中体連夏季大会

彼の将来を楽しみにしている。


小学1年生の初夏。2歳上の兄の友人がいる少年野球チームに入団した初めての練習試合。彼はいつ試合に出られるのかと当時の監督に訴えたときからだ。

初出場は、体験したその1週間後くらいにその時の試合が7回の3アウト後(試合終了後)に相手チームの計らいもあり代打として出場した。

ストライクゾーンは狭く立っているだけでフォアボールになるところ打てるものだと意気込んで三球三振で泣いて戻ってきた。


そんな彼も毎週の練習を楽しみし、4年生では上級生に割って入って公式戦にも出られるくらい打撃も守備も上達した。


野球が好きであるけれど人よりうまくプレーできる理由はよくわからない。運動神経や体力は同学年では上位であると思う。運動会のリレーは、毎年選ばれていたから。特別努力している風には見えなかったが、見て覚えるように誰かの真似をしていた。


さて、2020年中学2年となった4月、コロナの流行で大会の中止が相次ぎ練習が再開したのは6月になってからで秋までの試合も少なく実戦で技術を磨く機会が失われた。


肩の痛みを訴えたのは、今年の春先に練習試合が始まった頃。2年時の秋に比べてストレートにスピード感がないなと感じていたが、おそらく肩の痛みもあったのだろうと思う。変化球をすすめてみたものの積極的に取り組むことはなかった。


例年並みに試合数があったならと考えると痛みの発症が今になっただけと考えることもできるがやはり兄の同級生がピッチャーをしていた頃も3年時に痛みがあったと聞いていたので体の成長と技術のバランスがうまくとれていないと思う。


大会まであと2週間ここから自分で研究して解決するか大会後に野球から離れて時間が解決するのか興味深く観察していこうと思う。冬のラントレーニングで下半身、スタミナは充分にみえたし身長も大きくなった、活躍の下地はできていると信じています。


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