(リクエスト)魔法の経費、旅費日当と税務調査が来た際の回避対応

マガジン最終回です。ここまでお付き合いいただいてありがとうございました。
とりあえず最終話としてそろそろ確定申告など税務のお話が話題になるので最後はこれで締めます。

旅費日当について、これはうまく利用するだけでキャッシュアウトしない経費をドカっと作ることができ節税対策になりますが、対応を間違うと税務調査で指摘を食らいます。

バリーも昨年の税務調査で「日当大きすぎませんか?」と指摘を受けましたが、とあることを認識して対応すれば手法で修正することなく潜り抜けました。

旅費日程のメリット

このあたりのメリットは外のサイトで税理士さんが書いている記事をみていただいた方が詳しく書いてますので割愛しますが端的に言えば

【法人側】
・経費算入
・給与に上乗せしないでいいので社会保険料不算入

【受け取る側】
・所得税、住民税非課税(これがでかい!)
・社会保険料不算入

まずは旅費規程と議事録は絶対に作りましょう

まず税務調査が来た場合に日当を出していたら必ず旅費規定は見られます。ですので旅費規程が無ければ話になりません。まずは作成をしましょう。書式はGoogleでググれば出てくるものを使えば大丈夫です。

ポイントは
・役員のみならず従業員も対象にすること。
・ただし役員、それ以外で日当の金額の差を作ることは問題ない
・そして、それを承認したという議事録も必要です。

適正な日当とは

さて、ここで後々論点になる適正な日当とはいくらか?ですが、一応日当の相場を調査している会社があります。

産労総合研究所のHPはこちら

大体ですが役員の場合、国内出張の日当は1日あたり宿泊費込みで約1万ほど。結構低いです。
データの対象が同研究所の会員および上場企業から3000社と書いてますので大手企業というのが大体読み取れます。

ちなみに国のトップである総理大臣の日当も調べることができます。

国家公務員等への旅費に関する法律

これによる宿泊費込みで22900円。多くのブログでも書いてますが日当旅費はこの範囲内で収めるのが適正ということです。

税務調査での想定問答

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