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レトルトカレー:タンパク加水分解物・酸味料

2023年10月19日
大好きなカレーについて調べてみた。
気になる原材料は、たん白加水分解物、酸味料。
たん白加水分解物は、なかなか曲者であることが分かった。
困ったね。

気になる原材料は、たん白加水分解物、酸味料

タンパク加水分解物とは?

タンパク質を含んだ原料を、
酵素、
塩酸もしくは
熱水を用いて加水分解したもので、
主成分はペプチド、アミノ酸です。

タンパク加水分解物の分類

原料による分類

動物性・・・肉や魚などの動物タンパク質を原料としたもの
②植物性・・・小麦や大豆などの植物タンパク質を原料としたもの

製造法による分類

①熱水から抽出
ラーメンスープでお馴染みの豚骨や鶏ガラは
何時間も煮込むことでうまみの素であるアミノ酸を抽出しています。
にぼし・椎茸・かつお節これらもみんな同じです。
ただし加工食品を作る上では時間と手間がかかるので
コストを考えるとこの方法は加工食品においてはあまり採用されません。

②酵素分解
酵素を使ってタンパク質の分解を行います。
分解までに時間がかかるので現実的ではありません。

③加水分解
塩酸を使ってタンパク質をアミノ酸に分解します。
何より早く分解できるのでほとんどがこの手法で抽出を行っています。

この処理の過程で
タンパク質に含まれるグリセリンと塩酸が反応を起こし
クロロプロパノールという発がん性の高い物質が生成されてしまいます。
これは嘘の多いWHOも認めています。

ただしこの値は製造過程で検査されているので
残留している可能性は低いですが、
人間がチェックしていることですので
ヒューマンエラーはないとは言い切れません。
実際に農水省の調査で
一部のしょう油に高濃度のクロロプロパノールが検出されました。

原料

遺伝子組み換え

大豆油など油を搾った後のカス(いわゆる脱脂大豆)が使われます。
日本で使われる多くの大豆油もそうですが、
この大豆にはアメリカから輸入した遺伝子組み換え大豆が使用されます。

また小麦も同様です。

危険性は?

レンダリングプラント
動物性のタンパク質を原料とする場合、
ほとんどがレンダリングプラント
(動物性脂肪精製工場)によって得た動物性油脂を使用しています。

殺処分される犬や猫、
ガンやウイルス感染で病気になった牛・豚・鳥などあらゆる動物の死骸
(中には腐ったものまで)や糞尿をミンチにし、
遺伝子組み換えトウモロコシと混ぜ合わせ飼料にして
草食動物である家畜に与えています。
(一昔前に狂牛病の感染源であった肉骨粉というやつです。)
エサ代や糞尿の処理にお金がかからないということもあり、
このレンダリングプラントは
大きなお金が動くことから未だになくなることはありません。

この問題はたんぱく加水分解物だけの問題ではありませんが、
生体濃縮された危険な畜産があらゆる加工食品、激安肉として使われます。※普段たべているラーメンもこういう食材が使われているかもしれませんね。

人間の髪の毛
中国産のタンパク加水分解物は人間の髪の毛を原料にしていることが多い。(これは有名な話)人間の髪の毛はあらゆる有害物質が残留し、
それが不純物として残り発がん性の問題が指摘されています。

タンパク加水分解物に発ガン性

アミノ酸は、うま味のもと(グルタミン酸が有名)なので、
多くの加工食品に「味付け」目的で加えられています。
タンパク質を塩酸で分解することが多く、
その際に、塩酸中の塩素が反応して、数多くの不純物ができます。
その不純物の中に、クロロプロパノール類と総称される
一群の物質があり、とくに、3-MCPDと1.3-DCPの毒性が高いので、
WHO、FAOなどの国際機関を中心に安全性の検討がすすめられています。

2006年6月に、
このFAO/WHO 合同食品添加物専門家会議(JECFA)が開かれ、
3-MCPDと1.3-DCPの毒性を再評価しました。
その中で、1.3-DCPについて、
発ガン性が重大な健康影響であると結論しました。
農水省は、食品中のこれらの物質の実態調査を、
平成16年、17年と行っています。
その結果をみますと、一部のしょうゆに高濃度に含有する物がありました。

しょうゆ:本醸造しょうゆと、混合しょうゆがあり、
混合しょうゆは、タンパク加水分解物が多く入れられています。
値段の安いしょうゆにつかわれていることが多い。
納豆のたれ、さしみ用のたれ、
など付属の様についてくるしょうゆが危ない!!

