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ノッキングポイントを菊花賞で買いたい3つの理由 2023

オネストの凱旋門賞から潮目が変わってきたかな?と思うこのところのふたばの予想。
(オネストの馬券自体は、外れていたのですが…)

note馬券も南部杯で初的中しましたし、追い風を感じています🍃彡
今回の菊花賞で気になっている馬はノッキングポイント

初めに結論から言うと、自分はこの馬を強いと見ているから買いたいですし、この舞台設定も合うと考えているから買いたいですし、3000mへの距離適性が無くても買いたいと思っています。

…それではノッキングポイントを買いたい理由、深掘りしていきましょう。


1 前提…イクイノックスの存在

ノッキングポイントはキムテツ厩舎の馬。
あの日本のエースイクイノックスがいる厩舎です。

イクイノックスは現時点で天皇賞・秋(東京芝2000)へ出走予定。厩舎としても天秋はこの馬で取りに行こうと考えているのでしょう。
現に報道でもノッキングポイントの菊花賞参戦について、このように出ています。

距離は長いと思われるが天皇賞・秋に比べると戦いやすいメンバーであることや、坂のある東京競馬場よりも平坦の京都競馬場の方が走りやすいということなどを含め、木村調教師と相談して決定された。

https://hochi.news/articles/20230928-OHT1T51208.html?page=1

天皇賞・秋には自厩舎のエースがいますし、2歳時には東京芝1600で人気を裏切ったこともある馬。そういった意味でもマイルではなく3000mを、東京より京都を選択したのでしょう。


2 3歳でサマー2000シリーズを勝った馬

☆近10年でサマー2000シリーズを勝った3歳馬
→ソダシ(2021札幌記念)
 ハープスター(2014札幌記念)
 ブラストワンピース(2018新潟記念)

3歳の夏はまだ成長期なので、この時期は休ませている有力馬が多いです。それに3歳限定G3のラジオNIKKEI賞(7月・福島芝1800)もありますから、わざわざ古馬との戦いを選ばなくても良いんですよね。そのため出走自体が少ない面はあります。

…ただ裏を返すと、そんな時期からわざわざ古馬戦に交じって、古馬をなぎ倒す3歳馬はめちゃくちゃ強いんです。直近ではG1馬しかいません
ブラストワンピースは新潟記念時点ではG1馬ではありませんでしたが、同年の有馬記念を制していますね。

そして今年、わざわざ古馬戦に交じって新潟記念を制したのがノッキングポイントです。

ダービー0.2差の5着馬に改めて言うのもおかしな話ですが、G1を勝ち切るとは言わないまでも、G1で通用するレベルであるとは見てもよいでしょう。


3 菊花賞は“最も強い馬が勝つ”

牡馬クラシックの格言は皐月賞が”最も速い馬が勝つ”、日本ダービーが”最も運が良い馬が勝つ”です。

今週の菊花賞は”最も強い馬が勝つ”
…実は”最もスタミナのある馬が勝つ”とか、そういったものでは無いのかもしれません。

☆菊花賞負け→後に長距離G1で好走した馬(近5年)
2022ジャスティンパレス(3着)→23天皇賞春1着
2020ディープボンド(4着)→21-23天皇賞春2着
2018グローリーヴェイズ(5着)→19天皇賞春2着
2017スティッフェリオ(14着)→20天皇賞春2着
(後に長距離G1で走れるスタミナ馬が逆に負けてしまう…?) 

菊花賞での勝ち馬を調べてみると、中距離戦の2000mG1を勝った馬を父に持つ馬が好走しています(直近10年で9/10が該当)。
やはりスタミナだけではなく、中距離でも通用するようなスピードも必要とされているのでしょう。

今年の菊花賞はディープインパクト産駒がいないこともあり、父が2000mG1を勝っている馬が6頭のみ。
名マイラーの印象が強いですがモーリスも2000mG1を勝っている(天皇賞秋・香港カップ)馬なので、ノッキングポイントもここに該当します。

他長距離レースであれば別かもしれませんが、菊花賞は先に挙げたように”最もスタミナのある馬”ではなく”最も強い馬”が勝つ、中距離でも通用するようなスピードも必要とされる舞台。
父モーリスは合っていると自分は考えています。


4 たとえ距離適性が無くても…

とはいえ3000mはどの馬も初めて。距離適性ばかりは正直、フタを開けないと分かりませんが…

過去には後のレースで2000m未満のG1を好走する馬(3000mには距離適性が無かった馬)もここで好走しています。適性が無かったとしても馬券内に来てくれれば、馬券は当たりですよね。

☆後に2000m未満のG1を好走した馬(直近10年)
2016エアスピネル(3着)→17マイルcs2着、21フェブラリーs2着
2015リアルスティール(2着)→16ドバイターフ1着

2頭の共通点と言えば菊花賞勝ちの経験があるジョッキー(前者は武豊/後者は福永祐一)が継続騎乗していたこと。やはり全頭が初の距離ですから、騎手の腕も問われるということでしょう。

今回ノッキングポイントの鞍上の北村宏Jは2015キタサンブラックで菊花賞勝利👑
ダービー・新潟記念に続く継続騎乗ですし、この点も言うことなしです。


5 ふたばの予想 菊花賞

◎9 ノッキングポイント
〇14 ソールオリエンス
▲17 ドゥレッツァ
△7,11

〇▲はともに2000mG1勝ちがある父(キタサンブラック/ドゥラメンテ)を持つ馬。継続騎乗とG1馬であるという点でソールオリエンスを2番手としました。
△は実績上位・外国人ジョッキーと相性の良い7と、神戸新聞杯の勝ち馬でローテが父と被る11の2頭に。

馬券は◎-〇▲の馬連と◎→△の馬単、◎-〇▲-印の三連複。
三連単は◎〇→◎〇→▲△の6点で。

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