完結した有名ホラーの続編は蛇足なのか?・エスターファーストキル【ネタバレなし/映画感想】

ジャンル

ホラー

あらすじ

4年前に行方不明となった6歳の娘・エスター。
ほとんど諦めていた両親の元に「エスターが保護された」と朗報が入ったところから始まる物語。
娘を亡くした父親は特に傷心しており、保護された"エスター"も父親にべったり甘えているが…
今作は、前作「エスター」の前日譚となる。


感想

まず結論から、今作に限って言えば蛇足ではなかったです。
ただ、前作を見てないともしかしたら展開が早すぎてエスターの世界観に浸るのが難しいかもしれない。
ここから先は前作「エスター」を視聴した経験のある方のみ読んでほしい。
そもそも今作は前日譚であり、前作を見てからの方が面白いから。

まず「失踪した娘が帰ってきた」という設定で家族に取り入るわけなんですが、かなり危うい発言が多いです。
前作のエスターはほとんど完璧な娘であったが故の対照的な拙さがあります。それがまた今作が「前日譚」であることを匂わせる良い塩梅。
そして有名ホラーの続編としてみれば、クオリティが高いです。
だって続編作る必要なかったじゃないですか、1つの映画で世界が完結していて美しかったし面白かったし。
そこのところ、この話は必要だった!と思わせてくれるような展開があって、ただの続編じゃないんです。
前作「エスター」が好きな人は見た方がいいです。 

あと引き続き、簡単に人死にがですぎね。あなたが「この人多分死ぬな…」と思った人、多分死にますよ。

この作品を前に私が言いたいキーワードは「早すぎるだろ!」です。
この言葉を胸にぜひ見てみてください。

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