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RF24-105mmF4L IS USMを1ヶ月使ってみて思ったこと

こんばんは。
僕がCanon EOSR6を導入してから初めて買ったレンズである、RF24-105mmを1ヶ月使ってみて思うところがあったので、noteにまとめていきたいと思います。

このレンズを一言でいうと「最強な優等生」。



広範囲な画角、F4通しの絞り、程よい重さゆえの取り回し、どれをとっても欠点がない。持っている人全員が「使いやすい」という評価を下すレンズではないだろうか。
特に私みたいなカメラマン修行中の身分にとっては「F4L」という絞りの限界が実にちょうどいい。

F値が低い大口径レンズであればあるほどボケを生み出せていいレンズと思われやすいが、F値を低く設定すると被写界深度が浅くなり、ピントがあった箇所と少しでも後ろ側に距離ができるとすぐにボケてしまい、使い方によっては主張がはっきりしない写真になりやすい。

もちろんボケの範囲を理解した玄人にとっては鬼に金棒であるが、あえてF値が高めのレンズを使うとボケに逃げることができない撮影となり、構図力向上に繋がりやすいと思います。
(最近は改善されましたが昔はボケisJusticeだったため常に単焦点50mmのF1.8で撮ってました。恥。)

かつ、通常のSTMレンズだとズームした際F値が変わることで暗くなり、他の設定に影響が出てくるので通しで使える安定感、安心感は異常である。

そして105mmまでズームできる範囲の広さ。すごい。
出かける際とりあえず一本持っていれば何かしら写真に収められる安心感。また安心感という言葉が出てきたけど、本当に頼りになる優等生という言葉がぴったりである。

デメリットとしてはやはり広角、標準、望遠F2.8の大三元レンズ、50mmF1.2等の大口径単焦点レンズのような化け物たちと比較すると一歩遅れを取ることは否めない。
まあ化け物と称す通り今挙げたレンズ達は重さでかさが段違いなので、そりゃ良く撮れるよねと、比較する意味もあまりないのかもしれないが。

大三元でいうと70-200mmF2.8の望遠レンズを持っているが、70mm以降のレンジを撮りたい場合、どっちを選びますかと聞かれたら迷わず大三元を選びます。どうしても解像感の違いに目がいってしまう。

とはいえシチュエーションというのは非常に大事なもので、例えば親戚の集まりでクソデカレンズを持っていくのは(距離感にもよるが)やはり浮くし場違い感はある。
あと1日中持ち歩くとなると24-105の方が疲労度も少なく、圧倒的に取り回しがよい。

というわけで、望遠大三元一本、標準小三元一本持っているが小三元が腐ることは全くない。むしろ比較することで24-105mmの優秀さが際立った感はある。

できれば24-70mmF2.8や28-70mmF2.0と比較できたらより正確なレビューができたのかもしれないけど、流石に高すぎてまだまだ揃えられませんね。

何回か店頭で試した結果だけでいうとすんばらしい描写だけどやっぱり重いよなあ、これ持って歩き回るのきついよなあと毎回思う。28-70、お前のことだぞ。どういうことだよレンズだけで1.4キロって。でも写りすごすぎるから惹かれている俺がいるぞ。

脱線したが、とりあえずバッグに入れておけば何とかしてくれると思わせてくれる最高のレンズです。
大口径単焦点の方がいいんじゃないかと浮気しかかってごめんよ。もう少しお前と一緒に写真に向き合っていこうと思うよ。

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