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【メモ書き】各種発電の概要

参考文献 環境とエネルギー政策がよくわかる本 関貴大著

①発電概要
・ベースロード電源:昼夜問わず、稼働する電源
・ピーク電源:電力需要に応じて発電量をコントロールできる電源
・ミドル電源:ベースロード電源とピーク電源の中間に位置づけられる。
・CCS:二酸化炭素の回収及び貯蔵する技術
・DACCS:大気から直接二酸化炭素をカ州する技術
②原子力発電
MOX燃料:ウラン・プルトニウム混合酸化物
高レベル放射性廃棄物は、地下300mより深い地層に埋立
③太陽エネルギー
太陽光発電:2種類の半導体の組み合わせ 光電効果を利用して発電
→太陽光パネルには、鉛やカドミウムなどが使われていることもある。
太陽熱発電:太陽の熱を利用して、蒸気を発生させタービンを回して発電。蓄熱すると、夜間等も発電を継続できる。
④風力エネルギー
・洋上生風力発電:推力の次にエネルギー変換効率が高い。
着床式→風車の基礎を海底に埋め込み固定する方法
(水深50m程度までの浅い海)
浮体式→船のように海上に風車を浮かせ、海底にロープでつなぎとめる。
(コストがかさむ)
⑤水力エネルギー
水路式&調整池・貯水池式
→日本の既存ダムのうち、75%は水力発電に未利用。
⑥地熱エネルギー
・フラッシュ発電方式:約200℃以上の高温蒸気をを用い、直接タービンを磨合わして発電する方式(日本の大半を示す。)
・バイナリー発電方式:地熱流体の温度が200℃未満の場合に適用。水より沸点の低いペンタンなどの二次媒体と熱交換を行い、二次媒体の蒸気でタービンを回して発電。
※開発期間が約10年に近くかかる。(初期調査~運用まで)
→初期調査、探査事業、環境アセスメント、開発事業
※発電効率は、水力の10分の1程度
※ケニアは4割が地熱発電。
⑦水素・アンモニア
・グレー水素:化石燃料由来の水素、CO2を排出
・ブルー水素:化石燃料由来の水素、CO2は回収する
・グリーン水素:再生可能エネルギーで製造
→アンモニアは輸送・貯蔵技術も確立しているため、水素からアンモニアに変化して、アンモニアの状態で輸送・貯蔵も検討されている。
・P2G(power to gas)余剰電力で水を電気分解して、水素を製造・貯蔵すること


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