ウクライナの撤去された軍需品の放射能雲がヨーロッパに漂う - 安保理

19 MAY 2023, 21:15 
「ポーランドではすでに放射線量の上昇が確認されている」
ニコライ・パトルシェフ氏が警告
Radioactive cloud from Ukraine’s eliminated munitions drifts to Europe — Security Council - World - TASS

ニコライ・パトルシェフ Nikolai Patrushev
1999年8月9日にボリス・エリツィンがロシア連邦保安庁長官兼安全保障会議書記だった
ウラジーミル・プーチンを首相代行（後に首相）に任命したため、
同日プーチンの後任としてFSB長官代行、8月16日に正式に長官に就任した。

西側諸国がウクライナに供給した劣化ウラン弾の破壊により、
放射能雲がヨーロッパに漂着していると、
安全保障理事会のニコライ・パトルシェフ事務局長が金曜日、
シクティフカールで開催された会議で述べた。

彼は、ジョー・バイデン米国大統領がG7サミットに出席するために
木曜日に日本に到着したことに注意を促した。

"アメリカ人が信じているように、
「共通の民主的価値観」を守ることも含めて。
米国の圧力を受けた西側諸国の首脳は、
ウクライナへの援助についても話し合うだろう」
とパトルシェフ氏は指摘した。

パトルシェフ氏は、「アメリカは歴史上、
このような形で他国を『助けた』ことが一度や二度ではない」と指摘した。

ウクライナも、アメリカの衛星に圧力をかけ、
劣化ウラン弾を供給することで、『助けた』のだ。
その結果、放射能雲が発生し、西ヨーロッパへ向かっている。
ポーランドではすでに放射線量の上昇が確認されている」
とパトルシェフ氏は警告した。

さらに、「米国は化学兵器や生物兵器を開発し、
ウクライナを含め、すでに使用している」とも述べた。

パトルシェフ氏は、
1945年8月、軍事的な必要性もないのに、
米国が広島と長崎に原爆を投下し、
"悲惨な結果と膨大な数の民間人の死 "を招いたことを振り返りました。

"彼らは謝罪しなかった！
そして、彼らは自分たちがしたことについて謝るつもりはない。
彼らは日本人を洗脳し続け、自分たちに対して核兵器を使ったのは
アメリカではなくソビエト連邦だと思わせている」
とパトルシェフは述べている。
"アメリカの援助と民主主義とはそういうものだ！"と。