ミルクボーイで学ぶコンクリート

ツッコミ「どうもーどうも セメントミルクボーイですー」
ボケ＆ツッコミ「お願いしますー　ありがとうございますー」
ツッコミ「あーありがとうございますー　ねっ　今セメント袋40 kgをいただきましたけどもね」
ボケ＆ツッコミ「ありがとうございますー」
ツッコミ「こんなん　なんぼあっても良いですからね」
ボケ「一番良いですからね」
ツッコミ「ねー有り難いですよ　ほんとにね」
ボケ「ポッケに入れておきましょう」
ツッコミ「ゆーとりますけどもね」
ボケ「いきなりですけどね」
ツッコミ「はいはいはい」
ボケ「うちの教授がね」
ツッコミ「ほー」
ボケ「好きな建設資材があるらしいんやけど」
ツッコミ「あっ　そーなんや」
ボケ「その名前をちょっと忘れたらしくてね」
ツッコミ「ほー 教授が名前忘れてもうて　どうなってんねんそれ」
ボケ「で、まあ色々聞くんやけどな」
ツッコミ「おー」
ボケ「全然分からへんねんな」
ツッコミ「分からへんの？」
ボケ「おー」
ツッコミ「いや、ほな俺がね、教授の好きな建設資材」
ツッコミ「ちょっと一緒に考えてあげるから」
ボケ「おー」
ツッコミ「どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ」
ボケ「あのー灰色で無機質な感じがして」
ツッコミ「ほーほーほーほー」
ボケ「で、型枠とかに詰めて使うて言うねんな」
ツッコミ「おー、コンクリートやないかい。その特徴はもう完全にコンクリートやがな」
ボケ「コンクリートなぁ」
ツッコミ「すぐ分かったやん　こんなんもー」
ボケ「でもこれちょっと分からへんのやな」
ツッコミ「何が分からへんのよー」
ボケ「いや俺もコンクリートと思うてんけどな」
ツッコミ「いやそうやろ？」
ボケ「教授が言うには、死んだ後のお墓にはこれ使ってくれって言うねんな」
ツッコミ「あー　ほなコンクリートと違うかぁ」
ボケ「あー」
ツッコミ「お墓の材料がコンクリートでええ訳ないもんね」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「コンクリートはね、価格が安くて大量に利用することができる建設資材だから使われんのよあれ」
ボケ「そやねんな」
ツッコミ「そんなこと言うのは、吉田徳次郎先生ぐらいや。」
ボケ「あー」
ツッコミ「コンクリート側もね　お墓の材料に任命されたら荷が重いよあれ」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「コンクリートってそういうもんやから、ほなコンクリートちゃうがなこれ」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「あれほなもう一度詳しく教えてくれる？」
ボケ「なんであんなに鉄筋と相性が良いか分からんらしいねん」
ツッコミ「コンクリートやないかい。互いの弱点をカバーしあってるんやからあれ」
ボケ「おー」
ツッコミ「でも俺はね　あれは自然界の材料に両方近いものだからこそ発見されたと睨んでんのよ」
ボケ「おー」
ツッコミ「俺の目は騙されへんよ　俺騙したら大したもんや」
ボケ「まあねー」
ツッコミ「ほんで、あれよー見たらね、引張を受ける方に鉄筋を配置してるのがミソやねん」
ボケ「おー」
ツッコミ「俺は何でもお見通しやねんから」
ボケ「ほーなー」
ツッコミ「コンクリートやそんなもんは」
ボケ「分からへんねんでも」
ツッコミ「何が分からへんのこれで」
ボケ「俺もコンクリートと思うてんけどな」
ツッコミ「そうやろ」
ボケ「教授が言うには」
ツッコミ「ほー」
ボケ「飲みの話題で出てきても全然良いって言うねんな」
ツッコミ「ほなコンクリートちゃうやないかい」
ボケ「おー」
ツッコミ「飲みでコンクリートの話題出てきたら、金払わず帰るもんね」
ボケ「はいはい　おー」
ツッコミ「コンクリートはね、まだ専門知識もってるから興味持たれるんやで」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「な？　それ喋ってるうちにだんだん周りがシラケてくるから、最後ちょっとだけ教授の語尾弱なるねんあれ」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「そういうロジックやからあれ」
