Vol 2 「運」とは何か

「運」がよかった、とか、悪かったとか、ついてる、ついていない、とか、偶然性に強く委ねられるので、何ともしがたいものとして、人生航路に影響を与えるもののの代表格のようなものと私なんかは捉えていますが、桜井章一さんという方の「運に選ばれる法則」(宝島社)という本を読んで、雀鬼は運を感じ、捉えて、活かしているんだなぁとびっくりしたので、その本をご紹介したいと思います。養生と関係なさそうですが、それが人生を左右する存在とあれば、健康と天秤にかけたとき、辛苦が控えられ、体にムチ打った努力が報いられるなら、やはり健康にもよいわけで、見えない偶然の力を感じ、捉え、活かす心持ちも案外と大事なように思います☺

本では運に選ばれる法則が72紹介されていますが、何度かにわたり、そのうちのいくつかを取り上げます。

今回は法則1。運の種類が示されています。運とは4つあるそうです。「天運」「地運」「人運」「時運」。

「天運」は、”天からの恵み”であり、誰もが平等に享受するものだっそうです。自然現象ですね。コロナのパンデミックで世界が病と経済的停滞と被害を受けている現状は、「天運」が荒れている、ということです。

「地運」は、土地、場所の運ということです。土地から享受できる様々な資源、資産がありますが、人との相性もあるということです。居心地が良い、悪いと感じたりします。

「人運」は、「自力運」と「他力運」があるということです。「自力運」は自分の努力や頑張りで得られるもの、「他力運」は例えば親から与えられる環境など、他の人から頂けるものです。

「時運」は、時のめぐりあわせによるものです。人と人との出会いも影響を受けますし、何かを行うときのタイミングなども影響を受けます。間やタイミングというように流れるものです。

「運に選ばれる」とは、この4つの運が複雑にからみあって、その人の運になるのだそうです。

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