⑧看護師国家試験に臨むストレス
看護師国家試験は、看護学生3年生の2月に受験します。
3年生は実習や研究などで、とても忙しいです。それに加えて看護師国家試験勉強もしないといけないのです。
まず実習が大変。
朝早くから電車やバスを乗り継ぎ、実習病院まで行きます。そして実習を行い、記録、記録、記録…。体力は限界、ねむい、記録書かないと、ねむい。
睡眠時間を確保するのも至難の技。
しかし子育ては待ってくれません。
忙しい雰囲気を出すと、子どもはとても敏感に感じ取ってしまいます。
「ママー、これやってー!」
「ママー、本読んでー!!」
「ママー、これわかんないー!」
「ママー!ゲームしよー!!」
このような感じになります笑
実習をC評価以上とらないと国家試験受けられないし、国家試験受からないと助産師学校合格しても行けないし、はぁぁぁぁ。。
それに国家試験対策も大変でした。
模試をしたらその振り返りをして、出来なかったところをさらに勉強して。自分のものにしなければ!
夏休みには予備校へ通い、過去の国家試験問題を山ほど解き…
という日々が続き、ついに身体に異変が出てきました。
実習期間中も学校でみんなで授業を受ける日があるのですが、席に座っているとお腹が痛くなるようになったのです。
お腹がギュルギュル言い出して、それはみんなにも聞こえるほど。
恥ずかしいやら痛いやら。
トイレに行くともう下痢です。
これを何回も繰り返すようになりました。
近くのかかりつけのクリニックに行くと、過敏性腸症候群と診断されました。
精神的なストレスからなることも多いようで、抗不安薬を処方され飲むことになりました。
これを飲むと少し良くなりましたが、やはりトイレに行かないといられませんでした。
今考えると、この時はかなりストレスフルな状態でした。
学校で模試を受ける時も、抗不安薬を飲んでいました。
国家試験には死んでも受からないといけない!という思いがストレスになっていたんですね。
追い詰められると、人って身体に症状が出てしまうのかぁ、、、と思い知らされた出来事でした!
皆様、お身体をお大事にしてくださいね!
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