名前の、Web系IT企業でソフトウェアエンジニアをしている、ふじです。
僕は、2022年2月からMindsetで認知科学コーチングを学び始めました。

コーチングの門を叩いたのは、さまざまな出来事のタイミングが重なったからです。
中でも大きかったのは、転職と大学時代の先輩にコーチングセッションを受けたことです。

2021年1月、それまで勤めていたITコンサルティング企業を卒業し、Web系のIT企業に転職しました。
事業会社に転職したのは、顧客の声や行動が目に見える形(マクロ寄り)で、自分が提供するサービスの行く末を見届けられる場所で働きたい、そう思ったからです。

僕は、最初からソフトウェアエンジニアを目指していたわけではありません。
元々は高校生の時に興味を持った経営学を学んでおり、経営戦略の研究をしていました。そして、今でも経営学や経済学(最近だと行動経済学)に興味があります。
高校生から現在までの話を書くととても長くなったので、それは別に切り出しました。こちらです。

大学院時代のシミュレーション研究をきっかけに、自分が使っているシステム(ソフトウェア)が動く仕組みを知った上で、事業提案できる存在になりたい、実装力を伴った提案をできるようになりたいという思いがあり、経営学からソフトウェアの世界に足を踏み入れました。
一区切りつくまでと考えITの世界に飛び込んでみて、その分野の広さに向き合って初めて、ソフトウェアエンジニアリングを軽くみていたと痛感しました。
設計でデータの動線を考えることは楽しい、どうやったら効率的にデータ取得できるのかを考えながら(アルゴリズム)実装に落とし込むのも楽しい、ソースから実装者の意図を汲み取るのも楽しい(なぜならソースコードがアートのように感じられるから!)、でも自分がしたいことはそれだけじゃない気がする、そんな毎日でした。
そんな思いが募り、もっとエンドユーザに近い場所で働きたい思いが強くなってITコンサルティングから事業会社に転職したものの、仕事の内容は変わりません。
その理由は、自分が考える職業機能と世間一般のソフトウェアエンジニアの間に乖離があったからだと思います。

自分の考えるソフトウェアエンジニアは、システムの設計と実装を行う人じゃなくて、顧客価値の設計と実装を行う人、だと思っています。
そして何より根深いのは、今の自分を起点に研鑽を積めばいつかそんな機会がどこかから降ってくる、そんな受け身な姿勢でいたことだと思いました。この考え方がどう問題なのか、それは今後投稿するコーチング理論で説明します。

転職して自分の時間が増え、自分が本当にしたいことってなんだっけ?を自問する中、大学の先輩が募集していたコーチングセッションを受け、自分も周囲の人ももっと能力発揮できるはず!やりたいことやって生きていきたい!そう考えるようになりました。
ちょうどその頃一人の時間が増えたことが後押しとなり、動画を見て衝撃を受けたMindsetの認知科学コーチングを受講することを決めました。人間の認知を計算論的アプローチで科学していることも面白いと思った要素の1つです。
職場で毎日定型作業に疲弊していくメンバーを見て、一緒に働く人たちの能力をもっと引き出せる存在になりたいと思ったのも理由の1つです。

いま、認知科学のコーチングを学習・実践し始めて5ヶ月が過ぎようとしています。
今の僕が認知科学コーチングを学ぶ動機は、入学当初とは少し違います。
自己啓発のためではなく、自己変容のためにコーチングを学び、そして、その先のために実践しています。

冒頭で、「プロのコーチに、おれはなる」と、どこかの海賊王みたいなことを書きましたが、"プロコーチ"というラベルを胸に貼ったら完了ではありません。ラベルが本質でもありません。
自分が未来世界でやっている行動の1つを端的に表すとしたら"プロコーチ"だったというだけで、本質は"人の人生を何段階も押し上げ、らしさ100%でらしくない人生を実現するための応援をする"です。

非言語で応援する存在として、自らもらしさ100%でらしくない人生を実践していきます!


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