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マーメイドsが荒れてしまう3つの理由 2023

前書き 悲しい炙りしめさば事件

先日久々に回転寿司に行ってきました!
たまに食べるととても美味しいですよね😋

ふたばはマグロと炙りしめさばが大好きなのですが、なんとそこでショックな出来事が…!

その日は平日だったのですが、炙りしめさばが”売り切れ”だったのです…!
ああ神よ、どうして😭

…さて、気を取り直して今週はマーメイドsが行われますね!
荒れる重賞のイメージが強いので、穴から振り回そうと考えている方も多いのではないでしょうか?

ただし個人的には、根拠なく穴から振り回すのにはやや消極的です。
夢があって楽しいんですけどね!

安田記念カフェファラオから入ってたやないか!というツッコミは無しでお願いします笑

…たしかに振り回して当たることもあるとは思うのですが、このようなレースこそ、”どうして荒れるのか”を考えてから、予想を組み立ててみると、より面白いかなと考えています。(正しいベクトルで当てられた馬券はいつもの10倍気持ちが良いですからね!)

良ければこの記事と一緒に、難解な人魚のいたずらの正体を考えてみませんか?
それでは理由を探っていきましょう。


1-1 前提…古馬牝馬重賞級路線(春)

  • G1級 5月ヴィクトリアM 6月安田記念・宝塚記念

  • G2級 4月阪神牝馬s

  • G3級 3月中山牝馬s 4月福島牝馬s 6月マーメイドs

まずは古馬牝馬が狙える春の重賞を挙げてみました。(牡馬混合G2・G3は省略しています)
太字は距離マイルです。ここをよく見ると、1つ目の理由となり得そうなものが浮かんできます。それは…

1-2 そもそも強いマイラーが出てこない

強力なマイラータイプの馬は4月の阪神牝馬sや5月のヴィクトリアM、6月の安田記念に出走していることが多く、ハンデ戦で斤量が不利になることもあり出てこないことが多いです。

…何をいきなりという話なのですが、実は裏を返すと強力なマイラータイプが出てきたときは概ね好走しています。

『直近10年 主な強力マイラーの出走』

2022 リアアメリア(阪神JF1番人気)→13番人気4着
2018 アンドリエッテ(桜花賞4番人気)→10番人気1着
2016 ココロノアイ(桜花賞2番人気)→5番人気3着
2013 マルセリーナ(桜花賞2番人気1着)→7番人気1着

G1で上位人気となっていた強力マイラーがこのレースに出てくると、スピードがやはり違うのか(マーメイドs自体では人気を落としていても)しっかりと好走してきます。

6月の阪神2000mというタフな条件からついついマイラータイプは割り引いてしまいそうなのですが、この隠れたギャップこそが1つ目の人魚のいたずらなのかもしれませんね…。

2-1 前提…同日にユニコーンsと函館開催がある

マーメイドsが行われる6月3週目には例年ユニコーンsと函館開催があり、マーメイドsはこの2つと被っています。


函館開催はいわゆる“避暑地”になりますから人馬ともに人気ですし、ユニコーンsはJRAの3歳ダート路線を考えると実質的な3歳ダートのトップ戦。そこから起こり得ることとは…


2-2  リーディング上位ジョッキーが居なくなる

『近5年 マーメイドsに参戦したリーディング上位5位内ジョッキー(太字は馬券内)』
2022 川田J(ソフトフルート) 松山J(ホウオウエミーズ)
2021 川田J(サンクテュエール) 福永J(シャドウディーヴァ
2020 川田J(エアジーン) 福永J(センテリュオ
2019 川田J(モーヴサファイア)
2018 (対象無し)

函館開催や3歳ダートのトップ戦のユニコーンsと被っている影響で、トップジョッキーが“売り切れ”となっているのがマーメイドs。
炙りしめさば事件の伏線回収…!!

