ペットホテルを経営していると車中泊旅がこうなります
「春の富士山が見たい」
春先の富士山にはまだ雪がたっぷり積もっていてとても美しいと聞いたもので、これは絶対見に行きたいと4月初旬の連休にキャンパーの聖地「ふもとっぱら」を予約していたのです。
ところが…です。
その連休にペットホテルのご予約がありました。
というか、実はペットホテルを経営していると休みはあってないようなもので。
普段ならスタッフがペットホテルの子たちの面倒を見てくれているのですが、この連休の2日間だけはスタッフが「”推し”のライブに行くのでできません」と宣告を受けまして。
それならもうその子も一緒に行くしかない。
旅を諦めることはしないのです。
でもお客さまの愛犬を連れていくとなると、緊張感がちがいます。
万が一にも逃げましたとか事故が起きることは絶対の絶対に許されないわけで。
予約を入れていた「ふもとっぱら」は広大なフリーサイトのキャンプ場です。
ご覧のとおり、いわばその気になれば逃げ放題です。
ふもとっぱらではリード装着は必須ですが、他にもワンコを連れている方も多く何が起きるかわかりません。
だめだ、危険すぎる…。
ということで泣く泣くふもとっぱらをキャンセル。
プライベートドッグランの付いているキャンプ場を探しました。
ところが世間様も春休みの真っ最中。
空いてないんです。
それでも旅を諦めたくない夫婦は必死に探します。
そしてプライベートドッグラン付きのRVパークを見つけたのです。
ここ↓
正直ちょっと割高(空いてた理由はこれだな…)ですが背に腹は変えられないということですぐ予約を入れ、意気揚々と行ってきました。
”車ごと入れるドッグラン”みたいなもので完全に仕切られているサイト。
これでお客さまの愛犬も安心です。
安心とはいえ初めての子ですから、注意深く見守っていましたがうちの糸ともサムネイルにもしたこの状態。
気後れなどまったくなし、元気いっぱいでよかった(逆に考えるとふもとっぱらだと気が気でなかったということなんですけど)。
もうずっと一緒にいる家族のように3匹を連れて近くをお散歩したり。(写ってないと思ったらこの時ペットホテルの子は私が連れてました)
それにしても、ペットホテルをしていると犬たちの順応能力の高さに毎回感心させられます。
見習わないと。
※追記
このときの旅の様子の動画↓
安藤一夫
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