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2022.12.2

昨夜は寝る前に、有田さんの新しいポッドキャスト番組『有田脳』を聴いた。与えられたテーマをもとに即興でトークを披露するという番組で、聞き役はくりぃむしちゅーファンにはお馴染みのコトブキツバサ。中学生のときからくりぃむしちゅーが大好きで、当時はポッドキャストで『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』をよく聴いていた。それなりに長年ファンをやっているけども、初めて聴くようなエピソードが満載で初回から大満足の内容だった。また、即興のトークテーマだからか、よく練られたトークというより、有田さんの精神面を色濃く映し出したようなトークでファンとしては嬉しいかぎり。

1つ目のテーマ「暗黒期」では、ボキャブラ後期~改名前あたりの地方営業のエピソードを披露。ずっと売れっ子というイメージの強い2人からは想像ができないが、彼らにも不遇な時代があり、地方営業ではネタを聴いてもらえないだけではなく、罵声を浴びせられたりもしたという。胸の奥底にしまい込んでいただけあって、聞いていて辛かった。ただ、どれだけ場違いな舞台やひどい客の前でも、結局、根が真面目なため、逃げ出さず営業をこなしたというのが胸にぐっと来る。
2つ目のテーマは「アメリカ」で、学生時代にホームステイでアメリカに行った話から始まる。デュラン・デュランやカルチャー・クラブなどを筆頭とする洋楽ブームが巻き起こった80年代、MTVに衝撃を受けて一日中観ていたという。当時インターネットはなく、アメリカの流行が日本まで届くのに半年を要したという。そんな時代、アメリカで最先端のカルチャーに触れた衝撃が、有田さんの熱の入ったトークを通じてより伝わってくる。今でこそ、YouTubeやサブスクで自分が生まれる前の作品に触れることができるけど、当時の熱狂やその時代の空気みたいなものは味わえない。だからこそ、当時を体験している人のエピソードは面白いし貴重だ。また、アメリカには通算50回以上行っているという。そして、毎年、年末にラスベガスでシルク・ドゥ・ソレイユのショーを観て、その圧倒的なエンターテインメントを前に自分の芸の小ささを思い知り、ふんどしを締めなおして仕事始めを迎えるという。だからこそ、天狗にならず芸を磨き、こうやって第一線で活躍できているのだと理解した。このポッドキャストもそうだが、つい最近Abemaで『有田哲平の引退TV』をはじめたり、新しいことに挑戦し続けているのは本当にすごいことだと思う。

今朝、眠気眼でスマホを開き、ワールドカップで日本が強豪・スペインを打ち破ったというニュースを見て目が覚めた。サッカーには興味がなく観戦もしないが、日本には勝っていてほしいとは思っている。「もう今日は祝日で良いんじゃないか!」というジョークが大真面目に検討されても良いのではと思えるくらいの明るいニュースに、朝から少しだけ心が軽くなった。
そういえば、先日YouTubeを眺めていたら、本田圭佑の配信の切り抜き動画を目にした。視聴者からの「本田圭佑選手のサインが人生で一番欲しい」というコメントに対して、「ほんまかい。それやったらもう俺からもらってるやろ」と一蹴していたのが印象に残っている。もし本当に“人生で一番”欲しいのであれば、すでに何か行動していて、達成しているはず。それくらい“人生で一番”というのは価値のあることで、世界を相手に第一線で努力し続けた本田圭佑だからこその発言なのだと思う。おそらく。たしかに、”人生で一番”でなくても、願いごとのだいたいは本気で行動すれば叶うものが多いと思う。願いを叶えるために、本気で行動に移すことが大事なのだなと考えさせられた。

正午、イベント割ムビチケの販売開始と同時に、販売ページにアクセスした。利用できる映画館リストを確認すると、見事にシネコンのみ。ムビチケという性質上わかっていたが、せっかく国が勧める施策なのにミニシアターには還元されないのが残念でならない。シネマスコーレの副支配人・坪井さんもTwitterで嘆いていたが、このままでは本当にミニシアターが無くなってしまう。とは言いつつも、恩恵にあずかるためムビチケを2枚だけ購入した。来年1月末まで利用可能とのことで、何を観に行こうか。

夜、在宅勤務で一日中家の中にいたので、外食しようと家を出た。今シーズン初のダウンを着て向かったのは、近所のココイチ。現在、PayPayで20%還元のクーポンが配布されているため、ちょっと豪勢に、フライドチキンカレーにハーフソーセージとハーフほうれん草をトッピング。いつしかハーフというトッピングができるようになって、トッピングのハードルが下がってつい頼んでしまう。食事を終え店を出たあと、『ハライチのターン!』を聴きながら1時間ほど散歩して帰った。スティーブン・セガールという誤答に笑ってしまった。澤部のフリートークはなんとも”らしい”エピソードで、まるでホームコメディだ。岩井のフリートークは聴いていて胸の奥がざわざわするような内容だったが、痛快な結末が待っていた安堵した。ご近所トラブルは下手なホラーなんかより心をえぐられるのはどうしてだろう。

フライドチキンカレー、ハーフソーセージとハーフほうれん草をトッピング

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