好きなアイドルが卒業しました。

こんにちは。

誰かがこの文章を読んでいるのか、この文章に興味があるのか、そんなことを思いながら心に溜まった沢山の思い出たちを吐き出していこうと思います。

初めてこんな公の場で長ったらしい文章を書いていきます。ふぅ。(@FuHM103)と申します。

これは1人のまだ無名だったアイドルとの出会いから卒業までを描く私の記録と記憶です。


※ 追記 

芸能界引退ではなくなったので少し意味合いが変わってくるかもしれません。


・この文章を書こうと思った経緯

2021年5月31日18:00

ラストアイドルファミリー公式が1つのお知らせツイートをしました。

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この2人のうちの1人、『長月翠』が私の推し(推しというのは恥ずかしかったので"すきぴ"と呼んでいました)でした。5月17日に21歳の誕生日を迎え前日にはオンライン会で話したばかりでした。

2012年頃からももクロをきっかけに、2013年から私立恵比寿中学のヲタク(推しは柏木ひなたさんです)をしてきた私にとって初めて経験する『推しの卒業発表』でした。

(詳しく遡ればももクロ有安杏果さん推しだったので初めてではないのですが、早めに現場を離脱していたので)

残された時間は2ヶ月。

何ができるか?と考えました。心が落ち着かなかったんです。何かしていないと。理解はしているつもりだけれど頭が追いつかなかったんです。現実逃避ですよね。そのためにこの文章を書こうと思いました。何かで表現したかった。元々書くことは好きですが上手い自覚はありません。語彙力もありません。でもただ心の内を曝け出したい、そういう経緯で今(6/21)この文章を打っています。


・出会い

2015年8月29日 @JAM EXPO2015 に私立恵比寿中学を観るために友達達と横浜アリーナに居ました。エビ中のライブが終わりぶらぶらと歩いていた時に「写真撮りませんか?」(この辺は正直曖昧ですがそんな感じ)って女の子2人に声を掛けられたんですよね。それがオープニングシスターズの長月翠ちゃんと山田なつみちゃんでした。最初の印象は『女ヲタに声を掛けられた』です。アイドルだと思わなかったんですよね。話してるうちに駆け出しのアイドルだとか他にもメンバーがいるとかまあとにかくいろんな話をしました。当時私の服装は真オレンジで奈良県民とでかでか書いた若気の至りのようなスタイルだったわけですがよく気さくに話しかけて貰えたなと思います。(友達は真紫でしたし)他にメジャーなアイドルからコアなアイドルまで会場内の至る所でパフォーマンス曲が行われている中、私たちは2人と話していることを選びました。それくらい楽しかったんですよね。結局その日エビ中のライブだけを観て会場を後にしました。


・ライブを観に行ったのは1回きり

古参っぽく書いてますがちゃんとライブを観に行ったのは2016年12月13日の秋葉原のアイドルフェスみたいなやつ1度きりです。しかも前日夜勤明けでエビ中ライブ→飲み会で朝起きれなくてワンステージ観れただけ。それでも会場入りで顔合わしたこと、歌が上手いと知れたこと、実は現旦那も一緒にその現場にいたこと。なんだか照れ臭くて目を伏せた記憶があります。THE地下アイドル て感じのイベントに行ったのはこれが最初で最後です。


・じゃあなんでそんなに好きになったのか?

地下アイドルのために遠征するって当時のうちの考えでは「ない」ことだったんですよね。それにエビ中を追いかけるだけでも必死だったし柏木ひなたさんより(もしくは同等のレベルの)好きな人を作りたくないという理由もありました。きっとこの時から少なからず自分の未来に影響してくる人だと本能で察していたんだと思います。イベントもライブも行ってないのに好きになるはずない、と思いますよね。それがどんどんハマっていったんですよ。ほぼ毎日Twitterのリプでやり取りしてたから。一緒にハマったヲタク達複数でやり取りしたり、その日初めてのツイートが自分へのリプだったり時には誕生日お祝いリプが直接来たり。地上のヲタクでは経験することないことばかりでとにかく毎日楽しくて日課になっていました。

