書けなくなったからnoteを始めてみた
お話が書けなくなってしまった。
私にとってお話を書くというのは「想像力」と「創造力を」使った魔法みたいなものだ。
想像力が枯れることはあまりない。
想像力というか妄想力は強い方だと思う。
ただ、今は創造力が枯渇してしまっている。
お話を書く上での創造力とは、文章をつくったり、物語のカケラを組み合わせたり、言葉を研ぎ澄まして、伝わりやすくて美しい文章にして、お話を形にすることだ。
その力が弱くなっていて書けない。
平日はOLに擬態しているけれど、仕事のメールでさえイマイチだ。
頭の中やノートの殴り書きの「ストーリー」や「シーン」や「セリフ」を組み合わせて物語に仕上げる作業が1番エネルギーを使う。
スラスラかける時は本当に魔法にかかったみたいだ。
私は歌を歌ったり、お芝居したり、朗読したりする。
当然、(歌手として上手く)歌えない、(役者や朗読家として)しゃべれない、というのを経験したことがあるが、「書けない」は最も死に近いと思う。
私は小学校の時に『魔女の宅急便』を映画館で観て、それ以降人生のバイブルとしている。
小学生の時は魔女になるために竹ぼうきに跨って空を飛ぶ修行をしていた。
魔女の血は流れていないので飛べなかったけれど。
話を戻すと、飛べなくなったキキが画家のウルスラに「ら描けなくなった時どうするのか」尋ねるシーンがある。
ウルスラは「描いて描いて描きまくる」と答える。
私もその言葉に従って即興小説を毎日書くということをしばらく続けた。
でも、書く魔法の力は戻ってこなかった。
キキは「それでも描けなかったらどうするのか」と尋る。
ウルスラは「「描くのをやめる。散歩したり景色を見たり、昼寝したり何もしない。そのうちに急に描きたくなるんだよ」と答える。
私は今、書くことをやめている。
散歩したり、景色を見たり、休みの日は昼過ぎまで寝てみたり。
好きな音楽を聴いて、テレビ見て、ゲームして、編み物して、ダラダラして。
いつか書きたくなるのかな。
また書けるようになるのかな。
ここまで書いたようなことをどこかに書きたくて。
でも、Twitterだと文字数が足りないし、アメブロも開店休業状態。
どこにしようかと探しているうちにnoteにたどり着きました。
また物語が書けるかはわからないけど、少しずつnoteになにか書いていこうと思います。
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