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大阪近郊区間大回りの旅

このところ、熊野古道の歩き旅が滞っておりまして。。。というのも、御坊市まで到達しましたが、ココから先は日帰りで行くと往復の交通費が結構嵩むので、泊まりがけの方が効率良くなるんですが、なかなかタイミングが有りません。

とは言え、家に籠るのは性に合わないw
ただ。。。ここ数日雨が降ったりして、山歩きに行くにも足元が緩そう。

そんなこんなで、ふと思い出したのが表題の件です。実は、首都圏や中部圏、関西圏など、大都市圏には「近郊区間」という括りが有ります。乗り鉄諸氏にはお馴染みですが、一般市民の皆様は知らないかも?出版されている紙の時刻表をペラペラめくると、冒頭の地図ページでピンクの線で囲まれてるエリアです。

このエリア内なら、どんなルートを辿っても最短距離の運賃で移動出来るというJRの特例です。大都市圏は路線網が発達してるので、厳密に計算すると、ルートによって運賃がバラバラで大変だから。という理由から、国鉄時代から有るものです。

こういう取り決めが有れば、熱くなるのが鉄道ファンw  どんなルートを回ると一番得できるか?研究するものです。最長748キロですってw

エグいですね。始発から終電まで乗り通しだそうです。若い人ならまだしも、おっちゃんには無理ですわ。
まぁ、ちょっとした秋の週末の一日を楽しむって事で、一丁出掛けてみようか?とチャレンジに向かいました。と、その前に。実は、昨日(金)、一度リハーサルしたんですね。
天王寺へ出掛ける用事が昼前に終わり、真っ直ぐ帰るのも詰まらないので(笑)思い付きで試したんです。
昼過ぎの221系「大和路快速」で奈良へ。
奈良から221系「みやこ路快速」で京都へ。
京都から225系「新快速」で新大阪へ。
新大阪から、おおさか東線201系で鴫野へ。
鴫野から、321系学研都市線〜JR東西線で尼崎へ。
尼崎から、宝塚線からの223系区間快速で大阪へ。
大阪から大阪環状線内回り、221系「大和路快速」で新今宮へ。
約162キロ、大体4時間の行程でした。130円也。

さっきのリンクにも書いてる通り、この大回りにはルールが有ります。特例ですもんね。
①発駅と着駅は別で有ること。
②重複区間はNG。
③同一駅を二度通過するのもNG。
④途中下車もNG。

要は「一筆書き」出来ないとダメで、線が重なったりクロスするのもダメなんですねー。本来最短ルートで行くべき区間の特例だから当然です。まぁ①〜③は、事前に行程を検討する段階の話なので良いんですが、問題は④。改札口から出れない!トイレ問題、飲食問題、お土産問題などが有ります。つまり、計画、対策含めて、事前の準備をしっかりする必要が有るという事です。

まぁ、そういう大変さは有るものの、週末の1日、今の時期なら車窓の紅葉を眺めながら、のんびり電車に揺られて知らない土地を巡るというワンデイトリップは、おすすめです。
そうそう。ワンデイトリップ!切符は発行当日限り有効なので、日を跨ぐのはNGです。その営業日の最終列車がリミット。(深夜24時以降でも運行する列車が有ればOK)
どうあがいても一泊は出来ないし、もしリタイアすれば、実際の行程分の運賃を支払わないといけません。事前の計画が大事だし、ゆとりを持たせないと、事故や気象の影響の際、大慌てする羽目になりますよ。

そんなこんなでリハーサルを踏まえて計画を立て、今日は早起きして挑みました。

▪️天王寺→新今宮

家が中央区なので、交通の便は良いんです。
新今宮を発駅にしたら時計回りだし、天王寺なら反時計回り。そこから計画を立てました。
上のリンクの最長ルートでは、塚口発にしてらっしゃいますが、無理に遠い駅にしたら、家からの交通費が無駄にかかって勿体ないですからね。最寄りの駅と隣り、または近くの乗り換え便利な駅を設定するのが得策です。
自分の場合、天王寺なら谷町線。新今宮なら堺筋線で楽々帰宅出来ます。
大阪環状線の駅だと、左右どっちのルートでも、一筆書きを設定しやすいのも有ります。
まぁどっち回りでも同じ位の所要時間だと分かりましたが、大回りするとなると、最も画になる景色は琵琶湖です。午前中に湖西線に乗ると東からの日光が逆光になります。さらにラスト、和歌山方面から戻る際、速度の遅い電車だと疲れも倍増します。逆に、琵琶湖&湖西線をラストにすれば、夕日に照らされる湖面を期待出来ますし、新快速イッキは疲れた身体に優しい高速電車です。
って事で、天王寺発:反時計回りに決めました。