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この言葉と「ひなたちゃんの次に好きでいて」と言われたことがこの先6年好きで居る理由になります。

まあとにかくズブズブで後にグループ解散からラストアイドルになるんですけどずっと好きでいるきっかけはSNSでした。


・人生で経験することない

2016年12月4日 大阪で撮影会があるということで参加はできないけど会いに行こうと思うわけです。出待ち的なやつですよね。今思えばこれが許される現場でした

久しぶりに会えるってことでもおドキドキで。「中学生にプレゼントって何が良いと思う?」って友達に相談してとりあえずクリスマスプレゼント買いに行きました。店員さんに「恋人にですか?」って聞かれて思わず「はい!」と答えてしまうくらい浮かれていました。そして阿波座へ。私の中の聖地です。雨の中待ってたらメンバー、ファンの人たちと出てきてミーティング?みたいな締め挨拶をしてるのを遠くから眺めていました。今更罪悪感みたいなもので会うの躊躇ったんですよね。そしたら優しいファンの人が気付いてくれてなんだかんだあってお願いしますって言われ???となってたら電車で帰るの私とたそ(出会った時みーたん→みーたそ→たそと呼んでと言われて以降ずっと"たそ"と呼んでいます)だけで。何話したとか何も覚えていないんですけど唯一覚えていることが送り届けた乗り換えの駅の改札前で持ってたキャリーとか荷物を全部置いて両手で握手をしてくれたこと。今でも不意に思い出すシーンです。そして「またね」って別れました。忘れられるわけがないエピソードです。


・ラストアイドル

とある日何気なくTwitterを見ていると「5000人の応募の中からラストアイドル暫定メンバーが決まった」みたいな記事を見たんですよね。その中に『長月翠』が居て。凄いの一言に尽きました。ラストアイドルの説明はまあとにかく言葉で伝えるのも大変なので調べてもらえれば嬉しいのですが(もしくは今度直接お話します)テレビ朝日でレギュラー、デビューをかけた入れ替えバトル。まあそんな感じで過酷なものでした。結論から言うとたそは1回入れ替えバトルに負けるんですよ。(余談ですがこの放送の時私は友達とスパワールドに居てお風呂上がって大広間のテレビで長月翠が負けたシーンが流れていてそこからの記憶はありません。そして今の今でもその回は観ていません)で負けたメンバーでユニットを結成されたのですがそこで"シュークリームロケッツの長月翠"が誕生します。けれどなんやかんやでラストアイドルに戻ることも出来て(この辺りも色々あるので調べてください。もしくはk…)ラストアイドルとシュークリームロケッツの兼任になるんです。唯一無二の存在です。


・再会

2018年3月19日 タワーレコード渋谷

いよいよ会いにきました。何故?て思いますよね。少し前の放送でユニットバトルをしていてその時のラストアイドルでもシュークリームロケッツでもあるたそを観ててなんか居ても立っても居られなくなったんです。どうしようもなく心が動かされたというか衝動に駆られました。無性に会いたくなりました。今までは毎週テレビで観られれば十分だったものがちゃんと応援しなきゃ!って思ったんです。対面すると決めたものの2年もの空白の時間があったので忘れられてないかという不安と会いに行かなかったことへの後ろめたさがありました。

当時のレポです

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結果としては長月翠は長月翠のままでした。

余計な心配なんて何もいらなかったんですよ。うだうだ考えてる時間があるならさっさと行動に移すべきでした。この2年で変わったのは自分だけだったんですよね。まだこの時は生歌じゃなかったのでライブというよりはたまに接触でお話しに行こうと思うようになりました。


・きっかけ(ラストアイドルの現場編)

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2018年7月28日@あべのキューズモール

夏Sに行くのを辞めた私は仲良いヲタクと遊ぶことになっていたのですがリリイベにシューロケが追加された!ってことでお願いして一緒に観に行ってもらいました。(わがままによく応えたもらえたなあと)

