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吉澤嘉代子の魅力

(まだ書き途中だけど公開する)

初めて吉澤嘉代子の曲を聴いたのはドラマ「架空OL日記」を観た時だ。
その時に「月曜日戦争」を知り、吉澤嘉代子という存在を知った。
聴いていて非常に心地良いメロディで何度も聴きたくなってしまった。

その後に吉澤嘉代子の曲を色々と聴いてみて「ストッキング」「綺麗」「泣き虫ジュゴン」と好きな曲を見つけた。その後「残ってる」「ミューズ」「女優」と非常に良い曲を出し続けている。

一番は歌声が聴いていてすごく心地よさを感じるというのがあるんだと思う。声というものはもちろん人によって好みがあるが、なんと表現するのか上手い言葉が見つからないが、独特な沈み込んで上がってくるようなそんな歌声が好きだ。

「刺繍」だと「頬にふれるの人の手のひら」の「あ」、「この身体にししを刺して」の「る」、「貴方しかいなの」の「い」のところの歌い方、歌声、最高です。

メロディも特徴的な気がする。

刺繍という曲について

ある人を思い続けているような歌詞が印象的だ。
そして歌詞の節々から伝わる、「もう思い人にはもう会えないのだろう」という寂しさ。
MVも相俟って、ただ恋人関係の解消というよりは死別を思い浮かべてしまう。
歌詞自体は実はすごく短い。
でもそこに詰められた思いがその表現力によって非常に奥深いストーリー性を感じさせる。

なぜ「刺繍」なのか。
多分それは刺繍というのはそこに想いを込めながら作り上げるものだからなんだと思う。
歌詞にも「この身体にしるしを刺して」とあるが、それほどまでに思いが強いのだ。それを表現することにおいて「刺繍」というのはあぁ非常に奥ゆかしいなと感じる。
刺繍にどれほどの思いが込められるものなのかは「千人針」を想像してみるのが良いのかもしれない。戦争に向かう若人たちに向けて、「どうか無事であって欲しい。頼むから生きて帰ってください。」と。

民俗学ないし文化人類学、宗教学的には、多数の人の祈願によって目的を達成させる合力祈願(ごうりききがん)の一種と説明される。類似の祈願である千人力の寄せ書きも同じく合力祈願の性質を有する。千人針については、特に女性の力(妹の力)を集めることに強い意味があったとの理解もある[5]。
また、布や糸、赤い色が持つと考えられた呪術的な力への期待もあったのではないかと言われる(赤#宗教・民俗などに関する赤を参照 )。千本の布製の幟を神社に奉納する「千本幟」と呼ばれる祈念との関連性を指摘する見解もある[6]。
Wikipedia - 千人針 より引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E4%BA%BA%E9%87%9D


伝われ!この魅力!


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