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41歳になりました

 いつもお世話になっております。ふちりんです。令和3年4月10日で41歳になってしまいました。あの家長選手の背番号と同じなので、大宮アルディージャ時代のユニフォームを着て写真を撮りました。恋人に撮ってもらったわけではありません。スマホでタイマーをセットして撮影しました。

 4月8日には魔女っ子バーの推しメンのルチアちゃんのお誕生日だったので、お祝いをしに行きました。お祝いをしに行ったのに、自分の誕生日の2日前ということで逆にお祝いをしてもらってしまいました。店内の照明が暗くなり、例のミュージックが小さく流れ、魔女ったちが集まって僕のために歌ってくれました。照れくさくも嬉しかったです。

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 ルチアちゃんのお誕生日もきっちりお祝いしないといけないなと思った僕は、「ルチアちゃん、何でも好きなもの飲んでいいよ。ただしシャンパン以外ね!」とどや顔で告げました。ルチアちゃんはそんなにお高くないオムライスを選択し、「相変わらず優しい女の子だなあ。ルチアちゃんやめないで!」と思いました(ルチアちゃんは4月24日にアフィリアブルジュールを卒業することが決まっています)。そして彼女は出来上がったオムライスに僕のイメージキャラクターであるクラゲちゃんをケチャップで描いてくれました。

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 そのクラゲちゃんオムライスを、ルチアちゃんは可愛らしく食べました。食べるたびにルチアちゃんはマスクを外し、素顔がちらりと見えて「可愛らしい!」と胸きゅんしました。41歳の2日前のおっさんでも胸きゅんする権利はあると思います。気持ちが悪いでしょうが我慢してください。ルチアちゃんと向き合ってお酒を飲み、食事をしていると(僕はおつまみしか食べていませんが)、まるでデートをしているようでドキドキしました。結局ほぼオープンラスト(開店から閉店までいること)して、ペイペイでお代を支払って店を出ました。ペイペイの使い方もルチアちゃんに丁寧に教えてもらったことを思い出し、泣きそうになりました。ルチアちゃんのおかげで、今ではペイペイを自由自在に使いこなしています。ルチアちゃんありがとう。

 魔女っ子バーを出て、南銀座通りを歩いていると、例によって客引きのお兄さんに捕まりました。さみしさもあって彼と立ち話をしていたら、ワンタイムくらいならガールズバーに行ってもいいかな、という気持ちになり、南銀座通り沿いのビルにある得体のしれないガールズバーに連れて行かれ、僕は焼酎の水割りを飲み続けました。

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 そこはカラオケでうるさかったし、団体客が大学のテニサーみたいなコールをたびたび唱えていたので、ガールたちと会話するのに大声を出さなければなりませんでした。平日ですいていたのでガールが2人僕について、2人が同時にドリンクをおねだりしてくるため、片方だけにあげるわけにもいかず、2杯あげるはめになりました。その2人が30分くらいで別の女の子2人と交代したので、またしても2杯あげることになり、大の大人だけど泣きそうになりました。でもキャバクラに比べたら値段的にまだましだったからそんなには落ち込みませんでした。かなり不満足な気持ちで店を出たけれど、お金がなかったのでそのままほぼ終電で家に帰りました。

 そして酩酊状態でノートパソコンを立ち上げ、ツイッターをやっていたら、『アニソンバーもふる』というお店の女の子からリプライが来ました。客が一人もいなくてつらそうだったので、酔ったいきおいもあってつい「今から行きます!」とリプライしてしまいました。終電はもうなくなっていたから、歩いて大宮駅前まで舞い戻りました。ひとけのない平日の夜道を歩いていると、ふと「僕はこの世に必要な存在なのか? 別にいなくてもよいのではないか?」という根源的な問いが発生し、何もかもどうでもよくなり、虚無の心持ちでアニソンバーもふるに向かいました。

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 客引きのいない道を通ってアニソンバーもふるに入ると、本当にお客は一人もおらず、環美(かんみ)ちゃんがワンオペで働いています。アニソンバーもふるにはカラオケ設備がなく、ひたすら有線でアニソンが流れています。会話を邪魔しない程度の音量なので、僕は環美ちゃんとゆっくりお話しすることができました。とても楽しかったです。こんどから深夜に行くところに困ったらアニソンバーもふるに行くことにしよう。客引きで連れていかれる店に行ってもろくなことにはならない。そう思いました。

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 環美ちゃんに笑顔でさよならを言って、薄明かりの中を家に向かって歩いていたら、松屋の姿が目に入りました。そしたら食欲が異様に刺激され、「ダイエットとか健康とかどうでもいいや! どうせ僕なんかいてもいなくてもおんなじなんだから」と思って、開店直後の松屋に入店し、やたら難解な機械をいじって牛丼並盛り、豚汁、生卵セットにたどり着き、それをガツガツ食べました。この世のものとは思えないほど美味しかったです。「生まれてきて良かった!」と心の底から思いました。でも翌日は一日中二日酔いでつらかったです。

