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第69回 独立書展 国立新美術館 レポート

令和3年1月7日(木)~17日(日)国立新美術館で「第69回 独立書展」は開催されました。

消毒や換気、蜜を避けるなど、万全な体制で行われていまして、終了後も10日間は様子を見るなど、アフターフォローにも気を配っていました。

昨年末から早めの準備が行われて、どうなるのかなと見守っていたんですけれども、どうにか無事に最終日まで行われたみたいです。

公式HPによると、入場者数は10日間で6232人、ということです。

この状況の中で、驚きです★ただただ、頭が下がる思いです。

もしか、皆さん、涙を流して感激されたのかもしれません。



いつもは国内外から大勢の団員が一堂に集まって、大いに書のお話なんかで盛り上がったりされている感じなんですけれども。久しぶりに再会できたことや、いろんな事で本当に盛り上がるのだと思います。

今年はとっても静かで、粛々と物事が進められているような感じがしました。とにかく、無事に開催されて、最終日までどうか何事もなく皆さん無事に、という思いでした。

いつもは、真ん中の広い場所に丸く展示されている大先生方の作品は、今回は入口直ぐのお部屋に展示されていました。

・・・入り口だけ見て、帰っちゃう人多いのかな?とか思ったり★

1F真ん中あたりの出口には、右卿先生の書のレプリカの作品が展示されていました。

本物の横に、レプリカが並べて展示されていて、思わず何回も見比べてしまいました。

んーーーーーーーー区別つく?と同行の方と眺めて。見比べて。横から見たり、目を細めて見たりして。

私には、本物の方が、立体的に何重にも浮き出してきているように見えました。

横から見比べたときに。レプリカは真っ平でつるつる。本物は、何重にも折り重なった墨が浮き出したり染み込んで沈んでいたり・・・・・とっても立体的で、一つの宇宙になっているように見えたのです。

こちらは、「第65回独立書展六本木 手島右卿特別展」の様子です。

右卿先生は1901年生まれということなので、今年は120年祭りです。

本来なら、もうちょっと盛大な感じでお祝いをしたかったと思うんですけど、今年は本当に静かに粛々とした感じでした。

11月3日がお誕生日みたいなので、その時には、もうちょっとお祝いできるのかもしれません。それまで静かに時を待ちます。

創立者 手島右卿

今年も団員の皆様が、一年を生きた命を紙に書として載せ、一堂に鑑賞させていただけましたことに、感謝いたします^^

一年分の力を頂けました♪らっきー♪

そしてまた、静かに粛々と、今を大切に過ごしていきたいと思います。

最後まで読んで頂きまして、有難うございました。

皆様が、ステキな日々を過ごされますように。




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