スーパーやコンビニに出かけ、最近増えている食品添加物を見てみました。
すると、
もちもち感を出す加工でん粉、増粘多糖類、
人工的な色を作り出すカロチノイド色素、カラメル色素、
人工的な味を作り出す調味料(アミノ酸等)、グリシン、
そして長持ちさせるためのビタミンC やE といった酸化防止剤
の使用が目立ちます。
これらがそろうと、本物と錯覚させる
人工的な食品を作り出すことができるのです。
安全性にも問題があります。
加工でん粉は12種類ありますが、
そのなかにEUではミルクやベビーフードなどに
用いることを禁止しているものが2種類あります。
加工でんぷんの
種類・用途・製造方法・分子式と特徴
23.05.14
https://flour.empacede.co.jp/sciences/modified-starch2/
増粘多糖類では、
発がん性が疑われているカラギナンが
使われている可能性があります。
カロチノイド色素には
カンタキサンチンが使われている可能性があり、
それは目の網膜に影響を与えることが知られています。
カラメル色素
コーラ、カフェオレ、黒ビール、お菓子、酢、ソース、醤油、ブランデー、カレールー、カップ麺、プリン、海苔の佃煮、弁当、スープ、
ペットフード、焼肉のタレ、麻婆豆腐のもとなど
茶色系の食品には、ほとんど含まれている感じですね。
4-メチルイミダゾールは、
NTPによって発がん性物質として
2007年に指定された。
それに従って、2011年1月にカリフォルニア州で4-メチルイミダゾールを、州民にとってガンを発生させる可能性のある化合物として
Proposition65に登録され、同時に一日の摂取許容量を16μgに設定した。
これは、単純計算でコーラ飲料水を1ビン飲めば
優に1日の摂取許容量を超えてしまう値である。
出典:4-メチルイミダゾールの毒性と規制(林純薬工業)
カラメル色素は4種類あるのですが、
そのうち2種類でアンモニウム化合物が用いられ発がん性が
疑われています。
酸化防止剤のビタミンCやEは
いずれも遺伝子組み換え食品添加物であり、
安全性に不安があります。
この「調味料(アミノ酸等)」は
いわゆる化学調味料で、
アミノ酸、核酸、有機酸、ミネラルの4種類のいずれかが混ざっていれば
「等」と表示されます。
人工的な味をもたらす代表格が、
調味料(アミノ酸等)で、強い味をもたらし、
素材そのものの味を奪ってしまいます。
グリシンも、
ほのかな甘みが本物の味と錯覚させる役割を果たし、
実際の塩分よりも塩味を薄める効果を持っています。
最近の添加物の傾向は、
本物と錯覚させる効果だということが分かりました。
※カタログ「Life」では、
加工でん粉は打ち粉としての使用に限り認めており、
EUで禁止されている2種類の加工でん粉は使用しておりません。
またカラメル色素は、砂糖と水を熱して作るカラメルⅠのみ認めています。