で、2度目のきっかけが起こります。ライブ終わりの接触でぐいっと引っ張られて耳打ちされました。内容は伏せますがその一言で心を奪われ「こんなに信頼してもらえているのか」と自惚れました。ほんの一瞬でまた魅了されて1から関係性を作り直したいってもっと"ヲタク"したいって強く思いました。

きっと夏の暑さが、出会いの夏がそうさせたんだと思います。心が浮き足立って帰りにICカード落としたのも昨日のことのようです。


・1人で乗り込んだTIF2018

ヲタクと名乗りながら特に幅広くアイドルが好きなわけでもアイドル文化に詳しいわけでもない"自称"アイドルヲタクな私ですがモチベーション大爆発なので乗り込みますよね。TOKYO IDOL FESTIVAL。そこでちゃんとシュークリームロケッツの接触を経験しました。3回買い増しして9ループ。他2人と話してるのをたそに茶々入れられて邪魔されたり3対1で話したり幸せな時間でした。9回のループでシューロケのヲタクがここに誕生しました。ステージで輝く3人の姿を目に焼き付け出会った当時のヲタクと一緒にライブを観てその日を終えました。

この次の年のTIF2019にも一人で乗り込んでました。少し前の握手会で「1回で良いから来て欲しい」と言われ単純な私は行くことを決意。どちらかと言えば接触厨なのに唯一行ける日だけ接触がなかったのにそれでも会場に行くことを選ぶくらいモチベーションが上がっていました。1人で1時間半耐久レースした後のライブステージは圧巻でぶっ続けに曲を披露する姿勢が堪りませんでした。ライブ終わりメンバーと鉢合わせした時に満面の笑みで指ハートを交わしました。最高でした。うちが来た意味はこれだったのかと答え合わせした気持ちになりました。本当にちょろいです。夏、最高。


・5thシングル発売

2018年10月24日@池袋

何で行ったのか覚えてませんがこの辺りから"予定が合えば行く"にシフトチェンジしてました。

眩しすぎる流れ星の初披露が心に残ってます。LaLuce→シューロケの歌い順で兼任のたそだけ残るあの一瞬がたまらなく好きなんですよね。この日は全くラスアイに興味ないヲタクに付き添ってもらって3階で観ていたのですがライブを満喫した後、バーッと客席を見渡した長月翠さんと目が合った気がしたんですよね。そしたら向こうが驚いた顔で指差しして「やば」ってしばらく固まってて。そんなことあります?サンシャインの3階ですよ。口パクでやり取りできてしまった。そんな人なんですよね、あの方は。

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その後の22人との接触はメンバーの圧に圧倒されましたがシューロケ2人は覚えててくれて。俗に言う"認知"を確認した瞬間でした。たそにはずっと頭撫でられてました。(なんで?)この辺りから次会う約束が増えていき「じゃあまた○○で」そう締めることが当たり前になってきていました。


・自分とアイドル

とまあこんな感じでラストアイドル(シューロケ)と長月翠が生活の支柱になってきていました。

そんなに多くの現場に行ったわけではないし思い返せば全てを懐古してしまうので割愛しますが、がっこうぐらしの舞台挨拶のために1人で愛媛に行ったり個握で長尺でお話しするようになったり10数枚セルフィー撮ったりリリイベで鍵閉めになったり撮った写真をメンションしてもらえたりヨルライ後のお見送りでお誕生日を祝ってもらい「愛してるよ〜」って言ってもらったり、時には新大阪でエンカウントしたり(これは本当に驚いたし冷静さを失いました)

