【文例集】議員さんにメールしよう
なぜ議員さんにメールした方がいいの?
「政治家は本当に国民のこと分かってるんだろうか?」もしそう思ったら、政治家さんにメールしちゃいましょう。政治家さんは私たちの税金でお給料をもらっていて、私たちの声を聞くことが仕事。実はすごく私たちの声を気にしてるし、聞きたがっているんです。同僚や上司にメールを送る感覚で、社会人として普通のメールを送れば、ちゃんと見てくれます。#検察庁法改正案に抗議します もTwitterデモばかり注目されますが、多くの方がメールや電話などで議員さんに連絡をしていました。
Twitterデモとの違いは?
Twitterデモは世論の盛り上げにつながり、マスコミ各社による支持率調査に一定の影響をもたらす可能性があります。支持率のアップダウンは議員さんが重要視する情報ソースです。でもTwitterデモが盛り上がるかどうかは、時の運にかかっています。小さな声でも確実に政治に届けることを狙うなら、実名でのメール・お手紙がおすすめです。
お声がけの基本ルール
1.匿名ではなく実名(苗字だけでも)を伝える
2.住所(町名だけでも)を伝える
3.誹謗中傷ではなく社会人として誠実に問題意識を伝える。
でも「私には文才がない」という謙虚なあなた、大丈夫です。初めての方のためにシンプルな文例を作ってみました。ぜひ最初の1歩を踏み出す参考にしていただき、ご自身のクリエイティビティでアレンジしてお使いください。
メール文例集
「問いかけ」篇 いきなり初対面の人から抗議されると怯んでしまいませんか?議員さんもきっと同じです。まずはフラットに質問を投げかけて、キャッチボールにつなげましょう。私が議員さんだったら有権者に問いかけられたら前向きな返答をしたいと思うはずです。
「お願い」篇 シンプルにお願いする方法
「抗議」篇 悠長にお願いしていられないほど強い思いがある場合は、毅然と抗議するという方法もあります。
「対立候補に投票します」篇 私たち有権者は議員さんを落選させることはできませんが、他の候補に投票することはできます。ちなみにこの言葉は議員さんや事務所の方を大いに傷つけるとのご指摘を多数いただきましたので、乱用するのではなく、最後の切り札として使った方が良さそうです。
「原点を思い出して」篇 議員さんのHPなどに載っているモットーを出すことで政治家としての原点を思い出してもらいます。
みなさんのメール文章例
一緒に声を上げてくださった全国各地の方々のメールの例です。
「これまで投票に行かなかったけど、次の選挙では別の人に投票しようと思います」という無関心層であることを逆手にとった上級者テク。
議員さんを褒めつつ自分の考えを伝えるテク。
「私たちと一緒に反対していただきたい。」という一文が良い。送った方以外にも大勢が反対している感じがする。もし反対しても「あなたは1人じゃないよ」っていう励ましにも見える。言葉の魔法使いあらわる・・・
箇条書きで理由を述べていくスタイル。党名とか党の理念は誰も否定ができないので、すごく説得力があります。
こちらも箇条書きスタイルです。冷静ながらも熱い思いを感じさせるかっこいい文章です。
年配の議員さんはメールよりFAXという情報を得て、のFAXのテンプレートを作ってくださった方もいました。老眼の議員さんに配慮して大きな文字になっています。
全国のそれぞれの場所で政治家さんにお伝えすることができれば、本当に大きな力になりますね!
お礼参りメール
陳情して終わりではなく、感謝のメールを送ることで良い人間関係が気付けると思います。
「また連絡します」篇
「ついでにお願い」篇
もし他にも気になる案件があればお礼ついでに差し込みましょう。
皆さんのお礼メール集
私が送ったお礼の文章。
メールをしたところ、実際にれいわの船後議員が国会で質問してくれたという感動的な事例も!声を届けることは無駄じゃない・・
議員さんの連絡先を探す方法
地元の議員さんはもっとも身近な政治への窓口
首相官邸や政党の窓口に送る方法もありますが、個人的には自分が当落を左右できる選挙区の国会議員・地方議員さんにアプローチするのがもっとも効果があると思います。こちらから自分の選挙区の国会議員を検索できます。
市議会議員や区議会議員など地元の議員さんは、「地域名 党名 区(市)議会議員」でGoogle検索すると出てきます。
キーマンの議員を探す方法
法案によってアプローチするべきキーマンは違うようです。法案がどの委員会で話し合われているか検索でがてくるので、そこにメールをすることもああります。例えば、検察官の定年延長問題を話し合っているのは「衆議院内閣委員会」でした。
個人情報は大丈夫?
メールに実名や住所を入れることで個人情報をさらされないか心配している方もいらっしゃいました。通常は各議員のHPにはプライバシーポリシーがあり、個人情報は政策の参考にしか使わないと明記してあります。
そもそもこういうことを市民に心配させないでほしいですね。
議員さんはちゃんと見ている
ここまで読んだけど「本当に議員にメールて意味あるの?」と半信半疑な方も多いと思います。でもリアル政治家さんたちは市民からのメールなどをちゃんと気にしています。
現役の議員さんが陳情のコツについてお話しされている動画。「賛成でも反対でも国会の議論に参加するのは大切なこと」だそう。
ハフライブでは「政治家さんは事務所に届いた声はどんな形であれ目を通している」と、政治記者さんが証言。
立憲民主党の公式ツイッターさんに政治家への声の掛け方についてアドバイスを求めたところ・・
メール・電話・FAX・直接会うのどれが効果的?とさらに質問すると・・
ネット番組「メディア酔談」では記者の相澤冬樹さんが政治家へのメールについてアドバイスしてくれた。「対立候補に投票します」というワードが生まれた神回。
メールだけでなく電話したい方はこちらをご参考にしてください!
Twitterデモについてはこちら。
最後になりますが、議員さんへのメールは慣れないうちはとても疲れます。でも慣れてくると、上司へのメール感覚で打てるようになるし、説得する力も上がってくる気がします。ぜひトライしてみてください。
そして行動を起こした結果、もしも社会が変わらなかったとしても、落ち込まないでください。あなた自身が変わったのだから。(©︎韓国のフェミニストさん)