読了:ノンデザイナーズ・デザインブック第4版
2018年4月1日
「Webデザインよーわからん」と本を探してみると、
必ず「必読書」と挙げられる本書を私も手にとって読んでみました。
はい
何をか言わんやWebデザイナーやWebフロントエンドというわけですね。
Yes!そういう本を求めていた!
目次
はじめに ──Is this book for you?
Part1:Design Principles[デザインの原則]
Chapter 1 イントロダクション
Chapter 2 近接
Chapter 3 整列
Chapter 4 反復
Chapter 5 コントラスト
Chapter 6 4つのデザイン原則の復習
Chapter 7 カラーを使ったデザイン
Chapter 8 おまけのチップス&トリック
日本語版補足:日本語によるデザインサンプル(解説:小原 司)
日本語で見る4つの基本原則
日本語によるデザインサンプルのまとめ
Part2:Designing With Type[活字でデザインする]
Chapter 9 欧文タイポグラフィの基本
Chapter 10 活字(と人生)
Chapter 11 活字のカテゴリー
Chapter 12 活字のコントラスト
日本語版補足:和文のための補足(解説:米谷 テツヤ)
Chapter 13 参考になりましたか?
Chapter 14 解答と回答例
Chapter 15 この本で使った書体
Appendix
この本は、解説に使われているデザインは基本「英文の印刷物」です。
英文がどういう意味なのか訳すのが億劫で全体を画として捉えてましたけど、
それでもハッとするデザインの効果、ヤバいですね。
それらについて一つ一つ丁寧に解説してくれるし、その効果と導き方がしっかりわかってよかったです。
考え方を身につければふわっとしていたデザインの方法論が出来上がるし、人に説明する時にも自信がつきそう。
Little Quizが随所に散りばめられて、これらをこなせば血肉になりそうです。
はい、これからやります……。
(まだ答え合わせしてなかったり、挑戦してなかったり)
ちょっと物足りなさはあるものの、和文での補足もちゃんとあります。
日本語だとこうなるんだな、という感じでなるほどって感じでした。(版によってはないものもあるみたい?)
欧文タイポグラフィの周りはしっかり解説してくれているのですが、
「で、日本語フォントだとどないしたらええのん?」ってなるのがちょっと悲しい。(ないわけではないです。)
このあたりはちょっと物足りなさがあるのでもうちょっとなんとかならないかな。
そもそもWebに限って言えば日本語Webフォントがめちゃくちゃ使いにくいので、うーん。
この和文補足の中ではWebではどうか?についてちょっとだけ触れています。
本当にこの辺りはちょっとだけなので、Webに特化したデザインの仕方は別途学ぶ必要がありそうでした。
ともあれ結論としては、やはり一読の価値ありです。
あらゆるページの見方をちょっと意識するだけで変えられるようにできます。
余談ですが、読んでて出版業界用語?っぽいのがちらほらでてきます
そのあたりのミニ用語解説がAppendix 253ページ目にでてくるのでこちらを先に目を透しておくといい感じです。
そこに書いてないものとして気になったのは下記あたりです
オーナメント – 文中では飾り罫のこと
約物 – 、。!?()「」 とかとか
パーレン – () 丸括弧のこと。ちなみに [] がブラケットで {} がブレース
わかんなくて調べちゃいました。ノンブル(本文の外にあるページ番号とか)あたりはギリギリわかるし、インデント(段落の書き出し位置)はプログラマなんですぐわかるんですけどね。
驚いたこと
先頭段落は、小見出し直後の段落でも字下げを行わない。字下げを行うか、段落に空白を開けるかのどちらか一方しか使わない
日本語の行間は英語の行間より広くとらないといけない。bootstrapデフォルトは英語基準なので日本語では読み辛い狭さなので注意
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