お礼 m(_ _)m

昨日の夕方に、本当にひとりごとのようにつぶやいた、「人物マップのしおりをネットプリントにあげようか…」というツイッターに数百人の人が数時間のうちに反応してくれました。その反応に驚きで、それならと、ほぼ徹夜に近い感じで、人様になんとか見てもらえる体にして、ネットプリントやPDFで上げたツイッターも、もう3000人近くの人にいいねや色んなコメントいただいて本当に感謝です。

一番の感謝はこの作品を生んでくださった小野不由美先生で、私は一人でも多くの人に自分と同じように十二国記を楽しく読んでもらいたい…!という気持ちで人物マップもほぼ自己満足に近い形で作っていました。

おこがましいかもしれませんが、十二国記の小説を高校一年生の時に同級生の子に勧めて読ませてもらってから、この小説が自分の人生の中で指針となるもののひとつになっていました。

生活や人生の色んな時に、十二国の色んなキャラクターの色んなことばに助けられたり、考えさせられたり…。例えば、砥尚の「責難は成事にあらず」は、戒めになったり、梨耀や黄姑の「同じ言葉を喋っていても、言葉が通じるとは限らない」だったり、「なまじ言葉が通じれば、分かり合えないとき、いっそう虚しい」は共感することがあったりで、ふとした時に自分自身の中の声となる事が多かったです。

そんな作品だからこそ、私のような一個人が作成したまとめのようなものを、ネットプリントに上げるのもちょっと抵抗がありました。というのも、勿論、私自身は営利目的では行っていませんが、ネットプリントのサービスの利益に加担しているようで、私個人としては、その利益でさえ本来なら小野先生に行くべきだと考えていたからです。

ですが、色んな人に利用していただいて一緒に十二国記の新刊『白銀の墟 玄の月』を楽しむ一助としてくれているのは本当に感謝です。ありがとうございます。

奇特な方の意見の中には、もっとお金を取っても…というのもあったのですが、それは小野先生の労力と時間から生み出された十二国記の持つ、作品の力が私を動かしただけで、私が受け取ってはいけないと思っています。

ただ、それでちょっと思ったのが、この新刊のまとめをもうちょっとちゃんとした形にして、販売というよりは、できた冊子みたいなのを「原価+α」をクラウドファンディングみたいにして、その収益を、十二国記の本を更に買って、中学校なんかに寄付できたら小野先生にもつながるし、もっと若い世代の人たちにも読んでもらえる機会が増えるなぁ…と思ったりしました。

十二国記は広い世代の人に読まれていて、いつ読み始めても勿論問題はないのですが、自分がそうであったように、主観ですが、若い時に読む方がその後で十二国記から受ける影響がいい意味で大きいのではないかと思うのです…。

賛同してくれる方がいたらやってみたいなぁ…なんて思うのですが、逆に小野先生の意に反することになったりするのかな…とも思ったり…。

ともかくも、皆様感謝です。

今日は寝不足で、しおりの修正できそうにないですが、表紙のズレは気になるところなので、少しずつしていきたいな…と思います。ここまで読んでくださってありがとうございます。


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