8月の振り返りと9月の目標

8月の目標
・リリースする
・2000人がユニークで使う状態を作る
・day7RR30%になるように、設計を行う
・事業のボトルネックを1つ解決する
・事業にレバレッジがかかるものを1つやり切る

7月も同じことを言っているが、8月ももう終わってしまったと知ってかなり驚いている。この1ヶ月で様々なことがあったが、小規模ではあるがリリースまで持っていけたことは評価すべきことであると思われる。

目標視点で振り返りを行う。
・リリースする
当初の想定とは異なる形ではあるが、実現できた。アイデアベースのところから、形を作り、実際に触れる状態を作り、触ってもらうことができている。これは大きな進歩だ。

学んだこと
サービスの細かいところにこだわりすぎている感はあったが、こだわることによってユーザーの方々もわかり切っていることの指摘もなく、触ってもらえていた。また、実際に触ってもらうことで見えてくるものはいくつもあった。恥ずかしい状態で出すことの意味を感じた。また、ターゲットとしているユーザーに当てなければいけないと感じた。ターゲットに当てなければ、正しい改善点は見えてこない。


感想
細かい改善点が出てきて、それをクイックに直すチームができているのは、かなりポジティブに捉えて良いことだと思う。ただ、考えずに直すチームになってしまっている感もあるので、もう少し視点を長く持って考えるクセをつけていく必要があると感じた。
チームとして、誰のリソースを誰にどこに割くのかを考えるクセをつけていきたい。

・2000人がユニークで使う状態を作る
これは、サービスの改善に時間がかかってしまったのと、方向性を変えたことで達成できなかった。

学んだこと
正しい目標設定をすることが大切だと感じた。正直、数字だけを追うのであれば、自分の友達をベースとして2000人くらいのユーザー数は集められると思われる。しかし、実際には、そのような数字だけを集めても正しい検証にはならない。そのため、現在自分たちがターゲットだと考えているような人たちを2000人集める必要がある。これらは、悩ましい部分ではあるがきちんと考えておく必要がある。

感想
2000人を自分たちの友達をベースとして達成しようと考えていたところは反省すべき。確かに、自分のソーシャルグラフを軸として広げることで、一定数のファーストピンじゃないユーザーを集めることが可能になるが、実際には、歪なソーシャルグラフが出来上がってしまった。本当はもっと繋がりを限定して、ルームの立ち上げやすさを作るべきだった。ここは反省点である。重要視していた施策が失敗した時のリカバリーを考えることができていないと感じた。もう少し、そこにフォーカスしていきたい。

・day7RR30%になるように、設計を行う
これはまだ測れていないが、もう少し低くなると感じた。結局、毎日ルームを作って話さない限り、そのような状況になるのは目に見えている。ルーム継続率を真の指標としておき、サービスの価値の計測を行なっていきたい。

学んだこと
day7RR30%は、設計レベルで抜本的な見直しを行えば、達成可能な数値ではあると思う。しかし、 RR30%だからといって、ユーザーが満足しているとは言えない。正しい数値をおいて、測定していく必要があると感じた。


・事業のボトルネックを1つ解決する
今月ボトルネックとなっていたのは、サービス全体の設計であると感じた。多くの場合、小さな改善をメインとしてしまいがちであるが、本質的に考えるべき問いを立てることがもっとも大事な部分であると思う。自分自身が問いを立てて、その問いを解くことは他の人にやってもらうことで、もっと効率的にサービスの開発が進んでいくのではないかと感じた。
ただ、ここの組織設計はできていないので、組織やオペレーション面まで持ち込んでいくのが重要だと感じた。

・事業にレバレッジがかかるものを1つやり切る
事業にレバレッジがかかると考えたのは、自分の時間の過ごし方の変化である。今まで、時間を決めずになんとなく過ごしてきてしまった。しかし、それでは結果を出すのに時間がかかってしまう。自分が人の倍働いて、倍の密度を過ごさなければ良い結果は出ないだろう。その意識をもっと持つことで、結果を出すチームを作っていきたい。

目標とは別に進めたこと
・人から呼び出されることが増えた。
自分は起業家として過ごしてきているため、気づかなかったが少しずつ起業家としての考えるべきこと順序づけができてきている。もちろん、何の結果も出していないため誇れることは何もないが、人から呼ばれるような人間になってきたことはポジティブに捉えて良いと思う。

・自分自身で、アクティベーションし続ける。
実際に自分自身で使い方を教えて、使ってもらうことで改善すべき点が見えて来た。実際のユーザーの声を一番初めに聞くことで一次情報が手に入る。それらを精査して、プロダクトに落とし込んでいくことの重要性を感じた。


まとめ
リリースまで持っていけたのは良いが、今月は自分自身の価値をあまり発揮できていない月であった気がした。基本的には開発メンバーやデザイナーや、マーケの軽いサポートになってしまった。それでは、会社として良い結果に繋がらないと感じるので、もっと社長としての仕事にフォーカスしていく。

9月の目標
・ターゲットとしている人に当てて、1万人のユーザーを獲得する
・それらのユーザーでday7RRが30%を超える状況を作る

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