私の押し入れ〜あなたは主人公じゃない。〜
映画の超大作や漫画の物語で、世界を真っ黒く塗り潰そうとする悪い奴らがいたりする。
主人公は家族や友達や大切な人を殺されても、それを乗り越えて行きながら最後の最後まで悪い奴らに立ち向かっていく。
そして最後には必ず悪い奴らをやっつける。
今思えば、幾つもの物語の中で主人公は絶対的に死なないと思っていたけれど
(ドラゴンボールの悟空は死んだけど生き返ったりしてるから話は別)
あれは主人公が死なないんじゃなくて、死ななかった人だから主人公となって物語がちゃんと最後まで続いただけなんだ。
自分の人生の中では自分が主人公である。
そんなの当たり前で、そうでなかったらあなたの人生は誰の人生?ってことになる。
でもこの世界の中心ではあなたは主人公ではない。
あなたが感染症にかからない保証もないし、感染症にかかっても軽症な保証もない。それは私にも言えること。
自分がウィルスが目に見える特殊能力があったら
ウィルスをやっつける薬を作る人だったら
何者でもない私たちが今できることって自分を守ることしかない。
こんな時こそ、人の本質が見えてくるよね。
自分がなんとなく自粛に甘くなって不要不急を無視した日が、誰かにとってのお別れの日になりませんように。
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