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私のアイドルとの接触スタイルって一方的に気持ちを伝えるというか真面目なお話しすることが多いんですけどたそはガンガン「好き」って伝えてくれて。アイドルに愛情表現をされることが今までなかったので毎回新鮮で刺激的でした。もおね、ほんと自惚れるくらい「好き」を伝えてくれるんですよ。手のひらでころっころに転がされて綺麗な泥団子になった私はいつしかアイドル長月翠に心酔し心を奪われていました。だからこそ沢山くれるその愛を私も返したいと強く思いました。ファンの知り合いなんて居なかったし現場で唯一知ってるのがたそだったりそんな環境だったので下手な友達よりも何も考えずただただ楽しく話すことができました。

レポに残さない(残せない)ような話ばっかで楽しかったなあ。

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また自分語りになってしまいますが斜に構えてるんですよね、私。本当に天邪鬼で素直になれない自覚があって。ライブ中も恥ずかしくて手振ったり振りコピしたりそういうのラスアイ現場ではできなくて。なんていうか「楽しんでいる自分」を客観的に見ると気持ち悪いと思ってしまうというか楽しいとか嬉しいの感情を表現するのがあまり得意でなくて。それでも100%と言っても過言ではないくらい必ず見つけてくれてレスを送ってくれる。何だかむず痒くてくすぐったいけど心地良かった。ステージ上で誰よりもキラキラ輝くあの子が好きでした。


ここまで書いていて終盤への差し掛かり方と締め方がわからなくなってきたのですが、コロナ禍でライブやイベントが中止になりオンラインの世の中になりました。

それでも定期的にお話しできることが有り難かった。

元々接触でお話しするたびに「あと5年は頑張る」「あと2年は頑張る」そんな会話してたのである意味ずっと覚悟はできてました。ファンの方は存じていると思いますが本人もアイドル人生について公言していましたし。だから辞めるって発表があった時ちゃんと2年やりきってえらいなって思いました。

割と最近電話会で10分喋ったんですよ。ノンストップで話し続けてくれて。昔を知ってる自分だから話せる内容で関係性を感じたというかやはり信頼されていることが嬉しかった。新規にも古参にも同じ対応だけど「最古参だよ」とか言ってちょっとだけ特別感出してくれるそんなところが好きでした。昔「長月翠の最古参は長月翠」って言っていてヲタク初期にありがちな『他のヲタクとの熱量の違い』や『歴の長さ』などの妬み嫉みがほんとにどうでもいいって思ってて。有難いことに出会いは早かったけど現場に行ってるのはきっと他のヲタクたちの方で自分が行ってない間も誰かが彼女を支えててちょっとだけ行かなかった後悔はあるけどその言葉で他者と比較しなくて気持ちが楽になりました。自分のペースで推せば良いのかって変に気負わず好きでいることができました。

それは主現場の推しメンひなたのこともあって。ちょっと前の文に書いたので重複しますがメインでエビ中を推していることを容認されていました。変な言い方になるしそれが当たり前なんやと思いますが私の主現場を理解してくれているから別に隠す必要もないし罪悪感も生まれなくて気楽でした。私が掲げていた夢に「エビ中とラスアイの共演と柏木ひなたと長月翠が繋がること」があったのですがたそは叶えようとしてくれました。TIFで会おうとしてくれたりひなたのインスタをフォローしてくれたり。(返ってきてないのは本当に申し訳ないってこの前謝りました)ほんとにその気持ちが嬉しかった。

余談ですが、10月に入籍したのですが誰よりも喜んでくれたのがたそでした。握手レーンで「やったー!」って走り回ったり結婚した後も接触のたびに「おめでとう」「結婚式呼んでね」って言ってくれました。


・予兆

特に何かがあったわけではないのですがちょうど最近大好きなシューロケがなくなる時はたそが辞める時だろうと考えていました。現実的に無くなるわけではないけど3人のシューロケがうちの好きなシューロケだったからこれからのヲタク人生どうなるんだろって漠然とした不安に襲われて。数人とはいえ周りを巻き込んで現場に通ってました。自分から巻き込んで先に去るのかって。新しい推しメンを探すとかそんな気持ちにもならなくて。それでも変わらない気持ちが1つあって、やっぱり"シューロケが好き"なんです。先程の文と少し矛盾が生じますが残されたシューロケのことも好きで居たいんです。長月翠経由で好きになったシューロケが知れば知るほど愛実ちゃんもももなちゃんも大好きになってました。たそが大事にしてたグループと2人のこと応援したいしプレッシャーをかけるわけではないけど2人には頑張ってほしいって思っています。