▪️天王寺→和歌山

2021/11/13(土)晴れ時々曇り

朝5時起き!前夜からタイマーしていた炊飯器のご飯でおにぎりを作り、玉子焼を作りました。
自分的には旅でも、近郊区間は生活移動の人ばかり。普通の弁当は目立ちますが、ラップに包んだおにぎりなら、さり気なく食べられます。勿論、途中で駅弁など購入出来ればベストですし、立ち食いうどんが有ればなお良しですが、最近はどちらも絶滅危惧種。エマージェンシーの意味も込めてのおにぎりです。
また、登山用に置いている行動食セットもザックに入れて出発しましたよ。

iPhoneのパノラマモードは凄いですねー。ハルカスまで一気に収まりましたw

先日、天王寺駅阪和線ホームについてのnoteを書いたばかりなので、パチパチ撮ってしまいました。
普段の関空快速は「下」のホームから出ますが、早朝〜通勤時間帯は「上」のホームが活躍します。3枚目、左隅(3番線)に停車しているのが紀州路快速無しの「関空快速」。これから乗ろうとしている4番線停車中のが「快速」和歌山行き。日根野での解結作業省略も有って役割(行き先)を分けてるんですね。先に関空快速が出て、10分後に快速が追い掛けます。
日根野では、関空行きシャトル便が連絡します。

因みに、通常の紀州路快速は日根野以南各駅停車ですが、この「快速」は長滝、新家、和泉鳥取、山中渓、紀伊中之島通過の速達タイプです。

7:04天王寺出発。

なんか定点観測みたいw 長居スタジアムの抜けが良いポイントで朝日撮影っ。土曜と言えども通勤客メインの時間、転換クロスシートだから撮れるってもんです。
例によって鳳までは普通と追いかけっこのトロトロ快速。120キロの韋駄天走りは鳳以南のお楽しみです。泉州だんじりエリア辺りに来ると制服の学生が少しずつ増えます。みんな同じセーラー服なので私立?普段、熊野古道歩きの際は、1時間早いから公立高の奴らが多いですが。。。

雄ノ山トンネルを抜けて紀の川沿いの平野が一望出来るゾーンを駆け降り、六十谷駅でセーラー服の皆さんが一気に下りました。やはり私立でした。
午前8:15定刻で和歌山着。5分接続で和歌山線が出ます!急いで地下道を潜って7番線へ。あっ!!

和歌山線はワンマン運転なので中間改札口が!
念のため「天王寺→130円」切符を入れたらバタン!いやぁ困った。頭が真っ白になって精算仕掛けて、いやいやいや!こんな所で引き下がる訳にはいかぬ!でも待てよ。改札口を飛び越えたら駅員飛んで来るよなぁ。えー?!どうすれば。
ぷぁ〜ん。。。
ぽてちん。

電車を見送って中央改札の駅員さんに相談しに行きましたら。。。
「あー、中間改札の所にインターホンが有るんで、言って貰えれば対応しますよ」とのこと。
やはり大阪近郊区間大回り組は少なからず居るって事ですな。皆様、慌てずインターホンで尋ねて下さい。

取り敢えず、朝2本目から予定が狂いました。
次の和歌山線まで40分有るので、構内をブラブラ。

乗ってきた223系+225系の8連快速は、珍しく1番線入線後、4両ずつに解いて、折り返し普通2本として天王寺へ。先に前半分だけが発車してゆきました。

インターホンを使い無事に中間改札口を通過したら、向かいの和歌山電鐵ホームにかわいい電車が。いちご電車。
8:50頃、7番線に和歌山線電車227系入線。

▪️和歌山→奈良

昨年、今年と旧型車が駆逐され、キラキラのシルバーの車体で統一されました。長距離を旅する側としては、ロングシートで景色を眺めにくい面は有りますが、地域の皆さんには嬉しい事でしょう。そう。行き先が「奈良」。橋本も五条も高田も桜井も一気に走り、奈良までロングランしてくれます。大回り組には有難い列車です。

