『ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする』(ぴーすだいありー#2)


はじめに

前回の投稿から約1年たってしまいましたが、スタッフの日常を綴っていく「ぴーすだいありー」第2弾になります。
生活の中で感じたこと、読んだ本の感想、趣味の話などスタッフのことを少しでも知ってもらえたらと思います。

今日は先日読んだ「ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする」という本から感じたこと考えたことを自分なりにまとめて留めておこうと思います。


感想

ドイツの子どもたちのサッカーを取り巻く環境は
・様々なサッカークラブがあり、子どもたちは自分に合うクラブを選択でき  
 る
・高校生年代になるまで全国大会は行わず、地域リーグで年間を通して試合 
 に出場する機会がある
・低年齢の試合には審判はいない
といった日本では考えられないようなものばかりらしいです。

こういった環境が生まれている根底には「主導権は子どもにある」「眼前の勝ち負けにこだわるのではなく、子どもの成長にとって一番よいことは何かを考える」といったサッカーに限らず子どもと関わるうえで非常に大切な考え方があるといいます。この考え方はフリースクールスタッフとしてとても大切な考え方だと思いました。

また、子どもが練習に行きたくないといった時の話やクラブに居場所がなくなった時の移籍について書かれている部分もあり、これは学校に行きたくないといった子・今通っているところに居場所がなくなった子に対するかかわり方の参考になると感じました。

このほかにも、私が子どもにかかわる中で大切にしてきたこと・大切にしたいと感じたことがたくさん書かれていました。
サッカーが好きというきっかけで読み始めた本でしたがフリースクールスタッフとして、子どもと関わる大人として学ぶことが多い一冊だったと思います。

余談ですが、私は子どものころサッカーをしていたこともあり地元のJリーグ所属の「ヴァンフォーレ甲府」のファンを15年以上続けています。応援歌を歌ったり飛んだり跳ねたりするわけではないですが、都合がつくときは家族と一緒にスタジアムまで応援にいったりしています。
将来はフリースクールの子どもたちや関わってくださっている大人の方たちと一緒に観戦できたらいいなーと思っています。

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