最後のリアルトーク会で2人に直接同じような話をしました。ももなちゃんは「みーたんの代わりにレス送るね」って言ってくれたし愛実ちゃんは「思ってる以上にふぅのこと大好きなんだよ!」って言ってくれました。2人の言葉でヲタク辞めるわけにはいかないなあと思いました。

少し脱線するのですが少し前のSRで愛実ちゃんに「シューロケヲタだもんな!笑」って言われました。本人は冗談めいた発言だったと思いますが自分の中で"シューロケのヲタク"として認められていたことが素直に嬉しかった。

だからこれからも"シューロケのヲタク"として現場に足を運びたいと思っています。

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・2021年7月10日リアルトーク会@大阪

最後の接触イベントがありました。このご時世に対面して話ができることとっても嬉しかったけどまさか最後になるなんて思ってもみませんでした。いつもより少し緊張しながら並んだレーン。遠目からでも話してるたその姿が見えていつも通りの様子でほっとしました。声でかいから聞こえてくるし。笑 話し出すと「ほんとに今日が最後?笑」って感じのゆるーい話とお馴染みのレポに残さない(残せない)お話し。

「あの時出会わなければもっと早く辞めてたから、よくこう私を見つけてなんならやる気を出さしてくれてありがとう」

たそがくれた言葉です。

ほんの少しでもアイドルのモチベーションになっていて本人の口から伝えてもらえる。こんな幸せなことはないです。感謝の気持ちを伝えるね、ってこちらから話を仕掛けてるのにずっとたそが話してるのもすっごい愛おしかった。


たそ「ほんとに寂しいしでも6年間支えてくれてありがとう!7年目もよろしくね!!!!!」

うち「こちらこそ!

たそ「大好きだよ!

うち「あいしてるよ🤌

たそ「結婚!🤌

これが最後の会話です。

泣かずに笑顔で終わることができました。

最後の最後まで結婚してもらえませんでしたが(違う)まだ終わりじゃなかった。これからも同じ未来に居て良いみたいです。こちらから"うちの人生に居て欲しい"とお願いしたからなのですがまさかよろしくされるなんて思わなかったなあ。


・理想の卒業

想像していた推しの卒業は最後のシングルをセンターで歌う、武道館で開催される卒業ライブを観に行く。握手会で各部100枚ずつ積む。けれどただの理想に過ぎませんでした。現実は最後にあたるシングルはフロント外れているし卒業ライブは落選し会場に入ることすらできない。券はトータル30数枚しか抑えられない。個人的に最後のライブもコールをすることも名前を呼ぶこともできないどころか立ち上がって応援することもできなかった。けれど最後のシャーロケのライブは最前に入れたし1期生公演は2列目でしかもずっと一緒にシューロケのヲタクをしてきた3人で自然連番(そんなことある?笑)でした。各々勝手に好きになってたラストアイドルを同じタイミングで終わること(終わらないけど)ができた。予想外のお見送りがあって「大好きだよー!」ってステージから叫ばれ最後の言葉が上書きされた。思い描いていた最後とは程遠いけれどすごく良い形で終わることができました。1期生公演で"好きになったラストアイドル"を生で体感したことで納得出来ました。愛を知るの歌詞じゃないけど少なからず『君の為に生きてきた』んだと。

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芸能界引退ではないのですがやはり自分の中でアイドルでない長月翠は長月翠じゃないんですよね。

