見出し画像

へらすとていかすもの

鉛筆を好きで使っていると、どうしても避けられない作業が有ります。
そう。
アレです。
鉛筆を削るという行為です。
今回は、私が普段使っている鉛筆削りを紹介したいと思います。

電動派?手動派?

さてさて、これを読んでいる方の中にはそもそも鉛筆削りを持っていないという方もおられるでしょう。
そもそも鉛筆自体使わないのならそれも当然のことです…と、此処まで書いて『はて?本当に一つも鉛筆削りを持っていない層はどの辺りじゃろ?』と考えました。
まず、お子さんがいる家庭にはあるでしょう。
次に、女性は眉ペンを削るのに持っているかもしれません。親元に住んでいる社会人の方も、昔使っていたのが何処かにあるとして…。
うん。居ねぇわ。
鉛筆削りを一つも持って無ぇ奴なんて居ねぇ。
親元離れて暮らしてる独身男性くらいだわ。

ま、それはいいとして。
そんな鉛筆削りですが、皆さんはどちら派ですか?
手動派?電動派?
私は勉強の時は電動を使う事が圧倒的に多いです。
ただ、ストレスの発散や木軸の表面を綺麗に整えたい時は手動を使います。あのゴーリゴーリという音と振動が落ち着くのです。

三菱の電動シャープナー

私が今現在使っている電動シャープナーがこれです。

三菱電動シャープナー ES-12

何とも無骨なデザインですね。
メルカリでお安く手に入れて、緑青をせっせと磨いてお掃除しました。
最初から程度は良かったのですが、一応。
ちなみにこんな感じでした。

古い物なので許容範囲。
現在は磨いたので幾分マシになってます。
ピカールは神。

なかなか角のは取りにくいですね。
また時間のある時に爪楊枝やらを使ってコツコツ磨いていきます。
ただ、あまり磨くと下地が出てしまうので要注意です。程々に。程々に。大事な事なので二回言ってみました。

実は私、三菱の電動シャープナーをずっと、あの三菱電機の製品だと思っていたんです。
違うんですね。
三菱『鉛筆』の電動シャープナーだったんです。
ここ試験に出ます。

ただ、三菱鉛筆は家電メーカーでは無いのでおそらくどこかのメーカーが作った物を自社ブランドとして売っていたのでは無いかと思います。
下側の写真のMEITOという文字と謎のマーク。これが関係あるのではと睨んでいますが調べるには至っていません。ググるのすら面倒臭くて。
当時はよくあったそうです。コクヨ製の電動シャープナーなどの文具メーカーの名前が付いた製品が。
ただ、作っているのはNationalだったりするわけです。時代ですね。

妖怪、鉛筆喰い

さてさて、そんな電動シャープナーですが、よく聞かれる話として
『電動は削りすぎてすぐに鉛筆が無くなる』というのが有ります。
本当でしょうか。
早速実験してみましょう。

芯の太さを調整するレバー

この鉛筆削りは、1〜3迄の3段階で芯の太さを調整できます。
その結果がこれです。

左から1.2.3
左から1.2.3

新品の鉛筆で実験すると、芯先が綺麗にまっすぐでわかりやすいですね。
ではコレと新品の削っていない鉛筆とを並べてみましょう。
はい、ドン。

同じです

芯先が削れていない時点で分かってはいましたが、一応。
電動だから、鉛筆がすぐに無くなるってのはガセだという事がわかりますね。
確かに、初期中の初期の製品なら分からないですが、それ、なかなか探すの大変ですし、持ってたら値打ちありますよ。
ちなみに、他の製品でもやってみましたが結果は同じでした。

他の製品① 機関車トーマスのモブキャラ
他の製品②弾丸超特急

こうやってみると、ランプがつく製品は芯先でランプのスイッチ板を押すので基本それ以上前に進まなくなっているようですね。
新しいのはそもそも削りすぎ防止が付いてますし。
ちなみに、手動は削り終わると『スカカカカー』と空回りします。愛いです。

スカカカカー


〆のちぢれ麺

今回は鉛筆削りを長々と紹介しました。

また気がついた事があれば書いてみようかと思います。

ちぢれ麺

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?