ボケ「そやねんな」
ツッコミ「コンクリートちゃうがな」
ボケ「おー」
ツッコミ「ほな　もうちょっとなんか言ってなかった？」
ボケ「講義の時」
ツッコミ「ほー」
ボケ「何故か、みんなからうざがられたらしいねん」
ツッコミ「コンクリートやないかい。コンクリート構造学と土質力学と水理学はめんどくさい講義やから」
ボケ「おー」
ツッコミ「あと構造力学もうざがられましたよ」
ボケ「おー」
ツッコミ「コンクリートよ、そんなもん」
ボケ「分からへねんだから」
ツッコミ「なんで分からへんのこれで」
ボケ「俺もコンクリートと思うてんけどな」
ツッコミ「そうやろ」
ボケ「教授が言うには」
ツッコミ「ほー」
ボケ「女子学生が打設のときに積極的に参加するっていうねん」
ツッコミ「ほなコンクリートちゃうやないかい」
ボケ「おー」
ツッコミ「女子学生の脳内に打設に積極的に参加なんか出ぇへんのよ」
ボケ「せやねん」
ツッコミ「コンクリートはね、力を持て余した野郎どもが楽して卒論に必要な結果を満たしたいという煩悩の塊やねん」
ボケ「せやねんせやねん」
ツッコミ「あれみんな煩悩にAE剤混ぜとんねんあれ」
ボケ「せやねん　せやねん」
ツッコミ「コンクリートちゃうがな。ほな、もうちょっとなんかゆうてなかったか？」
ボケ「黒部ダムとかの」
ツッコミ「ほー」
ボケ「材料として大量に使われてるらしいで」
ツッコミ「コンクリートやないかい　あれ法律スレスレぐらい作ってるとき大変やったんやから」
ボケ「ほー」
ツッコミ「な？　工期がもう1 年増えそうもんなら　俺は動いたよほんま」
ボケ「ほー」
ツッコミ「コンクリートや絶対」
ボケ「分からへねんでも」
ツッコミ「なんで分からへんのこれで」
ボケ「俺もコンクリートと思うてんけどな」
ツッコミ「そうやて」
ボケ「教授が言うには」
ツッコミ「ほー」
ボケ「マイホームでいうたら温かみがあるんやっていうねん」
ツッコミ「ほなコンクリートちゃうやないかい」
ボケ「ほー」
ツッコミ「家の種類とか全く分からんけど、温かみだけではないねんあれ」
ボケ「おー」
ツッコミ「な？　コンクリート打ちっぱなしの家で一家団欒は絶対に起こらんねん」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ほなコンクリートちゃうやないかい」
ボケ「おー」
ツッコミ「ほなもうちょっとなんかゆうてなかった？」
ボケ「建物を利用している時に」
ツッコミ「ほー」
ボケ「誰に感謝してええか分からんらしいねん」
ツッコミ「コンクリートやないかい」
ボケ「ほー」
ツッコミ「コンクリート構造物は生産者さんの顔が浮かばへんのよ」
ボケ「おー」
ツッコミ「ね？　浮かんでくるのは腕組んでる職人の顔だけやねん」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ヘルメットの職人の顔だけ、コンクリートに決まりそんなん」
ボケ「でも分かれへんねん」
ツッコミ「分からへんことない　教授の好きな建設資材はコンクリート　もぉ」
ボケ「でも教授が言うには」
ツッコミ「ほー」
ボケ「コンクリートではないって言うねん」
ツッコミ「ほなコンクリートちゃうやないかい」
ボケ「おー」
ツッコミ「教授がコンクリートではないと言うんやから　コンクリートちゃうがな」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「先ゆえよ」
ボケ「おー」
ツッコミ「俺が職人のマネしてる時どう思っててんお前」
ボケ「申し訳ないよだから」
ツッコミ「ホンマに分からへんがなこれ」
ボケ「おー」
ツッコミ「どうなってんねんもう」
ボケ「んでポスドクが言うにはな」
ツッコミ「ポスドク？」
ボケ「藁ちゃうか？って言うねん」
ツッコミ「いや絶対ちゃうやろ　もうええわー」
ボケ＆ツッコミ「ありがとうございましたー」

ポイント
・コンクリートは建設資材の一つ
・昔はセメント一袋40 kg（今は25 ㎏）
・吉田徳次郎先生はコンクリート界の重鎮
・黒部ダムの施工は大変（参考図書　高熱隧道）

一番のポイントは理系修士は闇（病み）ってことかな

おしまい