「別に死ぬわけじゃないから笑」

たそは笑ってたけどやっぱアイドル長月翠は死ぬしアイドル長月翠を推していたヲタクも死ぬんですよね。語弊があるけど本人がSHOWROOMで「改名した方がいいのかなあ笑」とか言っていたようにうちの中の長月翠は"アイドル"でした。だから一旦お別れです。このほぼ6年たくさん夢を見せて貰いました。一緒に連れてきてもらいました。あなたが頑張ってると思えば頑張ることができた。力強いパフォーマンスに魂を揺さぶられ明日を生きる糧になっていた。友達よりずっと親しく何気ない会話ができたし自分らしく居られる存在だった。6つも年下のクソガキだった15歳のあなたを親のような親戚のような距離感で応援してきたのに気が付けば立場は逆転していてどんどんこちらの方が想いが強くなって。気が付けばガチ恋ヲタクが誕生していてなーんか負けた気がして。そんな話をしたら「翠がガチ恋」「結婚しよ」ってコロコロ転がされて。あなたのサクセスストーリーを見ていたつもりがいつの間にか自分がそちら側の世界に入り込んでいました。人生でもう2度と経験することないでしょう。それくらいあなたの存在は私の人生に大きく関わり影響しました。

見るに忍びないこともたくさんあったけど、目を背けたくなることもあったけどそれ以上に素敵な思い出が沢山あります。もし人生をやり直すことができたとしてこんなに苦しいことがわかっていてもまたあなたと出会いたいくらい。8月からはなんだか少し物足りない毎日を過ごすことになりそうです。この先のことを考えると嘆かわしい。


・7月25日 ソツライ

卒業ライブを配信で観ました。

「あの子への愛とあの子からの愛を感じたライブ」でした。自分の卒業ライブなのにグループとメンバーを優先するようなあなたが好きでした。

配信が終わった後、自然と涙が溢れました。こんなに素敵なアイドルが全然広まってなかったことが悲しくて悔しくて涙が止まらなくなりました。無念だった。ずっと茶化してはぐらかしてきた「卒業」を実感して張り詰めていた糸がプツッと切れたように何もできなくなりました。もっと知られるべきアイドルでした。「ラストアイドル売れてくれ、あの子の卒業を無駄にしないでくれ」初めて私の中の私が大声で悲鳴を上げました。

今までどんなことがあっても決定したことには反論せずメンバーが決めたことならって自分に言い聞かせてきました。それはエビ中でもラスアイでも。抗うことは疲れるし労力を使ったところで現実は変わらないしそれなら受け止めた方が楽だから。けどそれってただ逃げてただけで現実から目を背けてただけでわかってはいたけどずっとそうして生きてきました。けれど今回だけは「やだやだやだ!」っておもちゃ売り場の子供のように駄々こねて地団駄踏みました。というか今の今でも踏み続けています。納得できないししたくない。もっと大きなステージに立てる人だった。もっとたくさんの人に知れ渡るアイドルだった。その実力があった。真っ当なファンなら好きなアイドルが選んだ道を応援することが当たり前なのかもしれません。そんなことわかっているし今まではそうでした。でもやっぱり今回は腑に落ちない。もっとアイドルとして活動するあなたを見ていたかった。見ていられるものだと思ってた。エゴサしてると今まで何も言ってなかったような人が卒業を悲しんでました。もっとあなたたちが、もっともっと自分が1枚でも多くCDを買っていれば未来は変わってたんじゃないのかって。自分の思考と気持ちのギャップにもがきこの数日を過ごしています。


7月26日 卒業ライブの翌日

起きた瞬間「虚無」でした。好きな人のラストライブが終わっても世間は普通に動いてることが悲しかった。きっと31日以降同じ気持ちが続くと思うと世の中の色が消えて見えた。阿部様の泣きじゃくる姿がと愛実ちゃんの「大丈夫だよ」って言葉が頭から離れなかった。きっと直接本人にシューロケはあなたがいなくてももう大丈夫って伝えないと巣立っていけないと思っての発言だったんでしょう。そのあと連投されていたインスタの投稿やストーリーを見て少しずつ現場を受け入れては寂しくなって。そんな風にこの日を終えました。

