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【Kindle出版】わたしが哲学する理由~いちばん読みやすい『ソクラテスの弁明』

スマホでも簡単に読めるAmazon Kindleの電子書籍として、2400年前に書かれた『ソクラテスの弁明』という本を、だいたんに現代語に直した『わたしが哲学する理由~いちばん読みやすい「ソクラテスの弁明」』を販売開始しました!

哲学者ソクラテスの名前は超有名ですが、「なんだか難しいことを言ってそう……」と、近寄らないようにしている人も多いのでは。でも、実はソクラテスって専門用語も使わず、単純明快にしゃべっているんですよね。

彼が主張しているのは「日常の対話こそが哲学」であり、「どうしたらよりよく生きられるかを考え続けて『吟味』することが哲学」というもの。

要は、「何かをするたびに、それがいいことかよくないことなのか、ちゃんと自分の頭で考えながら生きないとダメだぞ」と言っているのです。

「儲かるか、人から褒められるか、ステータスになるか」みたいな「自分にとって得か損か」という目先の利益ではなくて、「それをすることで本当に世の中がよくなるのか」ということをいつでも考え続ける。
とてもシンプルですよね。

『ソクラテスの弁明』というのは、そうやって誰彼かまわず「それは本当にいいことだとあなたは思っているんですか?」とするどく突っ込み続けた結果、たくさんの権力者たちに嫌われたソクラテスが、「余計なことを吹き込んで若者を堕落させている!」と言いがかりをつけられて裁判にかけられてしまったときの、ソクラテスによる反論を書いたものです。

「訴えられて、死刑をちらつかせても、わたしは決して哲学をやめることはしない。なぜならば~」

というのがこの本の主題。だからこそ、「なぜ人は哲学をするのか」の根本が、この本に詰まっていると言えるのです。

ほら、もう読みたくなったでしょう?

でも難しそう……と思ってるあなた、大丈夫。僕がだいたんに現代語に直した文章は、中学生なら楽勝、小学生でもがんばれば読めるようなかんたんな文章です。
「2000年以上も前の文章だしいいよね……」というわけで、いろんな固有名詞や、ややこしい部分はばっさりとカットしちゃったりもしました。
研究者の先生には怒られちゃうかもしれないけど、おかげで、日本でいちばん読みやすい文章になったと思っています。

文章量も1万字とちょっとだからおそらく30分もあれば読めるはず。

ぜひぜひ、入門編として、読んでみてください。そして、哲学に興味をもったら、ここからいろんな本を読んでみましょう。
僕ともぜひ語り合ってくださいね!

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