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125ccのバイクで日本一周【111日目】 愛媛県西条市〜愛媛県今治市

さあ行くぜ、お遍路最終日です。今日で全部廻り終えますよ。焦らず安全運転で行きますよ。今日も良い天気でアリガタいですよ。水分補給は忘れるな俺。

第六十四番 前神寺
緑豊かでおごそこかな境内かと思いきや、本堂がホワイトベースで思わずビックリ。まさに木馬だぜ、やるなぁ88、最後まで盛りだくさんだぜ。修行大師石の表情が素敵だ。


第六十三番 吉祥寺
いたってシンプル境内です。ただ、くぐり吉祥天女というレアな石像がおわします。勿論潜るべきです。


第六十二番 宝寿寺
シンプルでフラットでコンパクトな境内です。ナイスな表情の十一面観世音菩薩像がとてもキュート過ぎて思わず二度見した。


第六十一番 香園寺
此処へ来てまたもや想像を超える建物が現れましたよ。まるで美術館か博物館か。まさかコレが本堂だと思わなかったもので、駐車場着いてからずっとウロウロ探しちまいましたよ。やるなぁ遍路、南無大師遍照金剛。


第六十番 横峰寺
こちらも皆さんご存知の遍路転がしの一つ。いやいや凄いよ、だってウッカり少しでも道から外れようもんなら確実に転げ落ちますもの。まあ普通に走っていれば大丈夫だと思うが、こちとら原チャリで最大荷重。砂利の坂道は本当に怖いのです。正直、境内は覚えてないです。


第五十九番 国分寺
のどがな場所に建つのどかな雰囲気の境内です。握手修行大師像がキュートです。ここいらは石像アピールが多いね、流行りなのでしょうか。


第五十八番 仙遊寺
こちらもひたすら登りました。が、道は舗装されているので安心です。登った先にはやたら素敵な温泉付きの宿坊がございます。羨ましい限りです。お参り終えて駐車場に戻ったら、相棒がポツンとこっち向いて待ってました。愛い奴です。


第五十七番 栄福寺

小さいながらも立派な本堂。看板が可愛く頑張ってるのが印象的だ。此方も宿坊があるようですね。カジュアルな雰囲気も良かった。


第五十六番 泰山寺
立派な石垣の上に建つお寺で、階段を登るとまず宿坊。お洒落な感じの宿坊です。洒落坊です。本気で泊まってみたいです。


第五十五番 南光坊
四国霊場のうち「坊」がつく寺院は此方のみだそうで。今治市の中心近くだと思うが、お隣にも別宮大山祇神社があり、なんとも厳かな空間です。


第五十四番 延命寺

いよいよ最後のお寺になります延命寺。全体的に落ち着いた境内だが、山門は明治初期に今治城取り壊しの際に譲り受けたそうな。そんな事もあるんだな、とても面白い。


いやいやいやいや、なんとか四国八十八箇所霊場巡り、無事終了結願と相成りました。アリガトウゴザイマス。有難う御座います。南無大師遍照金剛。

なんだかもう既にアレもコレも昔の事のように思えますね。勿論、最後には高野山奥の院にご挨拶に行かねばならんが、気持ち的にはもうお腹いっぱいです。寺見過ぎ俺。

やはり、歩き遍路の方達のあの苦痛の表情を見ると、自分はまだまだ甘いとは思いますが、車遍路の方達のあの楽しそうな表情を見ると、自分も少しは頑張ったのかなと思ったり思わなかったり。

まあ、そういう事言ってる時点で駄目なのでしょうが。

さて、それでは本日最後に俺ご褒美だ。城見学に行きますよ。向かうは日本三大水城が一「今治城」別名「吹揚城」だ。いやあ、こちらは実は個人的にかなり楽しみしていた城なので、あえて四国に入ってから後回しにしてました。


再建された天守については、明確な資料が少ないため史実に基づかないなど色々あるようだが、この瀬戸内を眺める景色はどうにもこうにも美し過ぎるので、それだけでも良しであります。素晴らしい。

しかし、堀に海水を入れて城内に港を造っちゃうとことか本当に面白いよな。しかも堀なのに塩の満ち引きで深さが変わっちゃうところとかご機嫌過ぎる。発想力、想像力、実行力、ナイスニッポン人。ナイス高虎。


しかしアレだ。此処へ来て改めて気づいたね。やはり俺は瀬戸内が好きなんだな。海を見ているだけでいくらでも酒が呑めるよ。本当感謝です。

さて、とりあえず四国は色んな意味で満喫させていただきました。今度はゆっくり来たいですね。この後は本州に戻り東へ東へと向かう事となります。

そろそろゴールが見えて来ましたよ俺。


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