和歌山市からのシャトルが向かい側に到着すると、4分の1位のお客がこっちに乗り込んできました。朝のお出かけの人に混じってザックを背負ったシニアの皆さんも楽しそうにお喋りしながら乗り込み、9:04定刻に発車。

ゆっくり右へ直角にカーブすると、和歌山電車区横を加速して通過、阪和道を潜ったら一駅目の田井ノ瀬に到着。紀勢線もそうですが、短尺レールのガタンゴトンの音が心地良い。普段京阪神地区のロングレールに乗り慣れてると、このリズムを忘れてた事を思い出します。
三つ目の布施屋(ほしや)でザックを背負った皆さんがドッと下りました。恐らく熊野古道歩きに出掛けるのでしょうね。
ワンマン1両目に座ってると、お客の出入りが良く観察出来ます。なんだか路線バスに乗ってるみたいw 小刻みに止まり、乗降が繰り返されます。こうやって普段使いされてる様子を見ると鉄道ファンとして嬉しいもんです。
船戸を出ると紀の川を渡り、川の北側に線路が移ります。車窓の左右両側には山並みが連なります。手前に目を移すと黄色い蜜柑の実が鮮やか。あちこちに蜜柑畑が有ります。
岩出、打田、粉河といった駅員が居る駅は昔ながらの駅舎が残って趣き有りますし、簡易の無人駅は、地域の子供たちが描いた様なイラストが彩ります。最新の227系の銀色の車体と良い意味でミスマッチw 
所々、アジア系の兄ちゃん達が数人連れで乗ってきて数駅先で下りたり。工場働きのお休みのお出かけかな?農業研修かな?こういった山あいの地域にも外国人が普通に暮らす時代なんですね。

普段大阪湾側から見ている和泉山脈を裏側から眺めてると、次第に手前の小さい山々で遮られるようになります。そんな北側の高まりの向こうから不意に立派な線路!南海高野線です。
すぐ橋本駅到着。結構な数の人が下りました。この辺りは南海で大阪へ出掛ける圏内なんですね。
車窓右側、南の方は高野山へ連なる山々が。

次第に山間の平地が狭くなった隅田駅の先で県境。奈良県に入ったら、パッと平地が広くなりました。程なく五条駅到着。

広い構内。絵になります。運転士が交代し、7分程停車。ふと車両を見たら、トップナンバーでした!

9:30発車。正面(東側)は里山が広がるのに、遠慮するように左へ大きくカーブ。狭い荒れた谷間の細いルートを取り、低い峠を越えてゆきます。ふと右へ目をやると、赤い車体!近鉄吉野線の急行が近づいてきました。程なく吉野口駅。

慌てて撮ったので不細工な写真です。

前方に広い奈良盆地が広がる中、近鉄は右の方へ。和歌山線は左へ。
左手に金剛山、大和葛城山の大きな山並みが近づく中、御所駅到着。この辺りから若い人たちが続々と乗り込んできます。時計は10時を過ぎ、週末のお出掛けタイムです。
こちらは奈良行きなので、高田駅で前後方向転換。ホーム向かいの王寺行きにみんな乗り換えるのか?と思いきや、意外と乗ったまんまの人が多かった印象。桜井駅でも近鉄へ乗り換える人はそれ程多くなかったです。奈良の人は奈良県内でお出掛けも完結するんでしょうか?
桜井を出ると近鉄を潜って左(北)へ直角にカーブ。奈良盆地の東側の山の縁をなぞるように北上します。
広い盆地の向こう側に生駒山地を眺めながら進むと、突然立派なビルの上に瓦屋根!天理駅です。
街に不似合いな巨大な構内。宗教のパワーを実感する街です。
帯解、京終という難読駅が続き、さりげない高架に上がって右へカーブすると、左から複線高架が合流して奈良駅に到着。時計は12時。和歌山から3時間のロングランがやっと終わりました。

▪️奈良→柘植

この先もそうですが、JR西日本の駅は困ったものです。改札の内側は何も無い。トイレは有ります。待合室も有ります。自販機もあります。でも、駅弁屋もキオスクも無い。コンビニは大抵、改札の外側に有ります。まぁ、近郊区間大回りの客なんて特別ですから目的地に着けば改札を出るのが普通ですもんね。でも、どんな乗り継ぎ客が居るか?分かりませんよ。スムーズに乗り継げる訳も無いから、少し位は暇潰し出来るお店、小さくても有れば利用するってもんですけどね。。。

