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マリンメッセ ドリームステージ 2

新年明けましておめでとうございます。前回の記事から、気が付けば年が明けてしまいました笑。年末も、黙々と目の前の仕事を片付けて、元旦だけはゆっくりお休みし2日からは平常運転です。今年は皆さんにとって、この世界にとっても、明るいものになりますように。

さて、前回の話の続きです。音楽の知識ゼロなのにコンサートスタッフをしていた私は、夢の舞台の裏側でへとへとになり、ストレスで逃げ出してしまいました。その後は、犬築会社で堅実なバイトをしつつ、本格的に絵と向き合おうと、水彩画とカリグラフィーの世界へ入ったのでありました。

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華やかな音楽の世界を「動」とするならば、絵や書は「静」の世界。入り込めば入り込むほど、瞑想に行きつくような世界です。そんな場所で、音楽とはまた違ったアーティスト達に会い、彼らから多くの事を学びつつ、一枚一枚地道に描き続けました。 きっと一生、音楽の人達と関わることはない。「音楽の世界から偶然呼ばれただけ。それに、もう過ぎてしまったこと」そう言い聞かせながら。


しかし時は巡り巡って…



また戻ってきました!
10.8℃の世界線、マリンメッセ ドリームステージ!

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いやー、戻ってきましたよ。
バイトととしてじゃない、絵描きとして。

あれから何度もお客としてマリンメッセには来てたけど、ずっとどこかで、つらい世界から「逃げた」という罪悪感と自己嫌悪を抱え続けてきたように思う。「もしあのまま逃げずにいたら何か変わっていたかな」と考えることも何度もありました。でもこの日まで、ずっと頑張れたのは、弱くて情けない自分をこの場所に置いてきたから。そして同時にそんな自分を変えてくれる、アーティストの後ろ姿があったから。

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昨年の1月 マリンメッセでワンオクのライブを見て以来、ライブには一切行かなかったというより、行けませんでしたが、そのワンオクの後に、12月に同じ場所で世界線を観れるなんて!こんなことが起こるなんて誰が想像できた?! え、TAKAと同じ場所にCivaさんおるやん。すごくない!? BUMPライブでも何度も見に来てて、そんな会場のステージに同じとかすごすぎる。 

そして我が猫の絵がステージスクリーンに出てきた時は、様々な思いからグシグシ大泣きしながら観たのでありました。よかったよ。マスクがあって。

昨年は音楽業界にとっては、大変な年だったと思います。こんな状況下の中イベントが開催されたことは本当に感謝しかないです。観ていた人、出演した人にとってどんなライブだったかは分かりませんが、少なくとも、長年悩み続けたひとりの絵描きを救ってくれたことには違いありません。
まさにドリームステージでした。ありがとうございました。


さて、余談ですが、先日とあるバンドマンの方が、マリンメッセで単独ライブできるようになったら、楽屋にピザを頼んでおこたつを置くんや!!と言ってました。わかる、わかるその気持ち。
私が当時マリンメッセでバイトに入った、とある男性アーティストも楽屋に食べ物を置いていました。それはどんな食べ物だったでしょうか?どんな豪華なものなのか…!!


答えは…


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ですよね~(^O^)/

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