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MANKAI STAGE 「A3!」ACT2 SPRING2023

二幕 春ケ丘Quartet

ザフラ

私がザフラに弱いと知ってのことか。
冬単では本当にお世話になりました。ザフラにこんなに揺さぶられるとは思わず、冬単で何度涙したことか。そして、今回もシトロンとタンジェリンに狂わされておりましたとさ。
シトロンがタンジェリンと向き合うところは、元王太子たるシトロンの威厳と品格が美しすぎて、さすが大和シトロンだと思わされる。そして、自分の重荷を背負わせてしまったという負い目からくる不器用さの表現は拍手喝采。シトロンって春組の中で一番人間として成熟しているよな。まぁ、だから春組の母なんでしょうけど。
二人の歌は「シトロンとタンジェリン」か「タンジェリンとシトロン」という題名になるのだろうか。立川に行ったときはタンジェリンのお声を白石さんがされていて、それだけでも泣けてしょうがなかった。凱旋で歌になった時は、更に感情が乗ってきて周りの迷惑にならないよう必死に嗚咽を抑えていた。タンジェリンの素直な気持ちに救われてよかったね、シトロン。「なりたいものが一つだけありました。兄さまのようになりたかった」その悲痛な表情から、タンジェリンを見る表情を私にも見せてはくれませんか?「待ちましょう!」といっている支配人(春単)みたいに役者特権なことに少し嫉妬をします。そして、いろいろな壁を乗り越えたシトロンはもう無敵でしょうね、夏単が楽しみだ。

いつもマンパニを見守っている人

もうエーステになくてはならない存在。日替わりは、キャラを愛し、時事ネタ(グッズの売り切れなど)を入れ、メタい話をし、あなたでよかったといつも思わせてくれる。ステの支配人を見ていると、支配人の過去の話やバクステもっと欲しいなと思ってしまったり。貴方がどんな思いでその楽器を守っていたのだろうか、どんな気持ちでひとりこの寮にいたのだろうか。とても脳天気には見えないのが支配人。貴方も相当お芝居が上手いのだろう。少しアダルトチルドレンのピエロタイプを想像してしまうけれど、確固たる意識があって演じていそうだな。
何はともあれこれからもよろしくお願いしますね。
いつもステを選んでくれてありがとう。

ヴァイオリン弾き

シトロンが歌い始める時の春組の顔がとてもやさしくて…特に千景さんがミカに対して、シトロンのことそんな風には思わないけどねというセリフの元になるような表情をしていた。守らなければ、守りたいと思う人たちが幸せだと、あなたも幸せなんですね。そして、こんなキャッチ―な歌を歌い、踊るのがまだ十分に理解できていないんですよね。ステの特性上踊らなくてはいけないけど、A3!ならここまで乗らない気がしてしまう。ソファーの手すりに頬杖ついて笑みを浮かべながら見ているだけな気がして。
まぁ、かわいいからいいんですけど。

真澄に弟ができる

ブラブラブラブララブリー   なんじゃこの曲は…
ステの曲は最初びっくりするものも多いけど、季節を歩みながらずっと聞いていると、ものすごい中毒性を発するように思える。なんか、耳に残りやすいコード進行とかリズムとか使われているのだろうか?ただ単に私がオタクだからだろうか?誰か詳しい人教えてください。そして、これまたキャッチ―な振り付けで、でもここでは千景さんがハートマークを作りたくなくて手を離しているのがとてもかわいかった。後、永遠にボックスステップ踏んでいてほしい。
真澄は春単2022の時に家族になりたいと殻を破り、他の春組メンバーにああでもない、こうでもないと手出しされ構われてきたからこそ知らないうちに成長している。そして、それを他の人に与えることが出来るようになった。そして、鋭い真澄はタンジェリンが悩んでいることを察知し、背中を押してあげる。もう、岬パパ泣いちゃうよ?こんな成長しちゃったら?
春組の誰か動画を送りつけてあげてください。
あとは、A3!もそうだけど、至さんがイケメンなオタクというよりは、ちょっと残念なオタク(顔はべらぼうにいい)になってるのが好きだ。それだけどんどん素が出てて、残念なところも見せていいやって思えるようになっているからで……A3!のほうなんかもう同志やなと思うレベルなので、ステも立石至の天然?を踏まえて残念な感じを強めていただけると個人的に嬉しい。特にSSRファミリーで邪険に扱われるの楽しみにしています。(絶対やってくれよな)(あれ、扱われているよな?支部の見すぎか?)

