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✴︎ 過去世の数・潜在意識について

「ヒーラーあゆみ、質問にお答えします」シリーズ14です。
「過去生っていくつくらいあるものなんでしょうか?」「あゆみさんに、過去世解放と親子ヒーリングしていただきました。まだ、過去世残ってるかしら?」にお答えいたします。

まず、過去世というものが、潜在意識領域にあるものということを前提としてお話しいたします。

そして潜在意識とは?というお話をします。こちらでもお話ししていますが、普段、物事を考えたり感じたりしている領域が顕在意識で、思考している場所ではないものの、その人に起こる物事のベースとなっているもの、無意識に反応として起きてくることというのが潜在意識領域の為せるものとされています。

潜在意識は95-99%といわれています。それは例えると、(よく氷山の一角のように例えられます)100mlの水に、1-10滴の精油をたらし、そのわずかな精油が顕在意識、水が潜在意識、という割合になります。どれだけ小さな範囲で私たちが思考しているのか、お分かりいただけますでしょうか。私たちは、小さな小さなところで、精一杯、考えて、感じて、答えを出して、ということをしています。

考えていることの倍、どころではないのですね。

そしてその領域に過去世が潜んでいます。なぜか分からないけれど好きなこと、嫌いなこと、好きでも嫌いでもないけど何か気になること、自覚がなかったけれど、気づいたらいつも同じパターンだったということ、そういうものが過去世からきていることが多々あります。

過去世に、順番はありません。こちらでお話ししている通り、過去と現在と未来というのがこの地球だけの概念で、本来はすべてが同時多発的に起きています。便宜上「過去」世としていますが、今は2020年ですが、2050年が過去世であることも起こり得ます。2050年から2000年に生まれ直し、またその後に1300年へ生まれ直すことも、概念としてはあり得ます。でも、実はすべて同時に起きています。だから過去ではないのですね。ただの転生。

けれど、この地球は三次元ですので、過去があって今があって未来があるという時間軸が存在しています。時間と距離。距離があることもこの三次元の醍醐味です。本来は距離もなく、瞬間的にくっつくこともできるものを、「別のもの」とするのを楽しむために、地球があるのです。

その前提があると、いくつくらいあるのか、という問いには、答えられないと思うのです。一般的には数百から数千くらいと言われております。でも、どうでしょうか。数十とされる魂もあるのかもしれませんし、数えきれないと思います。なぜ数えきれないかというと、私たちが数えられる・分かることができる頭の領域が1-5%だからです。一つを取り上げたところで、それが1/100、1/1000、1/10000、どれもあり得るからです。

だからこそ、「過去世を癒し切る」「過去世の癒しを終わらせる」こと、また、「潜在意識のすべてを癒し切る」ということは、なかなかできることではないのだと思います。できたとしても、顕在意識では分からないはずなのです。それは例えると、お風呂のお湯として・・・どれだけ汚いものを排除しようとしても、新しいお湯にはできず、お風呂に浮いた毛を取り除いただけで汗や垢などはまだ溶けたまま、という状態だと思います。それくらい、はかりしれないこと、という認識が大切なのだと思います。

分からないことを分からないままにしておく力。
その力がどれだけ大きな影響を及ぼしていくのか。

その伸び代のような、幅を含ませるような、そういう未来への期待のスペースを持っていること、というのも大切なのではないかなぁと思います。知れば知るほどに、その世界が広く深く果てしないことを知りますよね。知った気になっただけでは物事は動きません。まだ余地があることを認識することが大切です。だからこそ人間性が保たれて、おごることなく、謙虚さを身に付けることができます。「すべてを知った」と言う人ほど、一部しか知らないように見受けられます。何事においてもすべてを知ることはできず、一流の人ほど「まだ探究の余地がある」と言うものです。

というわけで、過去世ははかりしれないもの、と捉えていただけたらと思います。まだ残っているかどうか、についても、ご自身の感覚次第です。肌をこすれば垢が出るように、いくらでも、出そうとすれば出るものだと感じます。だからこそ、ご自身で「癒すものがある」と感じるかどうかが大切なのです。

今、このテーマがきてる。このテーマを変えようとしている。その時に、このテーマに関わりある過去世の解放を必要とする!と感じた時が、過去世解放の時です。不必要に干渉していく必要はないと思います。見なくていいものは、見なくていいのです。現実において、必要ですか?ということです。

あまりにも、見えない世界の見えない言葉やイマジネーションに囚われると、現実世界が見えなくなります。感覚が研ぎ澄まされずに妄想の世界に取り憑かれたようになります。意識の世界で生きている、現実ではないところで生きるようになります。被害妄想や疑念、強迫観念に苛まれます。そこから脱して、目に映るものが実態としてキラキラして見える日々が大切なことです。それを疎かにして、見えない世界で生きてしまうのは、魂の時や光の時にいくらでもできるのでもったいないですよね。

悲しみ・苦しみ・怒り・やるせなさ・辛さ・心配・不安・恐怖・制限、そういうものこそ、体で感じるものこそが、人間として生きることを目指してきた目的です。

そしてこれからの時代は、それらのネガティブなエネルギーを把握した上で、そこからの解放を欲しています。最初からポジティビティしかないのであれば、人間である必要はありません。ネガティブとポジティブの両方があるから人間として楽しいのです。生きながら解脱・アセンション・次元上昇・光になる、肉体の制限を持ちながら、感覚は軽い状態になっていくのをこの時代で体現していくことを求めて生まれてきたのだと思います。

惑わされないでくださいね。

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