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・7月27日

あと4日って本人が発信していて時の流れの速さに愕きました。モバメが来るのもSNSが動くのももう数日しかないらしいです。何気なく聴いていた曲と共に情景が蘇ってきて追想する。これがラストに近付いてるってことなのかなあとかそんなことばかり考え物思いにふけています。


・7月28日

残り3日 今日はシューロケ初現場から3年でした。懐古するには十分な時間があったからなのか、これは嘘でも強がりでもなんでもないんですがふと「3日後にはあの子の新しい生活が始まっている」と思い少し心がワクワクしました。どうして急にポジティブな感情に包まれたのはわかりませんがすごく大きな一歩を踏み出した気がします。


・7月29日

残り2日 最後のSHOWROOM配信がありました。卒業ライブを振り返ったり愛犬のむーちゃんが登場したりごくごく普通の配信でしんみりせずに終わるところが彼女らしいなと思いました。こんだけ長々と未練がましい文章を書いていますが8月末に会えるらしいです。前向かなきゃね。


・7月30日

残り1日 24時間後たそはアイドルじゃなくなります。

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最後の最後まで甘やかしてくれるアイドルでした。

この6年を経て思慕の情は出会った頃の何倍にも膨れ上がりました。ほんとあなたに首ったけでした。まさかここまで入れ込むとは思いもしなかったなあ。あなたの本当の気持ちが分からず、自分の推し方もわからなくなって煩悶した日々もあります。自分がただのヲタクだから何もできないとやるせない思いにもなりました。でもね、言葉に尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。またこんなに書いてたら次会うのが恥ずかしくなるけどあなたなら理解してくれると思ってます。重いくらいの愛情を受け取ってくれて同じかそれ以上で返してくれてありがとう。書いても書いても書ききれないや。いつかラストアイドルが売れた時、レジェンドとして長月翠が紹介されることを楽しみにしています。こんな凄い人を推していたことをみんなに自慢する準備はもうできているのであとはその日が来るのを待ち侘びています。過去も未来も誇りで居てくれてありがとう。うちの希望で居てくれてありがとうね。

アイドル長月翠に見つけられたこと人生の財産です。7年間本当にお疲れ様でした。今日までアイドルで居てくれてありがとう。

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そういやこれも書いてなかったので。

一緒にラスアイ現場を共にしたあなた達へ。

1人でも通うつもりだったラスアイに気が付けば同じ熱量の仲間が居て接触で馬鹿なことやってケタケタ笑って時には一緒に苦しんでくれてありがとう。身内ネタの数々でほんとに楽しかった。うちがたその話をすると与えられたものの多さにどうしても自慢話になってしまうのにいつも飽きずに聞いてくれてありがとう。長月翠とラストアイドルを通して仲が深まったと思ってます。同じ時間を共有してくれてありがとう。西日本界隈卍ラスアイ本気支部卍は永遠なのでこれからも仲良くしてください。あなた達の推しメンは最高なので絶対幸せにしてあげてね。あとはリリイベに足を運んでくれたヲタクたちもありがとう!Mステに出た時に反応くれたヲタクもありがとう!好きな人が評価されて感激しました。SRバトルで協力してくれたヲタクもありがとう!全然ラスアイのこと知らないのにうちの話とか相談に乗ってくれたヲタクもありがとう!少しでも長月翠を広められていたらうちは幸せです。

そろそろ自分が卒業すんのか?となってきたな。笑

これだけの感謝の言葉を書いてますが変わらず現場には行くので懲りずに仲良くして欲しいしみんなには現場に来て欲しいです。楽しいのはうちが保証するので。


・最後に

今まで理解ができなかった言葉を、ふざけんなよって気持ち悪いと思っていたこの言葉をまさか自分が言う日が来るとは思わなかったなあ。

長月翠さん「卒業おめでとう」。

また会おうね。あいしてるよ。





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