MANKAI レンジャー参上‼

これ日替わり全部円盤に残してもらっていいですか?
夏組の日替わりはネタだけど、春組のネタはアドリブらしいから、その空気感も含めてひやひやする時もあるんだけど、どの空気でも春組だと思えるのが凄いよな。ステのキャストは役にあう性格やその場の居方、考え方なども踏まえてキャスティングしたのだろう。最初はそこまでわからなくとも、その人たちの伸びしろとか、過去の役柄とか演劇への向き合い方とか色々調べられたんだろうな。沖田プロデューサーは演劇がお好きだから、出向いて観劇してオファーした人もいるのだろう。そんな力の入ったキャスティングでこの春組が集まったのは奇跡ではないだろうか。いや必然かもしれない。
エーステの偉い方々ありがとう。あと、この中の人を役と同一視させるような、錯覚させるようなSNSの運用などにも感謝をしています。後はお願いだからキャス変をさせないでください。次の春を心待ちにしているので。あともっと日替わりやってください(土下座)さらに欲を言うと、キャスト選考する際の裏話待ってます。

二幕 春ケ丘Quartet 劇中劇


町田 

指揮者。春ケ丘カルテットの指揮を取る人物。彼がエニスに声を掛けて全てが始まった。恐らくそんな深い想いはなく、カルテットのヴァイオリンが足りないからという理由で声を掛けたのだろう。それが、皇帝と呼ばれる西園寺エニスの人生を大きく変えるとは思わずに。そんな力を持っている人物なのだろう。無敵状態では無いけれど、光属性というか。これは東條との関係を想像しても同じことだと思う。焦れられる人物。これは立石至の影響もあるように感じる。A3!のほうとは少し違う気がしたけど。
シーンとしては少なかったけど、町田と東條に狂わされていた。過去に何があったんだ。私に教えてください。

東條

講師。エニスやカルテットのメンバーを導く人。色々な経験をしているんだろうから、エニスに対する指導の言葉が鋭い。そして、語尾が抜けるような言い方をするんだけど、確実に言葉を置きながら話すのがその経験を表すようだった。染ちかは目が大きくていらっしゃるから、その時の目の演技も好きだった。さぁ、エニスはどう出るかな?としっかり見るんだ。大人だね。
おそらく町田と何かあったんですよね、苦い思い出というか忘れられない、取り戻したい何かがあるんでしょう。
バースデーは町田と東條に入れます。
ヴァイオリンを弾いてる、リズムに乗っている東條を私は忘れません。

米田悠

咲也の良さがそのまま出ているよね。彼が春だから。そのセリフを増やしていただきありがとうございます。亀田さん。
千秋楽のハプニングは少しびっくりしたけど、焦りとか無力感とかがより伝わった。あまり上手くいかなかった演奏の後に東條先生から肩をたたかれる。自信がない悠にとっては、その肩たたきは酷だよね。”大丈夫だよ”って言葉や思いは時としてとても辛い。その気持ちはよくわかる。悪いほうに考えてしまうよねと。
でもそんないろんな意味でやわらかい悠に助けられるエニスもいるわけで。

日野克己

この人はずるい、リアルでいたら好きになるでしょ。ってカルテットが配信されてるときにも思った。
でもA3!はもう少し大人なイメージだったが、ステのやんちゃさが強くなったのも好きですね。あぁでも西山綴の日野も結構好きなんだよな。難しい。
UFOキャッチャーではなく、ダンレボ採用ありがとうございます。前川綴の日野にはベストだ。

向井庸太

高橋真澄は芝居を受けて揺れる心が綺麗だと思う。ストレートな役をする真澄は、春単2022のぶつかりとか、意思を伝えるという経験が、よりその熱を伝えやすくさせているのだと思っている。それを特に感じたし、A3!だけでは気付けなかった。
カルテットの歌を聞いてると惹きつけられる。
毎回なんでそんなにも泣きそうなの?

