読了:プログラマが知るべき97のこと


2019年3月5日

書斎の本棚に入ってたので読んでみました。
余談ですが、邦題だと「プログラマが知るべき97のこと」ですが、
原題だと「97 Things Every Programmer Should Know」なので、すべてのプログラマが知るべきことなんですね。



目次は長すぎるしネタバレ感あるので省略。

序文にもあるとおり、それぞれの話同士は矛盾があったりもするし、
好き嫌いはあるものの、どれも示唆的でいい話ですね。

自分が気に入ったもの3つくらいピックアップして感想を書こうと思ったのですが
それもとても難しいぐらいどれもいい話です。

しいていうなら宮川達彦さんの「ルーチンワークをフローのきっかけに」の話とか好きです。
仕事ではできているので自分を後押ししてくれてるようでちょっとうれしい的な意味でもあるし、
Rebuild.fmのリスナーで、「おっ、知ってる人だ」というミーハー心からでもあるのですが……

家ではなかなかフロー状態に入れないので、その辺りを改善するヒントになるかもなと思っています。

他には「コメントについてのコメント」
「コードに書けないことのみをコメントする」あたりのコメントに関する話や、「未来へのメッセージ」などの
『そのコードを読む誰か』を意識してコードを書こうというのは最近身につまされます。

いかんせん、そのコンテキストが自分には分かってしまうので、
他人にとって分かりやすいか?分かりにくいか?を判別し辛いのです。
それでも意識していくべきところですし、レビューの際にも気をつけたいですね。

最後に、「顧客の言葉はそのまま受け取らない」
一旦言い換えて認識に齟齬がないか確認するというのは、これから折衝のときに役に立つテクニックとなりそうです。

おっと、書き出す前は何について書こうかずいぶんと悩んだのですが、
いざ書き始めて見るとなかなか筆が乗った感がありますね。

他にも色々な話があって、果たして身になったのかどうか、
私にもいまいちわからないのですが、折に触れて思い出せればいいなと思います。
きっとそれが血肉になっているっていうことですよね。

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