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筆箱の中身

"ふでばことり"なんて名前を付けているのに、noteにまだ筆箱の事を書いてないなぁと思い、取り敢えず晒してみる事にしました。
1970〜80年代の小学生をイメージして中身を組み立てます。物自体は現行品も混ざってます。はい。

取り敢えず本体

まずは筆箱。
レイメイ文具の【両開マグネット・チャペル】という物です。昭和レトロの一品ですね。多分1970年代中〜後期かなと。ワンチャン前期。

品番 CM-35-05


お値段¥350- 安い

この手のタイプには珍しく両面開きです。
結構コンパクトでデザインも意外と子供っぽく無いので最近は外に出る時も持ち歩いてます。

このイラストがチャペルの由来
マグネット式2面
写真よりもう少し銅っぽい色です

この、イラスト側に鉛筆、赤鉛筆、消しゴムを入れてます。鉛筆の固定は筒に挿すのではなく、なんと言っていいか、まあ見ての通りです。

バーと底の間に滑り込ませる感じ

中身はというと…

入れているのは鉛筆4本と赤鉛筆一本、消しゴム。
簡素に思われるかもしれませんが実は結構こだわってます。
まず鉛筆は三菱#9800の【Patented type・旧JISマーク付き】です。
現行の新品を買うと、金文字の箔押しが【Matured】と書いてますね。あと、JISマークは付いてないですし白いバーコードが入ってます。
赤鉛筆は現行モデルなのですがこれも三菱#7700・赤という、最近あまりお店に置いてない物です。画材屋さんとかには多分置いてるかも。イラストレーターやアニメーターの人が愛用している色鉛筆との事です。硬質芯のため鉛筆のような書き味でサリサリと書けます。

PAT.NO.217586 〄
赤鉛筆も六角軸

消しゴムはSEEDのRadar S-60
現在のEP-SR-70のご先祖さまです。
そこまで古くないか。いや、わからん。

現行は消しゴムに印刷が無い


この頃は何でも〄が付く

やっぱり、中身にも印刷が無いとどうにも締まらねぇや、なんて思っちゃいます。かっこよ!

この頃の筆箱には、時間割を書く紙が入ってました。
当時も使ったことありませんが。だって毎年変わるのに。ねぇ。

表はこんな写真。古いなぁ
レイメイ文具
7時間授業は無かったぞ??
これは好きで挟んだ。古墳ステッカー

表はこんなもんです。
結局、現行品は赤鉛筆だけでしたね。

続いて裏面

表は鉛筆と赤鉛筆、消しゴムでしたが、裏は何を入れているのかというと…

薄いのであまり入らない

三角定規2種類、分度器、緊急に鉛筆を削るためのナイフ、付箋二色。
直差しは、まだ届いてないので届き次第装着する予定です。

セルロイドと真鍮

この分度器と三角定規はかなり古いです。多分、1950年代中期くらいかなと。昭和30年くらいかな?
セルロイド製なので変形もしちゃってて、正確な寸法取りが出来ないというね。
『味』として此処にいます。はい。
ペナントナイフも、使う事がほぼ無いアイテムですが、これまた味付けで此処に鎮座しておりますね。真鍮の柄と鞘、鋼の刃物。もうお腹いっぱいです。

とても薄くて軽いです
柄と本体は、このカシメ一発で固定
真鍮を折り曲げただけの鞘です

おしまいです

以上で筆箱の中身を全てお見せ出来ました。組もうと思えばそれなりのペンケースにそれなりのシャーペン、万年筆をぶち込んでお見せする事も出来たのですが(見栄)実際に自分が愛してやまない筆記具達でまとめてみました。
気分によって多少変わるかもですが、大きさ重さ色形、今の所これがベストだと感じています。

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