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エクソンとシェブロン、アルジェリアでのガス探鉱契約締結に近づく

SATURDAY, JUN 03, 2023 - 10:20 PM  Charles Kennedy
Exxon And Chevron Close To Signing Gas Exploration Deals In Algeria | ZeroHedge

エクソンモービルとシェブロンが、
アルジェリアの膨大な天然ガス資源にアクセスできるようになる
可能性があると、
米国のスーパーメジャーが
北アフリカの国での探査・生産取引に向けて交渉を進めていると、
ウォールストリートジャーナル紙が、交渉に詳しい関係者や
アルジェリアのモハメド・アルカブエネルギー相の話を引用して、
金曜日に報じました。

ソナトラック Sonatrach

アルジェリアは膨大な在来型天然ガス埋蔵量を有しており、
また中国、アルゼンチンに次いで世界第3位のシェールガス埋蔵量を
有すると推定されている。

エクソンモービルとシェブロンは、
アルジェリア国営石油・ガス会社ソナトラックとの取引に関する協議を
今年末までに完了する可能性があると、
関係者はジャーナル紙に語っている。

"私はソナトラックを推している "とArkabはWSJに語った。
"我々は量を増やす必要があるからだ"。

ソナトラック Sonatrach
ソナトラックは1963年12月に、炭化水素資源を開発するための企業として設立し、
ペルー、モーリタニア、ベネズエラ、リビア、そしてイエメンから、事業認可を受ている。
傘下に154もの子会社を有し、世界で12番目に大きな共同事業体で、
かつアフリカでは最大の企業としても有名である。
同社は現在、ソナトラック資源探索、抽出、輸送、そして精製まで、
あらゆる面での事業活動を駆使しており、
特に石油化学部門と海水淡水化部門に特化されている。

ソナトラックは、
従来型ガスとシェールガスの両方の埋蔵量探査を含む、
エクソンおよびシェブロンとの契約条件を協議している。

今年初め、ジャーナル紙は、
シェブロンがアルジェリアとのエネルギー探査協定締結に向けた取り組みを強化し、北アフリカの同国が推定する巨大なシェールガス資源を
評価していることを報じた。

アルジェリアのガス輸出のほとんどはヨーロッパ向けで、
ロシアのウクライナ侵攻以前はヨーロッパのトップガス供給国だった
ロシアからのパイプラインガスやLNG供給に代わる大量のパイプラインガスを輸入するために、アフリカに賭けるようになってきている。

Palazzo Eni, the Rome headquarters
イタリア政府が30.33%の株式を保有し、経済財務省を通じて4.37%、
Cassa Depositi e Prestitiを通じて25.96%の株式を保有している。
世界7大石油会社の一つ
クラウディオ・デスカルツィ Claudio Descalzi
2014年1月からイタリアの石油会社EniのCEO

特にイタリアのエネルギーメジャーであるエニは、
アフリカからの欧州向け天然ガス供給量の確保に積極的で、
ロシアのパイプライン供給がない場合の欧州のガス需要を満たすために、
アフリカでのプロジェクトを急ピッチで進めています。

2月の2022年決算発表の際、デカルツィは、
"この1年間で、2025年までにロシアのガスを完全に置き換えるための契約や活動を確定することができました。"と述べ、
生産国との強い関係やアルジェリア、エジプト、モザンビーク、コンゴ、
カタールからの量を増強する高速開発アプローチなどを活用した。

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