悲しみの感情について
こんにちは。二三(ふみ)です。
悲しみの感情ってありますよね。私なんかは毎日「あー、あの一言余計だったかな」とか「失礼だったかな」とかクヨクヨします。それに「あー、なんか自信なくしちゃうな」って思ったり。
悲しみの感情は、恥の感情とちょっと似てて。後悔ともちょっと似てて。だからきっと、認めにくい。
昔、会社の先輩に「そんなに自分を責めないで。みんな、自分にがっかりすることもあるんだよ。でもね、そこで”こんな自分、こんな自分だけど、ま、仕方ないかぁ”って受け入れながらやっていくんだよ」と言われたことがあります。
自分を責めがちで「私が悪いんだ」って思いがちだった私は、「そっかぁ、みんなも、”こんな自分”って思いながら受け入れているんだ」と目から鱗でホッとしました。
今も、悲しみや不安の感情がくると身構えてしまいます。でも、前と違うことが2つあります。
1つは、私が私を知りたいと思っていること。なぁ、どうしたん?どう思っているん?何が悲しいの?聞いてあげたい。悲しみは、他所から降ってきた大きな塊ではなくて、私の心が反応してできている、私と地続きのものに変わりました。
悲しみを他所から降ってきて私の胸に居ついてしまった大きな大きな塊だと思っていたときは、それを動かしたり、溶かしたりする方法を探していました。なんとかしたくて。なんとかしないと、もう1分だって生きてられない!!!そんな気分。
でも、今は、悲しみも私の中から出てきたものだから。悲しんでいる私自身に興味を持ってあげようと思います。
2つめは、私が私を慰めようと思っていること。「悲しいなぁ、、、、そうだね、、、ほんとうに、、、、悲しいね、、、」って、ゆっくりだけど、言葉は少ないけど、そして、こんな口下手な男やったらモテへんやろなってくらいのギコチナサだけど、わたしが悲しいって言ってるのに同意してあげる。「だって、、、仕方ないよ、、、それは、誰でも悲しいもの、、、、」って。お喋りを遮らないで聞いてあげる。どうしたの?って聞いてもらいたいじゃん。声をかけてもらったら嬉しいじゃん。だから、やってみる。
これって、効果をね、求めるわけじゃないの。だから、そうしたら、悲しみが軽減されますよ、みたいな話じゃないの。多分ね、こういうことをしてもまだ悲しいと思うよ。
でも、明日明後日しあさってぐらいに効いてくるの。それは自分に対する信頼貯金がたまるって形でね。
そうすると、悲しいときとか不安なときに、フッと正気に戻れるんだ。「あれ、私って、今何がしたいんだっけ?」って。そういうフッとしたときのギアチェンジって自分の中に信頼貯金があると、なんかできるんだよ。
悲しみの感情は、受け止めれば、自分を信頼するためのステキなきっかけになります。飲み込まれると人生に対する恨みつらみになるよね。希望がないというのはとても辛いもの。今、そんな感じだっていう人が、少しだけギアチェンジできたらいいなぁ。
そして、悲しみは。押しつぶれそうな、鉛のような、大きな塊の悲しみは。振り返れば、他の人の悲しみを想像してつながるための心の弾みになる。だから、どんな経験も、その気になれば、明日明後日しあさって。きっと未来で「良かったなぁ」って思えると思う。
ね。だから今日は、感情を恐れずに。嵐がきても、自分一人でやり過ごしてみよう。大丈夫だから。
*セッション少しですがやってます*
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