もちろんハンデ戦ならではの斤量的な問題もあるとは思うのですが、リーディング上位のジョッキーがあまり乗ってきません。

実はこれも、リーディング上位ジョッキーだけで縛るとちょっと面白いデータになります↓

『近5年 マーメイドs リーディング上位5位以内騎乗馬』
→3/7馬券内 複勝率42.9% 複勝回収率120%

こういったレースですし若手・中堅勢の軽ハンデ馬を狙いたくなってしまうのですが、リーディング上位のジョッキーが乗っていればまず信頼してみるのも一手かもしれませんね😊

3  一辺倒までは行かずとも、毎年来る差し馬

最後に考えなければいけないのが、毎年突っ込んでくる差し馬勢。
もちろん先行の軽ハンデ馬が粘るケース(2020サマーセントなど)もありますが、最後の直線で買っていないのに突っ込んできた差し馬に割られてしまい、すんでのところで当たりを逃した方も今まで多いかと思います😥

それもそのはず、実はこのレースは逃げ残りのイメージが強い(実際逃げ残っている馬もいる)のですが、差しが決まりやすいのです。

『近10年マーメイドs 上がり2位以内∩3着以内(太字は1着馬)』

  • 2022 ソフトフルート

  • 2021 クラヴェル・シャドウディーヴァ

  • 2020 センテリュオ

  • 2019 サラス・レッドランディーニ

  • 2018 アンドリエッテ・ワンブレスアウェイ

  • 2017 アースライズ

  • 2016 ヒルノマテーラ

  • 2015 シャドーブランシュ

  • 2014 ディアデラマドレ・フーラブライト

  • 2013 マルセリーナ・アロマティコ

これもあくまで推測にはなるのですが、レベル自体毎年やや低調な、牝馬の中長距離路線での一戦。
阪神の最後の急坂でそれまで先行していた馬が捉えられてしまう(差しが届く)のが特徴なのかなと考えています!

上で挙げた『上がり2位以内∩3着以内』の馬は10年で15頭いるのですが、実はこの内12頭は1年以内に芝での上がり最速経験がありました。

例)19サラス…1走前パールs
  18アンドリエッテ…5走前2勝クラス

1年内に芝レースで上がり最速を使えている馬がいれば是非ともチェックしておきたいです😋

今年は実は1,2の該当馬が不在。ただし3は該当馬が居るので、その馬から買いたいです!

4 今回のnote馬券📓

ゴールドエクリプス
岩田望J(2023リーディング4位)で一度出ていたはずが、鞍上変更されていますね😓これがそのままであれば2にも当てはまっていたのですが…

とはいえ実は今年のメンバーでは、1年以内に芝での上がり最速経験を持っている馬がこの馬のみ
10年中5年でアタマまで来ているデータなので、50%と考えれば単複だけでも充分楽しめそうです😌

ヒヅルジョウ
3でかなり差し馬について取り上げたのですが、とはいえ警戒しなければいけないのが先行勢。
上がり上位馬だけではなく先行勢も程よく馬券に絡んでいるので、それも相まって展開予想が難しく、的中を難しくしているのかもしれません…

先行勢で絡んだ馬の中で注目したのが、軽ハンデで逃げ残った21シャムロックヒルと20サマーセントの2頭。

2頭に共通していたことは
・阪神コースでの勝利経験がある
・逃げでの勝利経験がある
の2つでした。

ヒヅルジョウは阪神コースでの勝利経験(未勝利時ですが)もありますし、逃げでの勝利経験(2走前の2勝クラス)もあるので、この馬は逃げ粘り警戒で◎との馬連で抑えておきたいです😓

今回のnote馬券📓
◎ゴールドエクリプス 
△ヒヅルジョウ
◎の単複、◎-△の馬連


今回のnoteは以上。
読んで「良いな!」と思って頂けたらスキ・RTなど貰えると嬉しいです😊

それでは、良い週末を!

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