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1章 大陸を横断 -砂漠の町ツーソンへ

1-1 出発

 ゴールデンウィークの後半5月3日、航空券が安くなる時期を待って日本を発つ。
 飛行機の出発時間は16:55、ネコの検疫の予約は13時半なので、12時頃成田空港に着いてロビーでお昼を食べながら時間待ち。
 第1ターミナルの動物検疫所の検査室は、中央棟2階にあるが、中央のエレベーター横にある職員専用ドアは施錠されているので、ドアの前で動物検疫所へ電話をして、職員にドアを開けてもらう。
 まだチェックイン前なので大きな荷物を積んだカートと共に廊下を進み、検査室へ行く。持参した書類のコピーを取って、書類にサインをした後、獣医さんのチェック。マイクロチップをチェックして脇の下あたりのリンパを触診。心臓が速いという。それはまあ緊張するだろうなあ。その場で獣医さんは必要な事項を書き込んでくれて、「犬(猫)の輸出検疫証明書」が原本とコピーの2枚発行される。検疫済みの緑色のタグをバッグに付けて終了。15分ほどですべての手続きが終わった。

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 その後ユナイテッド航空のカウンターでチェックインして荷物を預ける。ネコは機内持ち込み。3人並んだ席だと猫連れでは使いづらいので、いちばん後ろの2人掛け席を予約してある。ネコは前席の座席の下だ。その座席の下に押し込むことができるように、布製で多少は変形するバッグを入手して、ミニボンにはそこに入ってもらう。乗務員さんが、床は寒いからとバッグの下に毛布を敷いてくれた。

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 16時55分離陸。飛行中一度、トイレにバッグを持ち込んで上のファスナーを開けて様子を見る。ミニボンは顔を出してキョロキョロしていた。水を飲むかと聞いたらいらないとのことだった。