そんな事で、腹も減って、駅のベンチでエマージェンシーのおにぎりを2個食べました。

暇なので観察してたら、面白い面々が。
奈良線の205系。学研都市線の321系。
やはり、色んな車両が来るとワクワクします。

昔の奈良駅は趣きあって良かったのになぁ。
と思ってふと高架駅の「しつらえ」におっ!と思いました。ただの鉄骨もデザインを工夫して、色を付ければ綺麗に見えます。古都らしくて良いと思います。

待つこと20分。加茂行き221系「大和路快速」8連到着。12:20発車。

奈良駅を出ると高架をすぐ下り北上。
電車区脇の駅、平城山(ならやま)。
広い構内の駅、木津。
木津を出るとすぐ、関西本線は単線になり一気に右(東)へ直角に曲がります。何も無い(?)狭い山間を黙々と走って数分、加茂到着。電車はココまで。この先、三重県の亀山までは非電化区間です。って事で、ホーム使い側には。。。

所謂レールバスです。単行です。
今まで8両編成に乗ってきたのにw

12時半過ぎですから、半ドン帰りの学生さんも多いし、おっちゃん、おばちゃん、小さい子供を連れた若いママさん。そして、乗り鉄!結構な混み具合です。
程なく発車。昔のキハ58とかキハ40に慣れ親しんだ世代としては、このキハ120のバスみたいな軽快なディーゼルエンジンの音は物足りない!
すぐに木津川の渓谷を眺めながら遡る風情有るルート。やはりロングシートは味気ない!クロスシートでゆっくり楽しみたい景色ですよ。
次の笠置駅でびっくり!

駅裏の河川敷がキャンプサイトになっていて、ズラーっとテント&クルマ!密です!!

元々関西線は「本線」だけあって、昔は特急も急行も走ってました。ウチの両親は湊町発東京行きの特急「大和」に乗って新婚旅行に出かけたそうです。それだけに、沿線の駅は長い立派なホームを持っています。
今はそこに、単行や2連のレールバスがちょこんと停まるだけ。なんとも勿体無いです。

木津川沿いの狭い谷を遡って暫く東進すると、突然、景色がパッと開けます。伊賀盆地です。高みから坂を下ると伊賀上野駅。右手(南側)に、伊賀鉄道の奇妙な(派手な?)デザインの電車が停まっています。
ここで乗客がドッと下りました。残るは、どう見ても鉄オタな皆さんw
伊賀盆地を進み、丘を上がったら、目の前に山並みが立ちはだかります。左手から単線が合流、広い構内を持つ柘植駅に到着。

蒸機時代は、この先の加太越えの難所を前にした、拠点駅だった柘植。SLの入替が頻繁だった時代を偲んで暫く眺めました。

ウィキで調べたら、三重県で最初に出来た駅だそうです。明治23年。ランプ小屋も渋い!

▪️柘植→長浜

さて。乗り換えの草津線は緑一色の113系4連。前後の先頭車は転換クロスシート改造車。懐かしいからボックス席の中間車にしようか?とも思いましたが、やはり座り心地重視w
ゆっくりと、残り2個のおにぎりを食いました。
そう、14:01の柘植発車時は乗客チラホラでした。それこそキハ120に同乗していた鉄オタたち+α。しかし、停車を重ねる毎に着実にお客を拾い、貴生川では結構な数の皆さんが乗り込みました。細く続く丘陵地帯を着実に進みながら琵琶湖を目指す健気な113です。

45分で草津到着する時には、結構な混雑。ドッと吐き出された人たちは、出口に、京都方面にと向かいます。接続数分で長浜行き新快速到着。階段で手間取ったので、ギリギリ!慌てて写真を撮りました。

今回は225には縁遠く、結局新快速はどれも223でした。12両ですが、途中、米原で後ろ8両を切り離すので、先頭車両に座りました。
ココまでの列車とは比べ物にならない速さ!
熊のような巨漢の運転士さんでしたが、見事なマスコン捌きでしたw
正に爆走の東海道線区間と違い、北陸本線に入ると少し穏やか。そうは言っても223ですから過減速は小君良いです。
そうこうしてるうちに、15:35長浜到着。