西園寺エニス

王族のオーラが出ちゃってるんよ、すべてに。
そして、皇帝だと解らせられる。
今まで培ってきた大和シトロンのすべてが詰まっているというか、指の角度、足を揃えなおした時の向き、一つ過程が多いステップ、伏し目がちになった時のもの悲しさを湛えた頬、笑顔の後の考える表情…おそらくきりがないほどこれまでのエーステにちりばめているその演技。そのすべてを繋げて出し切っているのだなと、この方凄いなと感動していた。今後どんな感じで来るのか楽しみだ。
ヴァイオリンは素人なので詳しくはわからないが、一瞬当て振りじゃないかも?と思うレベルだったので、それほどまで練習してくれて感謝しかない。

カルテットは想像を超えていた。ナイランに期待して、注目していたけれど、カルテットはその上を行ってしまった。だからか、言語化というものが難しい。
劇中を通して流れるメトロノームが皇帝の心音にリンクし、物語の感情がよくわかる演出。そのメトロノームの速さや強さが、孤独から綻ぶ感情を表せるのは凄いし、後半になるにつれて表情に感情が出てきて色を持つ。役者って凄いなぁと単純に思ってしまったよ。
別にとてつもなく凝った演出をしている訳ではないと思うのだ、なのに、魅せられる。演出チームは春組の役者を信じて任せている様にも見えるから、それが嬉しい。

お前はどの立場でそれを言っているんだと言われるかもしれないが、ここは都合よく"監督"ということにしておこう。

一五一会

6人で歌ってくれる一五一会に最大の感謝を。
千秋楽のワキワキする千景さんはどうせ、カメラに抜いてもらうように相談済みなんだろうけどさ、オタクは無事に踊らされてるよ。その後の「お疲れ様(口パク)」も照れ隠しにしか見えんのよ。そんな笑顔しちゃって、もう。もう……まだ今回は春組との距離を計りつつも家族って感じだったから、次の春はどうなってしまうのだろうか。そしてムントラするときは?え?どのレベル?楽しみにしてますのでよろしくお願いします、染ちかさん。

あぁ、あとひとつ忘れていた。
真澄のシーンだ。
A3!ではあのシーンは公演後ではない。しかし、今回劇中劇後にひとりで、ゼロ番で光を浴びて監督への感想を聞く。監督への愛を伝える。それはもう奇術師の真澄の愛の形を探すストーリーの伏線にしか思えない。亀田さんありがとう。このいつも未来を示唆させてくれる演出とセリフが憎い。

The Show Must Go On!

4周年の周年衣装のレベル凄かったなぁ…24人並んでくれないかなぁ……

それで踊るThe Show Must Go On!は楽しくていいが24flowersが無くなったのが少し寂しくて、遠征先のホテルでずっと手振りしてました。
凱旋曲もありがとう。そのうちGOLDEN ENCORE!歌ってくださいね。いつ揃いますかね?

客降りはさ、いろいろ思うことはありますよね。ルールを守らない人がいるならば、もうやめてもいいんじゃないかと思ってしまう。入った回で毎回感じることはなかったけど、それはどうなの?という人はいた。しかし、ちゃんと守ったうえで、ファンサを浴びれた人を見てると幸せだと思うから、学級会が開かれないように各々がマナーを守るべきかと思います。確定ファンサ浴びたら戻れなくなりそうだから、ほどほどでいいです。

あと、途中話題になっていたけれど、卯木千景をエイプリルと呼んだ人がいると流れてきたのには、A3!を冒涜するなと声を大にして言いたい。中の人のファンサというか注目を浴びたいのであれば、ここではないよ。エーステは幕が下りるまでキャラなのだから。それは間違えないでくれ。そうではなくて呼んだのなら、原作読み直してきてほしい。

さすがに締めたい

さ、本日アーカイブ配信が終わる。
何故、アーカイブ配信というものは終わるのだ?
これは哲学か?

夏が始まるまでどうやって生きていけばいい?春が始まるまでどうして生きつないでいた?それほどなまでにのめり込んでいて、エーステ終わったらどうするんだろう、私は。
でもこの春は自分の中でしっかり区切りをつけられそうだ。春が始まって、家族が暖かくて、無事に幕が下りる。よかった。
次の輝かしい春を心待ちにしています。
特別配信で言ってたからな!言質は取ったぞ!

しかし、私はまだ冬に囚われている。どこかで昇華しないとと思っているのだが、消えてしまいそうで書きたくない。次の冬が来るまでにはどうか頑張ってみよう。

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