2.1mg/kg 体重/日 1日に体重1kgのラットなら
2.1mg(0.0021g)の1.3-DCPを投与すること。
体重が2kgならこの倍。
この発ガンレベルの高いのに驚きます。
この実験を読むと、発ガン以外にも肝臓の紫斑などの症状が低濃度でも出ているし、
投与したラットの死亡率も高いので、毒性の高さが分かります。

タンパク加水分解物の歴史

「味の素」の最初は、
小麦タンパクのグルテンの塩酸分解だった
という記事を目にしたことがあります。
それ以来、日本人は、今にして思えば、
発ガン物質まみれの「味の素」を長期間食べてきたわけです。
昔のことだから、仕方がないとも思いますが、
株式会社「味の素」がそのこと
(発ガン物質を日本国民に食べさせてきた事)を反省しているのなら、
救いだが、その様な反省は無いどころか、
いまだに先端科学技術の利用に邁進しています。

なぜ、そうなのか、答は簡単です。
その道に大きな利益がころがっているからです。
しょうゆをちゃんとした大豆で作っていれば、
価格は高く競争力は弱いです。
しょうゆを水で薄めて、
味付けに安いアミノ酸を入れれば利益は莫大です。
味付けの研究、添加物の研究さえすれば、
消費者好みの味は、作れます。

この様なメーカーが日本の食の工業化を押し進めてきたのです。

又、それを後押しする学者が「許容基準」などの概念を作って、
支えてきたのです。
昔ながらの作り方のしょうゆに危険性はないとは言い切れませんが、
この種の危険性は無いと言えるのです。
「食の安全・安心」は、「工業化された食品」には、無いのです。


調味料(アミノ酸等):いわゆる化学調味料で、
アミノ酸、核酸、有機酸、ミネラルの4種類のいずれかが混ざっていれば
「等」と表示されます。
詳細は下記記事参照 

カラメル色素:一括表示のため、
どの製法によって作られたカラメル色素で あるのか
購入者側からその安全性を判断することは不可能です。
詳細は下記記事参照 

酸味料:
酸味料とは、食品に酸味の調整をする食品添加物です。
主に清涼飲料水や、ジャム、フルーツ缶、漬物、酒類、
氷菓などに使用されています。
また酸味料は酸味をつけるだけでなく、
pH調整剤や腐敗防止の役割を果たすこともあります。
それは酸味料によって食品のpHが低くなる(酸性になる)ことで、
微生物の生育や増殖が抑えられるからです。
酢でつけたマリネが保存食となるように、
酸味料は腐敗防止にも役に立っているのです。

酸味料の種類と味
代表的なのを上げると

グルコン酸・・まるみのある柔らかな酸味
リンゴ酸・・・すっきりとした酸味
酢酸・・・・・刺激的な酸味
乳酸・・・・・渋味のあるまろやかな酸味
クエン酸・・・おだやかですっきりとした酸味

他にもアジビン酸や、コハク酸、リン酸などがあります。

酸味料の危険性4つ

①グルコン酸

酸味料と表示されていたら・・
使用されているかもしれない危険物質、グルコン酸。
まろみのある柔らかな味で、食品の変質も防ぐ効果があります。

②リン酸

酸味料と表示されていたら・・
使用されているかもしれない物質、リン酸。
ミネラルのリンを、過剰にとってしまった場合、
カルシウムの吸収率を下げるだけでなく、
体の中にあるカルシウムも同時に排泄してしまいます。
カルシウムが不足すると、骨粗しょう症や、骨、歯が弱くなったり、
神経過敏になる恐れがあります。

③化学合成

酸味料に使われる物質でも、
グルコン酸、酢酸、コハク酸、リンゴ酸アジピン酸などは
化学合成して作られたものです。

④酸味料によって砂糖のとりすぎの恐れ

酸味料と一緒に甘味料が大量に入っている恐れがあります。

詳細は下記記事参照 

もうこれしかないね。


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