前に来たのはe-radioで番組やってた当時なので、20年ほど前か。まだ昔の駅舎時代でした。全く面影無い橋上駅になっちゃいましたね。
丁度交直デッドセクション駅でしたから、新快速は4番線で折り返し、雷鳥や富山方面行き普通交直電車は真っ直ぐ行くスタイルでした。

奈良駅の所でも愚痴りましたが、やっぱり改札内は何も無し。次の近江塩津行きまでの30分が退屈でした。

駅のすぐ南側に保存されている長浜旧駅舎も、キレイに整備されてるみたいで。。。

途中下車出来るなら行きたかったw

▪️長浜→新今宮

いやいやいやw 特急「しらさぎ」は乗ってません。待ってる間に来たから撮っただけ。

16:11発、近江塩津行き「新快速」223系4連。いよいよ日没迫る!

iPhoneのカメラ、結構写るんですけど、明暗のバランスが難しい。
そうそう、車内は結構混んでました。余呉でも余り下りず、周辺に何も無い塩津で何するの?と思ったんですが、結局殆どの皆さん、湖西線経由で帰る人たちで、考えることは皆んな一緒でしたとさ。

余呉湖、上手く撮れませんでした。
そして、トンネルを抜けたら何も無い近江塩津。

乗ってきた4両はそのまま回送に。
寒々しいホームで数分待ったら来ました。
敦賀始発の湖西線経由網干行き「新快速」223系4連。

敦賀からに加えて長浜側からのお客も乗って結構な賑わい。湖西線に入ってもハイキング帰りのグループも乗り込んできて、ほぼシートは埋まりました。しかし、さすが高規格の湖西線。周辺部各駅停車といえども223!結構な速度と高加減速でヤッてくれます。
近江今津では、先に停車してた8両のケツに連結。12両編成にグレードアップします。
しかし、意外と前方8両へ移動する客は少なかったです。一旦座ると面倒臭いんでしょうか。
数分停車してたので、こちらは前方へ移動しました。逆にスカスカで寒かったですが。。。

草津線同様、少しずつお客を拾いながら南下してゆくパターン。部活帰りの生徒たちや、週末のお出掛けのお姉様たち。色んな人種が揃います。

さて。肝心の琵琶湖の風景。
朝の和歌山駅の失敗がココで響きました。すっかり真っ暗で湖面は映りません。

車内の明かりも邪魔するので四苦八苦して、コレが精一杯でした。
写真には撮りませんでしたが、堅田辺りまで南下すると、対岸の瀬田や大津の街の灯りがとても綺麗でした。
さぁ、ココまで来たらもう帰るだけ。
京都駅でドッと乗り込んで来て、いつもの大混雑新快速!お馴染みの光景。あっという間に30分、18:28 大阪に到着。

一応記録なので写真を撮りましたが、ちょっと恥ずかしかったですな。
丁度、HEPの前辺りで環状線を大和路快速が通過するのを見かけたので、1番線に上がると同時に内回りに次の普通、323系が入線してくれていました。ゆっくり各停でフィナーレです。
18:50、新今宮到着。大回りコンプリート!
ホームの向こうには完成間近の星野リゾート。

本日の出費。和歌山駅のホームで買ったジュース160円。そして。。。

運賃130円。以上!
因みに移動距離は。。。

465.98キロ!
コレ、因みに東京発の東海道新幹線だと、こうなります。

大津のトンネルの中あたり。

ご参考までにw

▪️余談

そうそう。コレだけ一日中、鉄道に乗ってたらケツが痛くなっただろう。って?
それがあんた、なんとも無いんですわ。

223系とか227系とか、JR西日本の車両、ええ奴ばっかりになったでしょ?
シートも座り心地良くて、全然疲れが残らないのよ!コレが昔の113系とか103系だったら、相当ケツが痛んでますよ。

新車両の恩恵、多分それだけじゃ無いですねー。
どの車両も高加減速性能が有るから、昔より相当スピードアップになってるんじゃ無いでしょうか?DC時代の和歌山線だったら、もっと時間掛かってだと思いますし、交直流時代の北陸本線も、もっとのんびり走ってた記憶が有ります。
湖西線もそう。近江今津以北は、昔は新快速少なかったですからね。時間帯によっては、京都まで鈍行とか、しんどかった記憶が有ります。

つまり、1日で回れる距離自体、高性能な新型車両の恩恵で伸びてるかも知れませんよね。首都圏よりお得だったりして?
知らんけどw

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