いつも理想と現実のギャップにがっかりしてしまう
今、自分がこの瞬間にできることは、いつだって中途半端で、未熟に感じるものなのだ。
なぜなら我々は、想像できる。できてしまう。いつも、理想とする自分の姿を想像してしまう。
だから、「これぐらいはできてほしい」というノルマを、いつだって満たせない。落ち込む。
自分はそれが当たり前のことだと思っていた。
しかしそれは自分にとっては当たり前でも、すべての人にあてはまることじゃないのだと知った。
この「理想を想像してしまう」という反応を、ほとんどもっていない人がいることを知った。
その人は理想を想像しない。だから今の自分の行為が、足りている、足りていないという判断がない。
いつも、自分の作ったものにうっとりしている。満足げだ。
たまに過去の自分の作品を見て「うわーー!ずいぶん上達したなぁ、私!」と喜んでいる。
なんと幸せなことか。。
そもそも、創造性なんていうものは与えられるものであって、自分の努力で手に入れた、と考えること自体、おこがましいのかもしれない。
なんてことをつらつらと考えていた。
読みたい本がたくさんあります。