WCSとDFMの感想会

※今回は文章考えるのが面倒なので誰かと誰かが会話している風となります。

「念願のT1優勝でT1ファンボのワイ歓喜」
「LCKリーグ戦から見てきた人間からしてみたらファンボ目線から見ても正直良い結果で終えられるとは思わなかったね」
「明らかにMSIの頃からチームの連携がおかしかったし」
「Fakerが休養に入った期間のリーグ成績1勝7敗だぞ?仮にも去年のWCSファイナリストが4人いるにも関わらず」
「夏のプレイオフもGenGには完敗だった」
「それがBLG戦から急にチームが変わったかのように完成したな。本当にチームの団結って水物なんだと感じたよ」
「とまぁ決勝だけ見た人からすればT1最強待ったなし!なんだけれど1年追っかけていた人からすれば全くの予想外の結果だったわけだけれど、ここまで強くなった要因って何?」
「一言で言えばメタに愛されたのとZeusのチャンピオンプールが1年かけて広がったことだよ」
「メタに愛された、とはどんなところが?」
「KeriaとFakerだよね。特にKeriaのスキルショットやキャラクター操作の繊細さを活かせるレンジドサポートが選択肢として有効になったところが大きい。」
「Keriaのプレイングは間違いなく世界最高峰だけど他のサポートプレイヤーと違ってタンクだと平凡になっちゃうのが春のプレイオフ以降のメタに適合出来てなかった理由だよね」
「Keriaが得意なタンクがメタの中心に居なかったのもある」
「Fakerのほうは?」
「個人的には弱体化されなかったジェイスが席巻すると思っていたんだけれど蓋を開けてみたらMidメタはニーコ、オリアナ、アジールだった。全部Fakerが最も得意としているチャンピオンたちだ。10年来のFakerファンボの個人的な見解としてFakerは基本チャンピオンプールは広いけれど、チャンピオンの理解度を優先させるため、プレイオフやMSI、WCS等の短期決戦の場面においてはプレイするチャンピオンを数体に制限させている傾向がある。今回は前述の通りメタの中心がFakerの得意チャンプのお陰でその制限させている悪影響が出ていなかった、あるいは少ないと感じたよ。」
「T1が苦手としているMidキャリーメタじゃなかったしね。」
「という感じてメタを作り上げたと評していたキャスター陣とはちょっと評価が違うかな、ニュアンス的にはT1が得意なメタを実行出来るくらいの余地をRiotが作ってくれたという印象」
「最後まで最速3ドラ戦略が強かったのも追い風」
「WCSパッチまでのメイジサポのバフ多かったもんね。何故かアッシュもバフされたし」
「自分たちの得意メタを押し付ける、という結論を出していたチームがもう一つあったよね。自爆したけど」
「GenGだよね。T1の豹変ぶりに一番感化されたチームだと思う」
「間違いなく大会期間中のスクリム相手だろうね。じゃなければプレイオフのあのB&Pは理解できない。T1がそれで結果を出したのだからそれに追いつけと」
「メタに対する一つの解釈から適合することで強さを証明してきた今までのプロシーンと違って13年目にして様々な解釈を押し付ける試合を見れた大会だったかな。」
「そう考えると今までのWCS史上最もバランスが取れていたのかもしれない。またはプレイヤーたちのレベルが上昇してきた証なのかも」

プレイインの傾向
「とはいうもののそれは世界で最も強い奴らだけに通用する話なわけでプレイインから参加するレベルのチームにとっては遠い世界の話」
「相変わらずプレイインのメタはレートゲーム志向一辺倒だった」
「試合を決めきれるだけの序盤のプレイイングがどのチームも出来ないからね。30分以降の集団戦一本勝負で強い構成を作ったほうが勝率は高くなる」
「だからカイサが重宝されたしレーニングから破壊しよう考えるチームがなかった。」
DFM不調について
不調も何も元から大会出場チームの中では最弱クラスなのだから妥当な結果なのでは?」
「そもそもがファイアーフォーメーションだったし。これでどう次に繋げろというんだ。」
「DFMの海外大会時の強さってなんだっけ」
「Kずーたが練り込んだ序盤の決め打ち戦術とEviのレーニングの強さ、だよね。特に決め打ち戦術がハマった時の鋭さはスイスリーグに匹敵する強さを持っていた。試合開始8分まで相手のアクションを考えずに自分たちの決め打ち最優先で動けていたから動きに迷いがなかった。これにAriaの全盛期が重なっていたときが最強だった。
んだけどそれで良い成績を出してしまったがためにこの決め打ちが次回以降ほとんど通用しなかったのよね」
「Eviも居なくなったし強さがどこにもないじゃない!」
「まさか世界大会直通最後の年がこんな形になるとはね」
「因みにプレイインから参加のリーグで日本だけが凋落したのか、という問いについてはどこも同じくらい停滞していると思うよ。ブラジルも北中米もKR助っ人が当たりだっただけで既存の選手は新鋭ってわけじゃなく何年も前から変わってないからね。」


LJLの今後

「ちびちび記事を書いていたら書き終わる前に重大発表が来ちゃったじゃないか!」
「まぁ簡単にまとめるとリーグの市場規模が小さいので世界大会の椅子をRiotから剥奪されたことによる事実上の規模縮小、その影響からか参加チームが減少し8チームから6チームへ。これにより今年までプロ選手だった人たちも続々引退してきた。」
「過渡期だねぇ」
「コロナで配信バブルだった時期は同接3万くらいだったのに、コロナ明けたら1万切ってたしね。個人配信よりお金掛けてるのに個人配信より人気出てない。」
「配信バブルを上手く活かせなかったね。このまま終わっちゃうのかな」
「辛気臭い話になるのでここらへんで」

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