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125ccのバイクで日本一周【61日目】 長野県松本市〜岐阜県高山市
昨日泊まった宿は松本城から近いので、朝飯食ったら徒歩で城見学だ。
みんな大好き国宝天守5城の中でも、トップを争う人気の城だけあって滅茶苦茶混雑するのを覚悟して乗り込んだが、張り切り過ぎた俺はダントツで一番乗りしてしまった。ちょっと恥ずかしい。
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やはり松本城はアルプスとセットがよろしいな。前回来た時より見事に見えるのは、天気のせいか、それとも空いているせいか。こんなにゆっくりと眺められたことは無かったので感激ひとしおだ。
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外からたっぷりと天守を眺めたあとは、もちろん天守内へ。人が少ないのでゆっくりと見学出来る。本当アリガタイ。月見櫓内もじっくり見学出来た。残念ながら今回は乾小天守は入れなかったが。
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松本城は天守内の展示物も観ていて楽しい。たっぷりと時間をかけて見学させてもらいました。正直、個人的にはそれほど大好きな城ではなかったのだが、いやいや、今回で考えを改めましたね。
やはり、松本城はイカす。
ワタクシ大満足の大満福でした。やはり城見学は朝一に限りますね。はい。
で、その後一度宿に戻り荷造りしてから再出発します。実はこの日は大忙しなのです。なぜなら、この後あの「黒部ダム」に向かうからです。ええ、あの有名な「くろよん」ですよ。天気が良いのでノリで決めましたよ。
城からダム。 良いねえ。
烏城からクロヨン。 最高だねえ。
中々のコンボですよ、まさに一人旅ならではのヤンチャな工程ですな。実にご機嫌だ。
今回は長野県側からのルートになるので、起点「扇沢駅」へ行きますよ。
天気も良いし景色も良いので最高だ。美しい山々がドンドン近づいて来るのは、なかなかのツーリング冥利。あの向こうに「黒部ダム」があるのか。テンションが上がりまくります。初黒部ですから。
しかしアレだね、信州はバイカーが多いな。やたらに多い。お国柄か? そういやバイクショップも多い気がするな。
松本を出ておよそ2時間くらいで「扇沢駅」に到着。ここにバイクを停め、電気バスに乗り換えおよそ15分。遂に日本一の高さを誇る「くろよん」のお目見えでございます。
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いやあ、もうビックリで声も出ないな。凄いとしか言いようがないぞ。なんだコレ。
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凄い、スゴイ、すごい、スゴイゾ「くろよん」。想像以上の迫力だ。これにはマイッタ。どなた様も是非一度ご覧あれだ。よくまあ、こんなものをこんな場所に造ったものだ。大自然の中にぶち込むドでかい人工建造物。そのギャップから生み出される存在感とビジュアルは、芸術にすら見える。ああ、人間って凄いな。感激だ。
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このダムは見どころ満載であっちこっち歩けるのだが、どこもかしこも絶景でクラクラする。しかし残念ながら今回は観光放水は無かった。これは残念だ。いやあ観たかった。観たかったぞ。また来ますよ。次回は富山側から来ますよ。
新展望広場特設会場内で色々見学させてもらい、レストハウスでカレーを食ったらまたバスに乗って「扇沢駅」へ戻る。いやあ、今日はなんだか朝から興奮しっぱなしで疲れましたよ。早めに宿に向かいゆっくりしましょう。
と思った時、本日の宿を決めて無かったことに気づく。おっと大変うっかりしていた。しっかりしろ俺。
ヤバいヤバいと慌てて探すが、近くでは全然見つからず、最後の最後でなんとか予約が取れたのがなんと飛騨高山の温泉宿。長野方面で探せば他にもあったかもしれないが、苦手なんですよ戻るの。少しでも前に進みたいのですよ。そしてコレが大誤算。
アルプスを南下しぐるっと周り、険しい山間の道を走り続けること3時間半。ひたすたひたすら走り続ける。いやいやこれにはマイッた。何がキツいってやはり山道を堪えるのですよ125cc。そして、そんなにノンビリと走れる環境では無かったのですよ。なんとか宿に着いた時はもうボロボロで、崩れ落ちるように就寝しました。
少々、ヤンチャなコンボを決め過ぎましたかね。
はい、連泊決定です。
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