 そして4月10日の誕生日の朝になりました。午前中に日課の勉強や読書を済ませて、午後1時くらいに家を出、日課のウォーキングを兼ねて大宮駅まで歩きました。体調はすこぶる良く、天気は快晴で気持ちが良かったです。30分ほど歩いたら大宮駅に着きました。後頭部と額にかなり汗をかいていたため、東口前の簡易ベンチに腰かけ、汗がひくのを待ちました。10分くらいで汗がほぼ止まり、僕はメイドカフェハニーハニー大宮店に向かいます。お店に入るとメイドさんに白い拳銃のようなもので検温され、大丈夫でした。

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 テーブル席に座った僕はさっそく生ビールを頼み、ちびちび飲み始めます。飲みながら、この記事の下書きを執筆していきました。まあ、「執筆」というほど高尚な文章ではないですけれど。使ってみたかったんです、執筆という言葉を。そしてせっかくだから誕生日を祝ってもらおうかなと思い立ち、オムソバを注文しました。オムソバでもケチャップでメッセージを描いてもらえるのです。オムライスはこのあと行く予定の大宮アイドールで注文するつもりだったため、オムソバにしました。メイドさんのなもちゃんが、丁寧に祝福のメッセージと蜂の絵を描いてくれました(ハニーハニーだから蜂なのです)。

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 そのオムソバはたまごがトロトロでとても美味しく、永遠に食べていられそうでした。しかし永遠などというものはこの世に存在しないため、ほどなく食べ終わりました。それからも生ビールやアイスコーヒーを飲みながら執筆をつづけ、午後3時半を過ぎたあたりで切りの良いところまで書けたので、ペイペイでお会計をして店を出ました。なもちゃんがまた「おめでとうございます!」といって曇りのない笑顔で明るく見送ってくれて、天使だ!と思いました。

 「酔っぴらってきた~」と思いながら大宮アイドールに向かって歩いていると、心臓が不穏な動きかたをしたので「不整脈かな?」と不安になりました。でも気のせいかもしれません。気のせいということにしました。大宮アイドールに入った僕は、マスクの上からフェイスシールドを装着しました。いつものようにカウンター席の右端に座り、生ビールを注文しました。それをまたちびちび飲みながらアイドルたちと話をしていたら、照明が落とされてライブの時間になりました。ライブは情熱的でかっこよかったです。ライブが終わると早くもラストオーダーの時間となり、満を持してオムライスを頼みました。生ビールも。それと最近、大宮アイドールの楽曲派ヲタクを目指しているので、まだ持っていないCD、『無限大アンビシャス』を注文しました。僕はキャプテンの白川ももちゃんのことが結構好きなので、オムライスの落書きとCDへのサインはももちゃんでお願いしました。

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 オムライスを持ってきたももちゃんに、今日は僕の誕生日であることを告げると、「そうなの!?」と飛び上がって驚いていました。そして周りのキャストさんたちに「今日ふちりんの誕生日なんだって!」と報告し、みんなで例の誕生日のソングを歌ってくれました。照れくさくも嬉しかったです。僕は何度も「ありがとうございます!」と感謝しました。ももちゃんは僕の年齢を尋ねたけれど、オムライスには41歳という数字を描かなかったので、ももちゃんのさりげない優しさを感じました。ももちゃんに今年の抱負を訊かれた僕は、「ブログを頑張ろうと思っているよ」と答えました。今年はnoteで安定した収入を得たいです、と言ったら生々しすぎると思ったからです。

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 そしてチェキ撮影の時間には、新人さんの桜羽(さくらは)あいちゃんとチェキを撮りました。出来上がったチェキをあいちゃんに見せてしみじみと「可愛いねえ」と言ったところ、あいちゃんは「そんなに直球で可愛いって言われたら、どうしたらいいかわからないです!」と言いながら顔を両手で覆ったので、「何そのリアクション! あざと可愛すぎる!」と思って好きになりそうになりました。はるぴが卒業した今、僕はこの桜羽あいちゃんを推すことになるかもしれません。彼女は16歳で、僕の娘であってもおかしくないような年齢だから、ガチ恋は決してしません。推すとしたら、自分の娘を応援するような心持ちで推すことになりそうです。それはそれで気持ち悪いけれど。本来、チェキには落書きをしてもらえるのですが、今回はわけあって自分で落書きしました。次回からはあいちゃん本人に落書きしてもらいます。

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 午後6時00分に第1部の営業が終了し、僕はふたたび白川ももちゃんに誕生日を祝福されながら店を出ました。「こんなに他人から出生を祝われるなんて、僕は生まれてきて良かった人間なのかもしれない」とうっすら思うことができました。今日は寄り道せずに帰宅して、自室でじっくりももちゃんにサインしてもらったCDを見ました。「ふちりんの生き様を魅せつけろ! 可能性は無限大!」と書いてあり、心が燃えました。ももちゃんありがとう。共に魅せつけてやりましょう。

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