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今年はやるぞ、サブ4レースデイシューズ比較シューズレビュー!第2弾!MIZUNO+ASICS+SAUCONY+PUMA

みなさん、こんにちは。
ジャストフィットのお手伝い 藤原商会代表: シューズアドバイザー藤原です

さあ、いよいよレースシーズン到来!

今年こそ、サブ4!という方に送るTHE サブ4シューズ比較レビュー第2弾を他のブランドからも”THE”なサブ4シューズが発売されているのでお届けしようと思っています!

ノミネートは、
MIZUNO WAVE AERO20+R
ASICS MAGIC SPEED2
SAUCONY ENDORPHIN SPEED3
PUMA DEVIATE NITRO2、の4品番、では、早速はじめていきましょう!

今回もSTRYDパワーメーターをつけて、1キロ3分30秒ペースで
1200mを8本、2本ずつ履き替えてデータと感触を確認してみました。

「MIZUNO WAVE AERO20+Rはどんなシューズか?」


まず、MIZUNO WAVE AERO20+R、こちら19代目とは全く別のモデルになって、1cmスタックハイトが上がった厚底レーシングに大変身しました。

グラスファイバー入り「ミズノウエーブ」、反発弾性の高い独自素材「ミズノエナジーライト」が醸し出す、ソフトさ、と硬さのコラボレーションは絶妙。

これだけ軽量化したモデルであるのに着地安定感がいいですね。パワーメーターのスクワットへの助力感はとても良いスコア。そして、同時にバウンド感も上々、こちらも良いスコアだったんですね。接地したときに貼り付くような感触といい、スコアと比例している感触ですね。

THEサブ4シューズの代名詞的シューズ、ニットアッパーも足幅を選ばなくていいですね。

MIZUNO WAVE AERO20+R


「ASICS MAGIC SPEED2はどんなシューズか?」


ASICS MAGIC SPEED2は、アッパーとソールのルックスもメタスピードスカイ+エッジ+に寄せたデザインで発売以来話題となっているモデルです。

異例の10種類以上のサンプルを作成してトライアンドエラー繰り返した渾身作でありながら、お値段が16500円とこのカテゴリーではリーズナブルなシューズとなっています。

特許申請中の縦編みのカーボンプレートが、進行方向への推進力と速く走りたいと言うランナーの欲求を同時に叶えるような作りになっています。

安定感のあるエアロの後に履くとこの揺れる感覚は一瞬戸惑いますが、テンポアップするときには自分のやりたいことが叶う感覚でリズムとりやすく履きやすいですよ。パワーメーターのスコアではストライドが自然に伸びていました。

また、プレートはメタスピードエッジ+と同じ入り方、ソールの素材もハイバウンド素材ではなくて、カヤノやグライドライドに使われている「FFブラスト+」なのもミソ。

ランナーの走法や目標タイムにも汎用性の高いモデル、はじめてのカーボンプレートシューズに、というアシックスの提案通り、とにかく、カーボンプレート特有の足元がガッチリ固定される感覚が全然ないですので、厚底レーシングが苦手ランナーにもこちらをオススメしたいですね。

前半のジャパンブランド2足は細部にこだわったバランスの良いモデルでしたが、
後半2足はブランドのスーパーシューズと変わらない素材を使用したモデル、クッション感が大きなインパクトのモデルとなっています。

ASICS MAGIC SPEED2


「SAUCONY ENDORPHIN SPEED3はどんなシューズか?」

SAUCONY ENDORPHIN SPEED3は、ブランドスーパーシューズのプロ3と同じ反発弾性の高いパワーランPBをしていて、さらに前作より厚みを増したミッドソールは、クッション感がパワーアップしています。

素材のバウンドが高くて、足のかえりが良く、パワーメーターの数字も接地時間が非常短ったです。動画の足のかえりもかなりあるかもしれませんね。

今回、中足部両端に伸びたウイング状の樹脂プレートがカーボンプレートのような存在感はないながらも、自然と安定感を提供している感じで、ちょうど前モデルのプロとスピードを掛け合わせたような感触と言っていいですね。

前回のようなENDORPHINシリーズを探しているランナーはプロ3よりこちらを選ぶのがベスト。素材の反発弾性の強さからも、サブ4だけでなくて、もっともっと上の目標のランナーでもフィットするレースデイシューズですね。

SAUCONY ENDORPHIN SPEED3


「PUMA DEVIATE NITRO2はどんなシューズか?」

「誰でも履けるみんな厚底」も進化、PUMA DEVIATE NITROバージョン2は、ナント、ブランドスーパーシューズ「ニトロエリート」に搭載される反発弾性の高い素材、ニトロエリートフォームをソール全面に使用、クッション性は前回モデルより大幅パワーアップしましたね。

踵のボトム層はニトロフォームを使用して安定感を確保、足抜け時、パワープレートが効いて、蹴り出しをスムーズに安定させる出来は素晴らしいモデルです。

データもバウンドの返り感も良いことから接地時間(GCT)が短く、素材のバウンドも高いスコアになっていました。

PUMA DEVIATE NITRO2


これらレーシングの重量・価格比較はどうか?


唯一のネガティブ要素は重量、それぞれメンズ27.0cmで、
MIZUNO WAVE AERO20+R 250g
ASICS MAGIC SPEED2 240g
SAUCONY ENDORPHIN SPEED3 メンズ229g 

対するPUMA DEVIATE NITRO2 メンズ262g と若干重要があります。

しかし、逆を言えば重さは機能性。ミズノを含めたプーマの2足は、どっしり安定する感じが安心、サブ4を目指すランナーにはサポート感が残るレーシングと言ってもいいでしょう。


価格面で言うと、
MIZUNO WAVE AERO20+RとASICS MAGIC SPEED2が、16500円とリーズナブルなプライスになっていますよね。特にミズノは発売からやや期間も経っていることから、実売はもっとお買い求めしやすいプライスになっていますね。


SAUCONY ENDORPHIN SPEED3とPUMA DEVIATE NITRO2は、ともに19800円ですが、これは素材代、よりクッション感を期待する方はプラス3000円強を出す価値はありですよ。

是非数点は履いてみて比べてほしい!


私はどのモデルも25.0cmを履いています。エアロはニット素材、スピード3は前回とメッシュの配置パターンが変わったぐらいでアッパーに大きな変更がなく、これらは幅面が気になりませんね。
マジックスピードは前回が細くて伸びがない素材であった、ディビエイトは前回かなりワイドであったことから、どちらもレギュラーな幅感に変更されている感じですね。


比べないとなかなか分からないこともありますから、前回の動画の3足と今回の動画4足から2足をピックアップして、トレーニングで定点観測、同じ距離、同じペースで試して評価するときっとあなたのレースデイシューズがはっきりしますよ。

シューズアドバイザー藤原でした!

YouTube動画も確認くださいね!
パート1です!こちらも見てくださいね!

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