掃除機 動かない 原因 かんたんな点検の仕方
突然【掃除機】が動かなくなった事はありませんか?
安価な家庭用でしたらあきらめも付きますが、
業務用 特に 乾湿両用 集じん機 となると
なんとか修理したいと思いませんか?
まず落ち着きましょう
乾湿両用 業務用掃除機
いまでは家庭用、電池式が主流ですが
業務用となるとそうも言ってられません。
未だにパワーの面では
コード付業務用掃除機にかなわないからです。
かんたんな点検
まずテスターを用意しましょう。
周りで誰か持っているはずです。
テスターを使いましょう
テスターを使いましょう
最初に
導通しているか確認するのです。
テスターの使い方
まず落ち着きましょう
1. テスターでコンセントの導通を確認しましょう
2.導通がはかれなかったら配線をうたがいましょう
3.電線に問題が無ければ分解してスイッチの元をはかりましょう
4.中を開けてヒューズ管が導通しているか確認しましょう。
5.モーターが焼けているか匂いで確認しましょう
1. テスターでコンセントの導通を確認しましょう
コンセントから電源を抜いてから
テスターの導通レンジに矢印を合わせます。
抜いたコンセントにテスターの先端を付けます
このときスイッチをONにして下さい
テスターの針が振り切れていれば導通しています
反応がなければ、
電源コード、
スイッチ、
掃除機の中のヒューズ、
モーター
の不良が疑われます。
可能性を考えましょう
1.ご家庭のブレーカーが落ちていないか確認しましょう
他に電気を使っていると
容量オーバーでブレーカーが落ちたりします。
2. ブレーカーが落ちていなかったら
掃除機に問題がありそうです
分解してみる必要があります。
掃除機の分解
それほど難しい構造ではありませんので
プラスドライバーでかんたんに分解出来ます。
分解した後のチェック
念のため電源コードのチェックをします
はさみでコードを切ってみましょう
銅線を引き出して下さい。
銅線の皮むきをします。
テスターで計測してみましょう
それぞれの線の導通をテスターで計測します
それぞれの線の抵抗をはかってメーターの針が
振り切っていれば、コードの断線はないと言うことです。
ダメな例
配線は1本ずつビニールで絶縁ひふくされています。
コネクタの両方に導通しているのは危険です。
白の配線には片側のコネクタの端子に導通しています。
黒の配線には片側のコネクタの端子に導通しています。
両方で導通がとれることはありません。
配線が途中で切れて接触している証拠です。
そのため配電盤のブレーカーが飛びます。
スイッチの確認
掃除機のスイッチの導通を確認します
ここでスイッチをONにして導通をはかります
スイッチをONにして導通(針が振れる)していれば
スイッチは問題ないです。
スイッチをOFFにすると導通が切れる状態が正常です。
スイッチと配線が問題ない場合
掃除機内のヒューズやコンデンサがパンクしている場合があります。
モーターが荷電流がかかると火災にならないように
ヒューズが設けられている場合があります。
これも念のため導通テストして下さい
中には細い銅板が入っていますが、
一見切れていないようでも
目に見えにくい箇所、
付け根付近で切れていたりすることがあります。
これも切れていたら
交換すれば掃除機が
動作致します。
その他の不良
コンデンサの不良もあります。
先端2本の足はハンダ付けしてありますが、
よく観察して下さい
泡が拭いている
亀裂が入っている
焦げている
これらはコンデンサがパンクしている状態です。
はんだで暖めて外して同容量の物と交換して下さい。
それでも症状が改善しない
掃除機のモーターかもしれません。
匂いを嗅いでみて焦げ臭かったら
まず諦めましょう。
電気機器の修理ははじから順番にチェックしていきましょう
そのほかの電気機器の修理も
はじから検査してゆきます。
段々と内側をチェックしていくうちに
原因の根本にたどり着きます。
今回はかんたんなチェック方法ですので
大まかかなチェック方法を
ご紹介しましたが、大体
このくらいで直るケースが多いです。
はんだが使える一般の人で出来るのは
コンデンサ交換くらいまでです。
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