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ナイキズームペガサス37は進化し続ける定番モデル

みなさん、こんにちは。シューズアドバイザー藤原で御座います。

さて、今回は、4月末に発売されたばかりのナイキ『ズームペガサス37』をご紹介します。

ズームペガサス37はまさに進化し続ける定番モデルです。

これ、何がすごいかって、他ブランド見渡してもシリーズが37代目も続いているモデルなんてありません。

かといって、惰性でモデルチェンジしてるわけでもなくて、今回の37代目でも充分なサプライズがあったからさすがです。

とにかく、クッション感が前モデルと比較にならないです。これを履いてしまうと前モデルを履けないです。

ソールスタックハイト(厚み)が2mmアップされましたが、今回からミッドソールに採用されたリアクトがとても大きいです、クッションが倍になったぐらいに感じますよ。

リアクトは、反発弾性の強い素材。そしてその耐久性もピカイチなんです。

そして、ナイキは、新しい素材や機能でてきても、お馴染みのズームエアーをうまく料理するもんです。

ピリッと蹴り出し時に効いて、しっかり感があります。まさにリアクトとの絶妙なバランス感ですよ。

リアクトペガサスではなくて、ズームペガサスなのも履けば納得です。

しかも、女性と男性でエアーの気圧を変え、レディースモデルは柔らかめするという細かさ。

アッパーは、ダイナミックフライワイヤーからミッドフットバンドに変更され、甲まわりのフィットが増し、ミッドソールとの剛性がアップ。しっかりとした感じを演出してくれていますね。

ということで、ナイキズームペガサス37は、ビギナーのランナーにも手放しでオススメできるニュートラル、デイリートレーナーになります。

もちろん、しっかり走っているランナーであれば、ジョグやLSDで活躍するコンディショニングシューズになります。

いいことずくめのズームペガサスですが、バッドポイントは、やや足型を選ぶこと。そんなにソール面が広いシューズではないので、細みからレギュラーぐらいのランナーにフィットしそう。

また、価格が1000円上がって13000円になってしまったこともそうかもしれません。

しかし、シューズの内側に"ワールドクラスランナーのスペック"とあるように、

エリウドキプチョゲやゲイレンラップらが履いているものと同じシューズ、それが、15000円弱で履けるなら、それは決して高いとは言えませんね。

F・Shokai 藤原商会 シューズアドバイザー藤原岳久

ナイキズームペガサス37スペック
価格 14300円(税込)
ドロップ 10mm (24mm 14mm)
アッパー エンジニアードメッシュ+ミッドフットバンド
ミッドソール リアクトソール+ズームエア
アウトソール デュラロン+BRS1000

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