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絵の具タオル(雑巾)は持って行く

 公立保育園で絵具で遊ぼうという活動をしています。
筆・筆洗・梅鉢・絵の具・画用紙・絵具タオル(雑巾)を園児たちが自分で準備し、片付けるのをサポートしながら、絵を描く活動です。
具体的に描くものが決まっている場合はテーマに沿って進めますし、絵具道具を使った保育時間の提案でもあります。

絵の具の活動は身構えるという保育士さんたち

 そりゃそうですよね。汚れますし。汚れる=余分な仕事が増える。さらに現役の保育士さんの中には中学校で美術教育が終わっている人もいらっしゃいます。苦手意識云々の前に、先生自体が道具になじみのない方がほとんど。だけど、絵具の活動はやった方がいい、という漫然とした空気と折り合いつけながら日々の保育に取り組まれている先生は多いと思います。保育士さんの多くはホスピタリティがあって、こども達に色んな体験をさせたいと願っているものです。できた作品をうまいへたで評価してしまう親御さんとお子さんへのフォローも発生しますし。そりゃ身構えて当然ですよね。

私ができること=先生の片付けの軽減

 私は呼んで頂いて、得意な絵の具の活動の部分だけお手伝いさせていただいて費用をいただいています。それによって、先生の絵の具に対する気持ちのハードルが下がったり、園児さんが楽しく絵具や絵具道具に触れることができて自信を持てたり、そんないいことづくめに見える反面、保育時間にバッファタイムという概念がないため、活動後、すぐに給食の準備になったり、いつものルーティーンとは動きが変わるため、先生も園児も疲れてしまうこともしばしば。
 そんな私がちょっと気を付けていることが、絵具タオル(雑巾)を持参していることです。

ほとんどこどもにやってもらってる

 最大の難関、梅鉢は片付けのときに園児自身で片づけてもらっています。筆は長持ちさせたいので先生にすすぎをやってもらいます。
筆洗も空いている水道と照らし合わせてできる限り園児にしてもらいます。
全部片付いても、絶対に先生がやらないといけないのが、絵具タオル(雑巾)の洗濯です。
 ほんのちょっとのことですが、私は絵具タオル(雑巾)だけは人数分準備し、終わったら持って帰っています。作業30分の時間は保育士さんに貢献できているかな?と思って続けています。

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