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三十にして立つ

好きなものと生きる

原田マハさんの作品『キネマの神様』を読んだ。

サクセスストーリーだけど、好きなものと生きることで
人の人生が彩られていく様がよかった。

迷うことがあったときに、自分の芯になるものを思い出させてくれる
本になりそう。

趣味は〜ですって言ったら
じゃあ得意なんだねとか、拘ってるんだねって
言われがちだけど
ただ、好きなだけなことって多いと思うんです。

そこにあるものが好き
どれくらいとか、なぜ好きかはなくていい

それがあることで自分の人生が彩られるなら
それでいい

本や映画は別世界を見せてくれるし

お酒は自分のダメなところを出してくれる笑

そして何より僕にとってフットボールは人生そのもの

関わり方

キネマの神様の中で
会ったことも喋ったこともない人同士が
強い絆で結ばれていると感じる場面があった。

人のことを想うってこういうことだなって。

他者の立場になろうとしても
完全に他者にはなれない

だからこそ
自分のことを語り、相手を計らずに見る

そんな場面だった。

厳しいことを言われてもすんなり受け取れる
嫌なこと辛いことがあっても
笑い飛ばしてくれる

僕にはそんな友人がいる

長い付き合いっていうのもあると思うけど
僕のことを計らずに見てるのが伝わってくる。

彼らとの関係の中には世の中で正解とされている物差しが
ない感じ。

それぞれが同じものを見てるけど
違う側面や距離から見ていれば
違う感情や考えになることが前提にあるから。

分かる、大変だねみたいな
共感とは別に素直な意見をくれる。

自分の想いを照らしてくれる。

そんな友人をこれからも大切にしたいし
僕もそう在りたい。



三十にして立つ
30歳になった決意表明

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